「オバル(Oval)」は、インディーズスタジオのReactor Heartが開発した2018/06/09よりSteamでリリースしたハイスピードFPSゲームだ!
Ovalはヴァーチャルリアリティ(VR)、仮想現実として用意された、複雑に入り組んだ世界の中を縦横無尽に飛び交い戦うFTP視点のシューティングゲーム。
ゲームとしては非常に速い展開でゲームが進んでいく。
Ovalの開発元のReactor Heartがハッキリと高速ゲームと明言しているほど、最初から全開で戦いに望まなければならない。
もちろん、ハイスピードバトルにふさわしくプレイヤーの移動にもかなりこだわって作られていて、非常に快適でスムーズに動く。
まるで本当にロボットに乗って戦っているかのようだ。
戦闘は基本的にチーム戦で行われて、マルチプレイヤーにも対応している。
世界中のプレイヤーたちと共闘したり、対決したりが可能というのも、非常にポイントが高い。
このOvalの最大の売りは、VRゴールグルを使って、仮想現実の中に入り込んで戦うことができると言う点だろう。
現実とはまったく違う異世界はVRで遊ぶのに非常に適しており、自分が本当に別の世界に来たような不思議な体験をさせてくれる。
はまり込んだら元の世界に戻ってこられないほど見事な要素があるのだ。
リアルなFPSもいいが、よりアクション性が高まったちょっとファンタジーな要素が好きな人にオススメだ!
常に速い展開で戦いは進んでいく!
ゲームが開始されると狭いマップの中ですぐに戦闘が始まり、通路の先だけではなく、オブジェクトを用いた上下も確認しなければならない。
相手はこちらに見つからない位置から攻撃してくる可能性もあるのだ。
周りを慎重にかつ素早く見回し、攻撃可能な位置にいる相手をどれだけ早く見つけるかが戦いの基本となるだろう。
敵を発見したら容赦なく撃ち殺すのだ。
ゲーム開始直後は昂揚感から、ついつい敵に突っ込んでしまいがちだ。
しかし、ヘッドショットも搭載されており、迂闊に突っ込めば相手の餌食になってしまう。
殺されても数秒で復活できるので、デメリットは少ないのが攻め手の救いだ。
一戦目は捨てきる気持ちでガンガン前に出て、死にまくるのも手だろう。
昂揚感のままでは相手を倒すのが難しくなってしまう。
というのも、自分の動きが速い分、相手の動きも速く感じられるのだ。
目で追いかけるでも慣れるまでは結構大変。
狙いを定めている間に、敵に見つかり逆にやられてしまうこともあるだろう。
死なないように命を大事に頑張ってみても、運が悪ければ、1分間で3回くらい殺されてしまうことも多々ある。
ビビって萎縮するより派手に暴れ回った方が楽しめるのは間違いない。
小さな世界の中で自分に暴れ回れる楽しさこそ、Ovalの醍醐味なのだ。
死んで死にまくっても実力が身についていけば大丈夫だ。
豊富な武器から自分に合った武器を手にしよう!
OvalはVRで奇抜な世界ではあるが、FPSの基本的な部分もしっかりとしており、武器の種類が豊富に揃っている。
ハンドガン、アサルトライフル、ロケット弾、マシンガン、スナイパーライフルなど突飛さはないが、名前を聞くだけである程度どんな武器なのか想像がつきやすいのが嬉しい。
オススメの武器はやはりマシンガン系の弾を多く発射できるタイプの銃だ。
スナイパーライフルなどの一撃必殺などもかっこいいが、慣れないうちは相手の動きに翻弄されて、狙いをつけるのが難しい。
動きとペースが速いこのOvalでは特にその傾向が強いと言える。
一撃を狙うよりも、マシンガン系は敵を見つけたら、ひたすら連射を行うことで、相手を牽制できるし、選択肢を狭めることができる。
相手が逃げている間にこちらも次の作戦に移れるようになっていく。攻撃は最大の防御なのだ。
自由度の高いカスタム機能!
戦場となるマップはオフィシャルが作ったものも用意されているが、Ovalを本気で遊んでいくとそれだけでは物足りなくなる。
そこで嬉しい機能が存在する。
マップを自由にカスタマイズすることが出来るのだ。
Ovalの名前通りに楕円形の世界を自分で好きなように1から組み立てていける最高の機能が用意されている。
過酷なギミックばかりが並ぶ超難易度の高いマップでも、平坦な隠れるところがほとんどない更地にすることも、自由に作り出せるのが魅力だ!
筆でなぞるように地面が描かれていくので、まるで書いた文字がそのままマップになっていく感覚だ。
もちろん、大きな平らな平地だって簡単にできるので、直感的な操作をするだけで、思い通りの世界になっていく。
地面を描いたら、そこからデザートにトッピングをするようにデコレーションをして、自分の作ったマップに様々なオブジェクトを設置していける。
オブジェクトは卵とか、謎の円柱とか、荒廃したビルとか、その種類も豊富だ。
オフィシャルが用意したマップで物足りなくなったら、世界を想像し自分が戦いやすいマップを構築していこう。
自分で作った世界の中をVRゴーグルを使い自由に彷徨える体験はなかなかできるものではない。
きっと驚きと発見に満ちた貴重な体験が待っているはずだ。
さらにこのOvalではマップをマルチレベルで共有することが出来るのも楽しさを引き立たせる要因になっている。
作り込んだ世界を自分だけでなく、他のプレイヤーとも一緒に制作することが出来るのだ。
自分だけでは絶対思いつかないようなアイディアやマップも、他のプレイヤーと一緒になって作り上げれば、想像を遙かに超えるようなデザインがいくつも生まれる。
ああだこうだと言い合いながら、仲間たちと一緒にマップを作り上げていく感覚は非常に楽しいので、機会があればぜひ体験して欲しい。
VRの面白さは体感しないとわからない!
Ovalはヴァーチャルリアリティによって、作り出された世界なので面白さを文章で伝えるのは難しいが、VR世界を実際に体感しなければ、その面白さは半分も伝わらないだろう。
今のヴァーチャルリアルティはそれほどまでに高い現実的な仮想空間を生み出しており、今までのゲーム感とはまったく違う感覚でゲームの中に没頭していくことになるのだ。
敵が襲ってくるものモニター越しだと、襲われているところを眺めているような感覚がどこかにあり、他人事に思えてしまう。
しかし、VRゴーグルをつけると本当に弾が向かってきているように思えるほどリアルなのだ。
この感覚は実際に体験してみないと絶対に実感として浮かんでこない。
Ovalの世界はVRゴーグルをつけてプレイすれば確実に面白いおすすめのVR FPSだ!
オバル(Oval)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
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