『アルピエル(Ar:piel)』は、韓国のNgine Studiosが開発、日本ではWeMade OnlineとNHNハンゲームにより2018年3月1日にサービス開始されたPC用オンラインゲーム。多種族が通う獣神学園「アルピエル」の学生になって、学園生活を送りながら分離した世界を修復していく。
動物をモチーフにした美少女・美少年たちを操作して、授業や寮生活、料理や家具作り、恋愛などの「学園生活」を楽しみながらバトルを進める学園ファンタジーMOアクションRPGだ。
ダンジョンでの戦闘はもちろん、装備の成長や強化、アイテムの製作や素材採集、カップルシステム、ハウジング機能にペットシステムなど 、どんな学園生活を送るかは自分次第。また、レベルを上げると学園道場(PvP)も利用できるようになる。
初心者にも優しく、学園モノが好きな人、キュートな世界観が好きな人、生産・ハクスラ好きにオススメのオンラインRPGゲームだ。
様々な種族の獣人たちが共存する学園「アルピエル」
『アルピエル(Ar:piel)』の世界は、様々な種族の獣人たちが共存する不思議な世界。
あるとき、世界の均衡を司り、平和の象徴とされていた「魔法の鏡」が悪しき者により破壊されてしまう。鏡の崩壊により均衡を保てなくなった世界は、散らばった鏡の欠片と共に分断されてしまった。
強力な魔力を持つ鏡の欠片の影響により、生き物たちは凶悪な魔物と化し、獣人たちの身体や暮らしにも悪影響を及ぼし始めたのだった。
そこで魔法の鏡の欠片を探索する勇気を持つ若者を育てるために、分かれた時空について学びながら、老いた賢者は「アルピエル学園」を創った。
賢者に選ばれし子どもたちは「魔法の鏡の復元」を夢見て、この学園で力と勇気を育みながら知識を蓄えている。
以上が大まかな世界観・あらすじの説明になる。 本作の主な舞台になるのはこの「アルピエル学園」という学校だ。
プレイヤーは「アルピエル学園」の生徒となって、「探索科」「戦術科」「支援科」いずれかの学科に所属する。どの学科も教育方針は異なっているが、最終目標が「魔法の鏡の復元」なのは同じだ。
最終目標に向けてカリキュラムを受けながら、学園生活を送ることになるぞ!
アルピエル学園内はとても広く、様々な教室や部屋に出入りできる。例えばサポートしてくれる教師の集まる職員室だったり、
怪我をした生徒の手当てをしてくれる保健室だったり、
学生寮の室内だったり……
学園内だけでも広大だが、他にも鏡の欠片を探すダンジョンもあり、マップの広さはほぼ無限大!
鏡の欠片を探す探索授業に没頭するも、ダンジョンのことはしばし忘れて、料理・家具・コスチュームなどの製作職人の道を究めるも自分次第。マップを縦横無尽に歩き回りながら、様々なプレイスタイルで学園生活を楽しもう。
『アルピエル(Ar:piel)』は学園ファンタジーが好きな人や、広大な世界を自由に冒険したい人にオススメだ!
CBT(体験入学会)レポート!
2018年1月20日~22日に開催されていたクローズベータテスト「体験入学会」に、ZOOMスタッフも参加してきました。序盤の様子をスクリーンショットと共に紹介したい。
キャラデザインが可愛い
ゲームを起動すると、キャラクターセレクトができる。
▼今回のCBTで選択可能なのは、ヤマネコがベースのキャラデザで接近戦が得意なカイル。
▼ヘビをモチーフにしたキャラデザで、状態異常を付与する攻撃ができるユエ。
▼そして、リスがモチーフになったキャラデザで、中距離攻撃や仲間の補助に長けているルー。
以上の3人が今回は選択可能。自分のプレイスタイルに合わせるも良し、キャラクターの見た目で選ぶも良し!
キャラクターを選択したら、上部の「コスチュームプレビュー」で衣装の変更を、右側の「ヘア」「肌」「目」のタブで好きな髪形やカラーを選択できるぞ。
筆者はサポート型のプレイスタイルでなるべく敵と離れて戦いたいタイプなので、今回は「ルー」を選んでみた。上の画像を見て頂いてもわかるが、ちょっとしたキャラメイク要素で雰囲気も全然変わる。ボクっ娘ご令嬢のルーがすっかり萌えアイドル風に。
ゲームデータは3スロット作成可能なので、他のキャラを選択したい場合は空きスロットで新規にゲームを始めれば「ユエ」や「カイル」でも遊べるぞ。
初期設定ではここまでだが、アルピエル学園の基本方針は「自給自足」のため、コスチュームや家具など様々な生活必需品を製作する事が可能だ。そのためキャラクリエイトが好きな人にもオススメのタイトル。
また本作では「染色アンプル」というアイテムを使ってコスチュームや家具を染色することも。ゲーム内で入手できるアンプルの色数は全部で1,600万色以上! 世界に1人だけのコーディネートを目指そう。
OPで語られる動機。基本操作はとっても簡単
キャラクター選択を終了して、キャラの名前を入力したら本編が始まるぞ。オープニングではルーがアルピエル学園に入学した経緯のムービーが流れた。
このムービーではどうしてアルピエル学園に入学したのか、どういった性格なのか、どういった過去を持っているのかを軽く紹介しているので、キャラクターの全体像をつかむことができる。
ムービーが終わると、「マウスモード」か「キーボードモード」どちらかの操作方法を選択する。
選択したモードにあわせたチュートリアルが展開されていくぞ。
特別なゲームパッドが不要で気軽に遊べる上に、チュートリアルも丁寧なので、MMORPG初心者にも入りやすくてオススメだ。
魅力的なNPCたちが盛り沢山!
チュートリアルが終了したら、ストーリーが進行する。登場するNPC(ノンプレイヤーキャラクター)も、全員個性豊かで魅力的。
獣人たちのモチーフとなっている動物も様々。白鳥、トカゲ、 キタキツネ、ヤギ、シャム猫、クモなど多数の種類が存在するのだが、可愛らしくて幼い感じのキャラやイケメンの先輩風キャラ、格好いいお姉さん風のキャラなど、色々なタイプのNPCが登場する。
どのキャラも美少女・美少年・美女・美男で、心をわしづかみにされた人も多いことだろう。
広大な学園内を歩き回ってクエストを受諾してみよう!
メイン舞台となる「アルピエル学園」はとても広くて、歩き回るだけでも楽しい。そんな広大な学園内を歩き回っていると、「!」や「?」などのマークがついたNPCがいることがある。
これはクエストを受注できる目印で、対象のNPCに話しかけるとクエストを受諾するかしないか選択できるようになっている。またメインに関わるクエストにはナビゲートの目印がついていて、とても親切!
早速受諾して目的の場所に行ってみると、「完了可能」の文字が。クエストを完了すると様々な報酬がもらえるので、どんどんクエストを受諾して報酬をゲットしよう。
学園内には他にも転送機器があったりして、学園の外への移動も便利になっている。
是非この「学園内」を隅から隅まで歩き尽くして、新しい発見をしてみてほしい。
ちなみに、筆者は先生に話しかけようとして間違えて攻撃ボタンを押してしまったが、NPCには当たり判定は無かったようだ(デンジャー先生ごめん)。
ダンジョンでの戦闘、校外での採集が楽しい!
校外に出られるようになったら、授業の一環としてダンジョンに挑戦できるようになった。難易度は「イージー」「ノーマル」「ハード」の3つ。
チュートリアルで習ったアイテムの使い方やスキルを駆使して、モンスターを討伐して進んでいく。ダンジョンでの戦闘はアクション性があり爽快だ! コンボ数が表示されるので、どこまでコンボを繋げられるか挑戦したくなる。
通常攻撃と様々なスキルをうまく組み合わせての攻撃スタイル。ザコ敵を蹴散らしつつ、敵に囲まれたり、攻撃を受けてダウンしたときは緊急回避スキルで立て直そう。スキルのCT(クールタイム)は全体的に短く快適だ。
本作は幅広い層のゲーマーが楽しめるアクションとなっている。さらにペットを手に入れると、戦闘や採集でサポートしてくれるので、ご飯をあげてより強く育てていきたい。
ダンジョンの攻略以外にも、校外には様々な採集ポイントがある。採集ポイントはカーソルを合わせると光るので、クリックすると自キャラがそこまで移動して採集行動を開始する(※マウス操作モードの場合)。
採れるアイテムや対象のオブジェは様々で、魔力を取ったり釣りをしたり、鉱石から採掘したりと、オブジェによって色々なアクションをしてくれる!
また、時々キラキラと光る採集オブジェも発見できる。これは大量に採集できたり、レアなアイテムが手に入ったりする採集オブジェなので、見つけたら積極的に採集しに行ってみよう!
一般的には個人作業となる採集システムも『アルピエル(Ar:piel)』ではみんなで楽しむことも可能だ。
決まった時間に出現する「巨大な採集物」をみんなで取りに出かけたり、3人以上の仲間との協力が必要な「変異した採集物」を採取したりと、ほかのプレイヤーと連帯感を味わいながら採集ができる。力を合わせてレア素材を入手して、生産や料理に役立てよう。
こうして学園内の敷地やフィールドで採集や釣りをのんびり楽しみつつ、家具やコスチュームの製作や染色をすることで、“生活レベル(腕前)” を上げていく。このレベルを上昇させることで、さらに多彩なアイテムを作れるようになっていくのだ。
ちなみに製作物はプレイヤー間での売買もできる上に、NPCに依頼の品を渡すことで、新たな製作レシピと交換可能なポイントを得られる。
オマケになりがちな戦闘以外の要素がここまで充実しているのは『アルピエル(Ar:piel)』ならではだ。もちろん戦闘も爽快感抜群だが、採集や製作が好きな人にはたまらないオンラインRPGではないだろうか。
「アルピエル」のキャラクター紹介
プレイアブルキャラクターの一部を紹介したい。使える武器やプレイスタイルが全く異なっているので、好みの外見で選んでも、武器や攻撃方法で選んでも良いだろう。
2018年4月12日実施のアップデートでハンナ(イヌワシ)が入学。2018年7月26日のアップデートにてセシル(ヒツジ)とディーン(イヌ)が登場するなど、次々と新たなキャラクターが実装されるので要注目だ!
▼カイル(ベンガルヤマネコ)
ベンガルヤマネコの獣人で、猪突猛進な筋肉バカ。喧嘩は強いが勉強は苦手。爪を使った近接格闘術が得意とする。敵を引き裂いたり、蹴撃したりなど派手な体術で攻撃する。
職業:格闘家、武器:クロー、受講コース:探索科。
▼ユエ(ヘビ)
謎に包まれた記憶喪失の少女。絶滅危惧種であるヘビの一族の末裔で、自分が何者かを知るために学園に入学した。毒を使用した攻撃が得意。敵を弱体化して致命傷を与える他、流麗な剣術で敵を切り刻む。
職業:剣士、武器:ソード、受講コース:探索科。
▼ルー(リス)
名家フォールナ家の令嬢。魔導工学の天才でありメカオタク。無邪気で少しワガママな部分もあるが、世界崩壊により一家の領土を家族もろとも失われてしまった過去を持つ。魔道機を操る事が得意。魔道機は敵を攻撃するだけではなく、仲間を補助する事もできる。
職業:魔導工学者、武器:デュアルガン、受講コース:探索科。
▼アイリーン(ウサギ)
明るく真面目でちょっぴり天然なウサギの少女。鏡の魔力による悲劇で失った親友を取り戻すべく、蘇生魔法を求めて学園へと入学してきたが……。強力な光魔法を得意とし、広い範囲への攻撃魔法が特徴的であり、治癒魔法で仲間を危機から救うこともできる。
クラス:魔法使い、武器:ステッキ、学科:探索科。
▼バイン(センザンコウ)
真面目で実直な少年。代々王家に仕えてきた騎士の名門の出だが、父と兄が濡れ衣を着せられ共に処刑。残された母も病死し、天涯孤独となったのちに学園の教師にスカウトされ入学。立派な騎士として名声を上げ、一族の名誉を取り戻すことを目標にしている。仲間を守る心強い壁となる他、的に強力なダメージを与える武器となる。
クラス:騎士、武器:シールド、学科:戦術科。
▼ハンナ(イヌワシ)
代々高い知能と優れた戦闘能力を持つ中級貴族カルティア家の令嬢。厳しすぎる英才教育を受けて育ったため成績は優秀だが他人を見下しがち。しかし心の内には友情への強い憧れを秘めている。弓術と黒魔法を得意とする。攻撃と回避が同時に行える固有の戦闘術を用いて戦う。
職業:射手、武器:ボウ、学科:戦術科。
▼セシル(ヒツジ)
真面目で大人しく静かな典型的委員長タイプ。王国一の名家の公女で、品が良い。しかし、内には狂気を隠しており、ハサミを手にすると戦闘狂へと変貌する。巨大なハサミと人形を操って戦うスタイルだが、強力な「覚醒・鬼神モード」が存在する。
職業:人形遣い、武器:バトルシザー、学科:探索科。
▼ディーン(イヌ)
いつも笑顔を絶やさないムードメーカー的存在だが、学園とシルベリオン(ルーの国)への忠誠心が強すぎるあまり少し危うく見える節も。次元崩壊を招いた家柄の出身で、ルーは唯一の友達であった。ライフルと軍用装備を活用し戦況に応じて戦闘態勢を変えることができ、遠くから敵を狙撃したり、爆撃する事ができる。
職業:銃火器使い、武器:ライフル、学科:探索科。
▼プレイヤーキャラの他にも、魅力的なNPC(教師)たちがたくさん!
『アルピエル(Ar:piel)』のキャラクターはただ見た目が可愛いだけでなく、結構ハードでダークな背景があるのがお分かりになるだろうか。楽しい学園生活の中でも、みんな心の奥底に秘めた決意は熱く、そして重い。学園モノのセオリーをしっかりとおさえたストーリーであることも注視したい。
そんな人間味溢れるキャラクターたちが、互いにふれあい、ときには衝突しながら成長していく物語。個性豊かな彼らと一緒に過ごしながら、友情を深めつつ、世界を救おう。
アルピエル(Ar:piel)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8.1/10(64bit) | Windows 7/8.1/10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-2120 | Intel Core i5-3570K |
メモリー | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 460 | NVIDIA GeForce GTX 760 |
VRAM | 1GB | 2GB |
HDD空き容量 | 10GB | 20GB |
DirectX | DirectX 9.0c | DirectX 11 |
備考 |
© Ngine Studios. All Rights Reserved. © WeMade Online Co., Ltd. All Rights Reserved. © NHN hangame Corp.
アルピエル(Ar:piel)の評価・レビュー・評判(1件)
神ゲー
楽しいよ!皆で一緒にやりましょう!!
Getting over it with Bennett Foddy超楽しいよ!!