2019/8/23から正式配信されているIvent Gamesの購入型PCゲーム。多彩な武器を用いてスタイリッシュなバトルに挑む3Dバトルアクションゲーム。
独特なキャラクターデザインと世界観、ゴリ押しでは進めないアクションバトル、オンラインでの協力・対戦要素が魅力で、アクション性抜群のゲーム作品で華麗な動きを披露することが好きな人、アニメーション映画のようにゴージャスな3Dグラフィックを持つゲームを求めている人におすすめ。
スタイリッシュアクションに挑め!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『Strength of the Sword ULTIMATE』は、ファンタジーとスチームパンクの世界観が交錯したフィールド上に降り立って、多彩なアクション技と武器を駆使しながら華麗な戦いに挑むおすすめのPCゲーム。個性的かつ芸術的なビジュアルが特徴の作品だぞ。
本作は元々「プレイステーション3」向けのソフトとして配信されていたタイトルで、次世代機への移行に伴ってグレードアップするべくキックスターターで出資が募られ、見事目標を達成してPC、PS4、Xbox One向けに開発されたという経緯を持つ。タイトルに「ULTIMATE(究極)」と付いているのはこのためだ。
ゲームを開発したのは、インディー系のゲームデベロッパー「Ivent Games」。僅か2名の男性スタッフによって運営されている同スタジオの特徴は、海外アニメーションを彷彿とさせる質の高い3Dモデリングとゲーム演出。「スタイリッシュ」という言葉がよく似合うゲーム世界は必見で、カメラワークも抜群だ。
▲独特な世界観が秀逸なPC向けアクションゲーム。芸術性とセンスに溢れた世界観が特徴のタイトルだ。
原作となるPS3バージョンを遊んでいたプレイヤーからの要望を100%受け入れて制作された本作は、「Ivent Games」が「Fan Editionと名付けても良い」と言っているほどユーザー寄りに進化を遂げた作品で、シングルキャンペーン以外にオンラインPvPモードとCO-OPモードを新実装。長く遊べる作品となっている。
さらに第3のゲームモードとして「ダークモード」を実装。このモードは最近新ゲームジャンルで脚光を浴びている「非対称型PvPシステム」をプレイできるゲームモードで、親しいフレンドと一緒に遊んで盛り上がればプレイが大いに加速する。無論本編となるシングルプレイもしっかりと充実しているので、遊び甲斐は満点だぞ。
▲雰囲気満点のステージが多数登場。ダークファンタジーの世界観が好きな人にもおすすめのPCゲームだ。
STEAMでの販売価格は100円と非常に安価。ワンコインで極上の3D格闘アクションを体験できる点が大きな魅力で、誰でも気軽にプレイを楽しむことができる。汎用コントローラーでの操作にも対応しているため、CS機バージョンと同じ感覚で遊べるぞ。なお日本語インターフェースは非搭載なので注意しておこう。
3DCGのスペシャリストである2名の男たちによって開発され、最新ゲームにふさわしいブラッシュアップとコンテンツの実装で「ULTIMATE(究極)」のゲームへと進化を遂げた『Strength of the Sword ULTIMATE』はSTEAMで好評配信中。スタイリッシュバトルにチャレンジしたい人は、今すぐプレイを始めよう!
【おすすめポイント】 帰ってきた傑作アクションゲーム!
技を駆使して戦え!
『Strength of the Sword ULTIMATE』のバトルには、「ゴリ押し」では勝てない面白さがある。攻撃を繰り出す中にも防御アクションやドッジ(回避)アクションを加えた「組み立て」が要求され、ただ闇雲に攻撃ボタンを押すだけでは勝利できない。華麗なアクションを極めて上手く立ち回ることが重要だぞ。
開発元である「Ivent Games」は自身のホームページで「ボタンマッシュ(ボタンを押しまくる行為)が嫌い」と述べており、本作のアクションバトルにも一辺倒な戦い方が通用しない仕掛けが施されている。敵の動きを見極めながら時に攻撃を受け流し、時に防御でダメージを軽減しながら戦っていく姿勢が必要だ。
▲攻撃と防御と回避を上手く組み合わせたプレイが勝利を生む。テクニックを極めて無双の強さを発揮しよう。
一進一退の攻防戦でスリリングな戦いを演じることが好きな人にはおすすめのアクションゲームで、装備した武器によって戦い方も変わってくるため、自分なりのバトルスタイルを構築していく楽しさもある。内容は単純明快な格闘アクションゲームだが、入れ込むことによってゲーム本来の面白さを引き出せるぞ。
【おすすめポイント】 バトルが最高に楽しいアクションゲーム!
キャラクターの強化要素もアリ!
『Strength of the Sword ULTIMATE』には、多彩な装備アイテムで操作キャラクターを強化するシステムが搭載されており、ステージを突破しながら8種類に分かれる基礎ステータス値を上昇させられるようになっている。プレイを続けて新たな装備品をアンロックするコレクション性もあり、長くプレイを楽しめるぞ。
▲装備品や武器をグレードアップしていくことでバトルシーンに深みが生まれる。強さを極めよう。
【おすすめポイント】 やり込み要素バッチリのPCゲーム!
DLC購入に要注意!
STEAMの『Strength of the Sword ULTIMATE』購入ページには、全部で5種類のダウンロードコンテンツが販売されているが、購入を考えている人は金額に注意。ここで販売されているDLCの価格はそれぞれ21100円と高額で、全て買い揃えると10万5500円もかかってしまう。間違えて購入しないようにしよう。
このあり得ない価格設定は半ばジョークのようなもので、各DLC販売ページには「Do Not Buy This (これを買わないで)!」という警告文がある。コンテンツはスキン変更要素などの他愛のないもので、購入しなくてもプレイには全く支障がない。では何故ユーザーを混乱させるようなことをしているのだろうか。
▲ありえない価格でDLCが販売されている『Strength of the Sword ULTIMATE』。一流のジョークだ。
STEAMでの説明文や開発元Ivent Gamesの公式サイトを見るとお分かりのように、彼らにはシニカルな笑いのセンスがある。世界的にDLCの値段はソフト本体よりも低いことが多いが、法律でそう決められているわけではない。ゲーム業界慣れしたプレイヤーたちにちょっとした「笑い」を提供する目的もあるのだろう。
その反面、たった2名でゲーム制作の全てをまかなっている彼らが資金難の憂き目にあっていることも想像に難くない。本作もキックスターターで出資を募って開発された作品であり、ゲームの開発と販売で収益を上げていくにはそれなりに時間と資金を消費する。インディー系ゲームデベロッパーの悲哀とも言える。
つまりSTEAMストア上で高額販売されているDLCは、潤沢にお金を持っていてIvent Gamesにお布施をしたいと思っている人や、「パトロン」になって活動を支援したい人向けのものであり、本気で全てのユーザーに販売しているわけではない。もしもお金に余裕があり、彼らを金銭的に支援したいのであれば購入してみよう。
【おすすめポイント】 ユーモアセンスも抜群のアクションゲーム!
Strength of the Sword ULTIMATEスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core 2 Duo E4600 | Intel Core i5-2500K |
メモリー | 2GB | 4GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce 8800 GT | NVIDIA GeForce GTX 660 |
VRAM | 512MB | 2GB |
HDD空き容量 | 2GB | 2GB |
DirectX | DirectX 9.0c | DirectX 11 |
備考 |
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