「ネバー ブレイクアップ(Never Breakup)」は、2018/08/15よりSteamでリリースした3D世界のギミックをクリアしていくアクションパズルゲームだ!
3D空間に置かれた宙に浮くプラットフォームや回転板などの障害物を突破し、パズルを解き、ゴール目指して進んでいく。
最大の特徴はプレイヤーキャラクターどうしがロープでつながれていること。
ある一定の距離以上にキャラクタどうしが離れることは基本的に不可能。
これにより離れたプラットフォームに飛び移る際は息を合わせる必要があったり、片方が動く壁に押されると、もう片方も引っ張られて勝手に動いてしまうなど、プレイヤーはキャラクターの予期せぬ動きに戸惑うことになる。
そのためクリアするには相方となるプレイヤーの協力が欠かせない二人三脚なゲームだ。
誰かと協力してギミックをクリアしていく爽快感や達成感のあるおすすめの新作アクションパズルゲーム!
童心に還るようなコンビナートで大冒険!
舞台はカートゥーンな雰囲気のコンビナート。
コンテナやリフトの他にも、ヒヨコや宇宙人風のイラストが描かれた謎の標識が置かれていて、なかなかファンシーな世界観だ。
そこに、どこか某アメリカ大統領を彷彿とさせるギョロ目にふんわり前髪の男性と、ストレートな赤い髪が印象的な女性がなぜかロープにつながれ佇んでいる。
犯罪組織に連れてこられたのか、はたまた誰かを救出するためか?残念ながら2人がここにいる理由は語られない、いきなりゲームが始まりタイムカウンターは時を刻み始める。
しかし、そんな細かいことはどうでもいい!
青い空とカワイイキャラクターが気分を開放的にさせてくれるおすすめの新作アクションゲームだ!
プレイヤーを楽しませてくれるギミックの数々!
パズルゲームには、パズルを構成するギミックが数多く用意されるのが一般的だ。
「Never Breakup」にもユニークなギミックがふんだんに盛り込まれている。
その一部を紹介しよう。
・宙に浮きスライドしてくるバー
狭い足場に立っていると突如として襲ってくる赤い物干し竿のようなバー。
ジャンプが遅れると一気にプレイヤーキャラクタの体を持っていかれ海に落とされてしまう。
30年前の横スクロールアクションでもお目にかかれるほど馴染み深いギミックだが、プレイヤーキャラクターどうしがロープで結ばれていることを思い出してほしい。
相方の位置によってはジャンプしても前方に飛べず、その場で真上にジャンプするだけになってしまうのだ。
・Boxとスイッチ
スイッチの上にBoxを置くと壁がスライドして通路が現れるという、これまた古典的なギミック。
しかしそこには2人同時プレイならではの仕掛けがあり、協力プレイを楽しませてくれる。
・2人で一緒にジャンプ
先に説明したとおり、キャラクターどうしがロープで結ばれているのでジャンプ操作はシングルプレイのようにはいかない。
大きなジャンプが必要になる場面では、2人が同時にジャンプしないと先にジャンプした方がロープに引っ張られ海に落ちてしまう。
「いっせーの」で息を合わせて大ジャンプしよう。
・パネルと動くプラットフォーム
記号が書かれた宙に浮くパネルが足場となるギミック。フロアに同じ記号のパネル設置されているが、どんなギミックかはもう分かったと思う。
単純なギミックだが2人でマップに隠されたパネルを「あっちだ」「こっちだ」言いながら探すのが楽しい。
・近づくと襲ってくるエラくシンプルなロボット
立方体3つと球で構成された単純極まりないデザインのロボットが襲ってくる。
1度出も触れるとゲームオーバーという厳しいルールに最初は戸惑うかもしれない。
しかし2人の絆を武器に立ち向かってほしい。
・スピードラン
比較的狭い一本道に入ると後ろから謎のエネルギーフィールドがプレイヤーに迫る。追いつかれないよう先を急ぎたいところだが、回転板や上下する壁など様々な障害物が通路に設置されて行く手を阻む。どの障害部を左右どちらに避けるか2人で声をかけながら進まないと簡単に詰んでしまうぞ!
・強襲するドラム缶
ここで来るか!?というタイミングで巨大なドラム缶が転がってくる。
タイミングよくジャンプすれば回避できるが、モロに受けてしまえばドラム缶もろとも海に落ちてしまう。
基本緩めなゲームだが一瞬の油断がゲームオーバーにつながる怖さもあることを忘れないでおこう。
・キャラクターが大きく、小さくなる
謎の球体に触れるとキャラクターのサイズが大きく、または小さくなる。
もちろん、これもパズルを解くために必要なギミックだが、これをどう活用するかは自分で目で確かめてほしい。
ちなみに大きくなるとジャンプ力が上がるので高い場所に飛び乗れるようになる。
逆に、小さくなると当たり判定が小さくなるので狭い隙間に入れるようになる。
二人で声を合わせて協力するギミックが癖になる!
現在、ローカルにおける2人プレイしか遊べるモードが無いが、それでも十分に楽しめる。
ゲーム開始ボタンを押したらすぐにゲームが始まり、余計な説明もなくただ始まる、せっかちな人にも安心の早さだ!
そんな本作の面白さをお伝えしよう!
・パーティーゲームとして使える。
2人をつなぐロープのために自分の思うような操作ができないことが一緒にプレイする相手とのコミュニケーションの機会を増やしてくれるので自然と盛り上がる。
「今のは即ジャンプだろー」などと相手にツッコミたくなる。
そして意思疎通が上手くいって障害物を突破した時の興奮を共有できるのも良い。
2人までしか同時にプレイできないが、プレイする様子を端から見ているだけでも十分に盛り上がれる。
実況動画でプレイしたら視聴者が楽しんでくれるタイプのゲームでもある。
・めったに切れないロープ
通常時は2人のキャラクターを繋ぐロープ、2人が互いに逆に走ってもそれほど伸びないが、片方がリフトに上がってキャラクターの身長10個分以上の高さに登ると伸びに伸びる。
しかしなぜか切れたりはしない。
ロープを切るギミックもあるようだが、そのロープの頑丈さに笑ってしまう状況がたびたび生まれるのも、このゲームの面白いところだ。
・なぞのキャラクター
マップに謎のキャラクターが隠れるように配置されている。
ゲームとどう関連性があるのかは完全に不明だ。
プレイヤーのような物で音楽を流しながらノリノリで踊っているが訳が分からない。是非、君の目で彼らの奇行を確かめてほしい。
・チェックポイント機能があるからリトライもすぐできる。
直接的な面白さではないものの、ゲームオーバー後すぐにリトライできる機能がちゃんと実装されているのは地味に助かる。
ロープの引っかかり方によっては動けなくなるゲームなので、本当に無くてはならない機能のひとつ。
声を上げながら一緒に楽しめるオススメのパーティゲーム!
友達を家に呼んでワイワイとゲームで盛り上がるのが好きなら見逃せない作品だ。
プレイヤーとしても観戦者としても、あれこれ口を出したくなるので自然と騒がしくなる。
登場するキャラクタもどこかトボけた感じで、それが滑稽なアクションをするので思わず笑ってしまう。
開発中ということもあり、謎のバグも笑える要素のひとつ。
友達と協力して声を上げながら楽しめるオススメの新作アクションパズルゲームだ!
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