本作は、世界中で爆発的なヒットを誇る『DARK SOULS』をリマスター化した本格アクションRPG。
敵と遭遇したときの緊張感やダンジョンを探索の際の湧き上がる好奇心など、新しい発見があるたびに心躍るような気持ちになれるように設計されている。
RPGが本来持っている面白さに、追求されたゲームデザインは実に見事な仕上がりだ!
コマンド式のRPGとは違い、DARK SOULS™: REMASTEREDは完全なアクションRPGになっている。
グラフィックもフルHD・60fpsに対応しており、高フレームレート化、高解像度化が行われており、その美しさは格別だ。
本編だけでも十分に濃いのだが、REMASTEREDではダウンロードコンテンツの「ARTORIAS OF THE ABYSS」も最初から導入されていて、ストーリーがさらに充実されている。
1人でも遊び尽くせないほどの内容がありつつ、さらにオンラインによるマルチプレイも最大で6人まで一緒に参加することが出来るようになった。
またマルチプレイは協力プレイだけではなく、対戦プレイも可能だ。熱くなる戦いを堪能しよう。
シリーズファンにはもちろん、本格アクションRPGが好きな人にも是非オススメだ!
自由度溢れるキャラメイク!
性別はもちろんのこと、顔の造形や髪型なども設定できるため、自分のイメージに合うように細かく顔の造形を作ることも可能だ。
それこそ小鼻の高さなども小さな部分も設定できる。
さらに決めるのは顔の作りだけではない。
年齢という概念はないが顔の作りを若くしたり、年老いたりさせられるし、瞳の色や髪の毛の色など細かく変更できるのだ。
選ぶ部分があまりにも豊富過ぎて、キャラ作りが終わらずになかなか本編に入れない人も多いだろう。
色々といじって自分なりのかっこいいキャラを生み出してみよう。
作り込んだキャラクターがゲーム画面に出てきて、移動する姿はかなり嬉しい。
まるで自分の子どもを眺めているような気分になれる。
こう言った細かいキャラメイクが出来るゲームだと、キャラクターへの感情移入が増すので、ゲームが余計に面白く感じられる。
キャラクターメイキングは実に嬉しい要素だ。
魅力溢れるモンスターたち!
自分と同じサイズの人型モンスターから、自身の数倍はあるであろう巨大な大型モンスターまで幅広く存在する。
本物のようなリアルな動きで襲ってくるので、自然と手に汗を握るのは間違いない。
おまけにザコ、ボス問わず攻撃を食らうと大体2発ほどで死んでしまうとなればなおさらだ。
一撃一撃のシビアな感覚に指先が震えてしまうに違いない。
DARK SOULS™: REMASTEREDでは死んでしまってもそのまま終わりではなく、ゾンビとなって復活する。
気持ち悪いという意見もあるだろうが、悪くないシステムになっている。
動きも実にリアルで、初めて見たときは笑いが止まらなかったほどだ。
ゾンビになるとジャンプ等は出来なくなるため、デメリットは多い。
難易度的にはDARK SOULS2や3は難しいとの声も多く、初心者に比較的、優しい設定になっている。
しかし、死亡率は経験者でもかなり高く、モンスターに追い込まれたからと言って、崖下に飛んだりすると平然と死んでしまうので気をつけて欲しい。
死にやすいと言えば、敵の動きが速いのに自分の動きが遅いというのもある。
モンスターハンターなどをやったことがある人はなんとなくイメージできるかもしれない。
攻撃の後に次の動きがうまく繋がらなかったりともたつく感じがあるのだ。
これは単純に慣れれば問題なくなるが、最初はかなり戸惑うだろう。
連撃で敵を追い込もうとするやり方ではどうしても鈍く感じてしまい、多くの死を招くことになる。
動きが遅いなら遅いなりに、余計に攻撃を当てるのではなく、隙を見て攻撃をするような形にすれば、動きの遅さは気にならなくなるはずだ。
とにかく、死にやすいゲームなので、新しい敵が出てくる度にドキドキと嫌な汗をかくのは間違いない。
死んでもソウルには経験値が残るため、やっていればレベルが上がり、いつかクリア出来るようになる。
だけど、レベルが上がっても脳死プレイが出来るほど簡単になるわけでもなく、結局最後には経験、つまり、慣れが重要だ。
慣れていくと巨大なボスを相手にも臆すことなく戦えるようになり、多少難しい場面でも、サクサクと進められるようになっていく。
自分が強くなったと実感できる瞬間になるだろう。
モンスターが魅力的であればあるほど、それを倒した時の達成感も大きい。
不便が多いからこそ楽しい!
はしごを登った先にモンスターが待ち構えているのが見えているのに、はしごを登るのが遅かったりしてまぎまぎするコトが多いかもしれない。
スッと登ってスムーズに戦闘になれば良いが、重量級の鎧を着ているため、ゆっくりとした動作になる。
敵が一歩早く動いて苛立つ人も多いだろう。
しかし、それは登り方を間違っているのだ。
普通に考えてみれば、敵がはしごを使ってくるとわかっているなら、先制攻撃しないはずがない。
つまり、はしごの降りた先は、敵が攻撃しかけるポイントになっているのだ。
降りている最中に攻撃をされたくないのであれば、敵が待ち構えているポイントで悠々とはしごを使うような行動を避けるべきだ。
どうしてもはしごを使う必要がある場合、ダメージを覚悟して最低でも回復はきちんと行っておこう。
慣れてくると無理を出来るポイントと、危ないポイント線引きが出来るようになるので、死亡する確率は飛躍的に減っていく。
どっちだかわからないのであれば、無理をせずきちんと回復をしてから望むようにしよう。
慣れてきたプレイヤーは低レベルクリアや縛りプレイなど、様々な方法でクリアをしている。
難しいからこそ、これらの制限プレイがよりいっそう楽しくなっていくはずだ。
序盤に手に入る最強の武器!
DARK SOULS™: REMASTEREDは序盤からかなり難しい。
そのため、序盤で嫌になる人も多いだろう。
しかし、救済処置もしっかり施されている。
もしもあなたが詰まってしまったら、序盤に手に入る最強の武器のことを思い出して欲しい。
商人から購入できるショートボウとスピアを用意してドラゴンの尻尾を切り落とすのだ。
ハメ技のような討伐方法にはなるが、無事に切り落とせれば、その段階で手に入る武器としては破格の性能を持つ『飛竜の剣』を手に入れることが出来る。
最初は装備の力でクリアしていきながら、実力を磨いていこう。
そして、慣れてきてから装備の力に頼ることなく、自力で討伐していけば良いのだ。
DARK SOULSとしての楽しさはモンスターたちとの熱いバトルにある。
最高の戦いを望んでいる人にはうってつけのタイトルになっている。
DSRスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 SP1 (64bit), Windows 8.1 (64bit), Windows 10 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | AMD FX-8150 / Intel Core i5-2500K | AMD Ryzen 5 1500X / Intel Core i7-4790K |
メモリー | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 460, ATI Radeon HD 6870 | NVIDIA GeForce GTX 970, ATI Radeon R9シリーズ |
VRAM | 1GB | 4GB |
HDD空き容量 | 8GB | 8GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 |
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