「プロジェクト TL(Project TL)」は、韓国のNCSOFTが運営を手がけ、2019年のクローズドβ版配信を目指して現在鋭意開発が進められている大人気MMORPG「リネージュ」シリーズ最新作にして最強のグラフィックを持つファン待望の「次世代のためのリネージュ」!
ゲームエンジン「Unreal Engine 4」が生み出す最新ゲームに相応しいリアルなグラフィック描写が大きな特徴!従来の「リネージュ」が持っていたMMORPGらしい楽しさが全てアップデートした状態で提供されるため、シリーズファンの人にオススメ!
「Unreal Engine 4」で圧倒的な描写を実現!
「プロジェクト TL(Project TL)」は韓国最大のゲームショウ「G-Star 2011(2011年開催)」にてその存在が発表された最新作「リネージュ・エターナル(Lineage Eternal)」を全面的に再開発した新作ゲーム!その中で最も特徴的なのはゲームエンジンを「Unreal Engine 4」に刷新したことだ!
▼2017年11月に一般公開されたトレイラー映像の1コマ。被写体深度を活かした圧倒的リアルな感触を持つ描画生成は「Unreal Engine 4」の得意分野。どこまでも続く広大なフィールドは的確に描き出されており、ユーザーをゲーム世界に没入させる最大限の効果を持っていることが窺える。
驚異のゲームエンジン「Unreal Engine 4」
「Unreal Engine 4」といえば今や「リアルな3Dグラフィック」描画製作ツールの代名詞にまで上り詰めた世界最強の3Dグラフィック開発ツール。その活躍分野はゲームだけに止まらず、3Dアニメーションムービーや訓練用シミュレーションの世界構築、ビジュアライゼーションまで多岐に渡る。
「Unreal Engine 4」は12以上のミドルウェアテクノロジーを統合しているため開発をスムーズに行える点が特徴。さらに高度なAIキャラクター制御は自然なゲーム世界の構築に大きく貢献してくれる。勿論最新技術で実現する豪華なエフェクト類や目を見張る圧倒的なグラフィック描画も大きな魅力だ。
▼2017年11月に一般公開されたトレイラー映像からの画像。オブジェクトに光が当たる部分とそうでない部分が瞬時に計算され、現実世界と同様に地面へ綺麗な「影」が落ちるのも「Unreal Engine 4」の特徴。太陽光の反射具合も実に素晴らしく、遠くが霞んで見えるという「空気感」も凄い。
▼超巨大なモンスターに挑む主人公キャラクターたち。モンスターの皮膚の質感やプレイヤーキャラクターが身に付けている鎧の質感がきちんと描き分けられている点に注目。光源が物質に反射する「度合い」を的確かつ瞬間的に算出する能力を持つ「Unreal Engine 4」の絶大な威力が分かるショットだ。
新たな「リネージュ」の世界はとにかく圧倒的。膨大な情報量を全てレンダリングしてしまう「Unreal Engine 4」の底知れない実力にも改めて感心してしまう。トレイラー映像はゲーム内の映像とは異なる部分があるためその辺りは差し引いて考える必要があるが、それでも開発側の自信が窺える映像だ。
「プロジェクト TL(Project TL)」は、「Unreal Engine 4」が生み出す圧倒的なグラフィックが好きな人にオススメの新作ファンタジーMMORPGだ!
「次世代のためのリネージュ」を目指して
開発スタート当初は同時期に主流だった「Unreal Engine 3」を採用していた「リネージュ・エターナル(Lineage Eternal)」だが、大幅な描画能力向上を実現した現時点での最新バージョン「Unreal Engine 4」へ乗り換えることを決断し、プロジェクトは事実上の「再開発」となった。
2014年には「G-Star 2014」に一部の機能を制限したプレイアブルバージョンが出展され、2015年には韓国国内で小規模なフォーカスグループテストを実施。全てが順調に進んでいるように見えた矢先の「リネージュ・エターナル(Lineage Eternal)再開発」宣言に驚いたファンも多かったはずだ。
なぜ再開発に踏み切ったかについては具体的な説明がないので不明だが、一部ではβ版をプレイしたユーザーからの評判が芳しくなかったからではないかという話も出ている。どれも推測の域を出ていない話ではあるが、昨今の韓国MMOゲーム事情を鑑みるといくらか納得できる部分もある。
韓国は世界屈指のMMOタイトル激戦区。日本に数々のオンラインゲーム作品を提供しているNEXONや「黒い砂漠」で有名なPearl Abyss、「PUBG」の世界的ヒットで知られ、現在「Ascent: Infinite Realms」を鋭意開発中のBlueholeなどのライバル企業たちが互いにしのぎを削っている状況だ。
▲2016年には主要キャラクターまで出揃っていた「リネージュ・エターナル(Lineage Eternal)」。ここから急転直下「再開発」宣言が飛び出して全てがリセットされた。
激戦区ゆえに韓国のユーザーはMMOタイトルを見る目が肥えており、半端なゲームは配信後に下降線を辿る傾向がある。グラフィック描画のテクノロジーが飛躍的に進化した現在、多くのユーザーが新作MMOタイトルに期待しているのはゴージャスな描画を持つ「次世代のMMO」なのだ。
1998年に発表されて20年間近くユーザーに愛され続けている初代「リネージュ」も発表当時はPCへの要求スペックが高かった作品。その後2004年に発表されたシリーズ2作目の「リネージュⅡ」も「Unreal Engine 3」を独自に拡張することでグラフィックを向上させてきた経緯を持っている。
▲完成まであと一歩のところまで迫っていた「リネージュ・エターナル(Lineage Eternal)」。これはこれで悪くないグラフィックだが、NCSOFTはそれを良しとはしなかった。
「Unreal Engine 3」で開発を進めていた「リネージュ・エターナル(Lineage Eternal)」のグラフィックは恐らくユーザーには目新しく映らなかったのだろう。そしてNCSOFTも「リネージュ・エターナル(Lineage Eternal)」は「次世代のMMOにはならない」と感じたに違いない。
「次世代のMMO」が求められる状況、そして「リネージュ」シリーズファンがこれまで味わってきた秀逸なグラフィックを遥かに超える魅力的な新作MMORPG。NCSOFTが抱く情熱と飽くなき向上心は最強ゲームエンジン「Unreal Engine 4」への乗り換えによって実現することになる!
「プロジェクト TL(Project TL)」は、次世代のMMORPGをプレイしたい人にオススメの新作ファンタジーMMORPGだ!
今後の情報に大いに期待しよう!
「リネージュ・エターナル(Lineage Eternal)」の開発チームを入れ替え、完全新規のゲーム作品として再開発のスタートを切った「プロジェクト TL(Project TL)」は、今後の展開が最も楽しみなMMORPG!
現時点でNCSOFTが明かしているゲームシステムは現実的な物理演算、動的な天候変化要素、「リネージュ・エターナル(Lineage Eternal)」で採用していた「マルチキャラクターシステム」を廃止して一般的なシングルアバターのMMORPGに変えるという僅かな情報のみだ。
ただし「リネージュ」シリーズの持ち味であった攻城戦や細かい成長システム、ギルドなどの要素は健在。実際トレイラー映像でも大人数が入り乱れて戦う攻城戦の様子がハイクオリティな描画で再現されている。シリーズファンの期待は裏切らない作品に仕上がるはずだ。
異なるキャラクターをスイッチして操作する方式がテスト段階で不評だったという話も出ているが、MMORPGらしい標準的なゲームシステムに差し戻し、その上で現代最高峰のグラフィックを実現するとなれば今後の展開を期待するユーザーもかなり出てくることになるだろう。
次世代のMMORPGを目指してNCSOFTが大英断を下した再開発作品「プロジェクト TL(Project TL)」の今後に大いに注目しよう!
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