「シリアス・サムVR:ラストホープ(Serious Sam VR: The Last Hope)」は、デベロッパーの「Croteam VR」が開発を手がけ、2017年9月21日にパブリッシャーの「Devolver Digital」が正式リリースしたVR向けFPSゲーム!
現在大手ゲーム配信サイト「Steam」及びVR関連ソフトの総合配信サイト「Oculus」で購入することができるぞ!
「Steam」ではアーリーアクセス期間中に合計8回の大型アップデートが実施され、正式配信後は豊富なゲームモードと敵の種類、そしてVR関連の最適化が図られたので安心してプレイが出来る!
本作に対応するVR機器は「HTC Vive」と「Oculus Rift(Oculus Touchも必要)」の2種類で、シングルプレイ以外にもマルチプレイとCo-opプレイが楽しめるぞ!
プレイヤーは「シリアス・サム」シリーズの主人公であるスーパーヒーロー「サム“シリアス”ストーン」として、数々の惑星を舞台に迫り来るエイリアンやクリーチャーを殲滅させ、地球の平和を守ることになるのだ!
FPSをVRで楽しみたいといったプレイヤーにオススメのゲームだ!
緻密なグラフィックで再現された戦いの舞台!
「シリアス・サムVR:ラストホープ」では5種類の惑星が登場し、それぞれ異なるロケーションを持っている。
壮大なスケールで再現される古代エジプトを始め、切り立った岩山に囲まれた海岸線や放棄された建造物、近未来的な工場地帯などが登場し、視覚的にも十分な刺激を与えてくれるぞ!
また、アップデートで実装されたアリーナモードでは、プレイする度に異なるステージが自動生成される要素もあるため、戦いの舞台が持つバリエーションは非常に豊富だ!
本作の素晴らしいところは、これらのロケーションがハイクオリティなグラフィックで再現されている点にある!
FPSゲームという特性上、じっくりと景色を眺める余裕はないが、ヘッドセットを装着した瞬間に広がるスケールの大きい戦いの舞台は迫力満点!
クオリティの高いグラフィックでVRゲームをやりたい人にオススメ!
スプラッター表現のオンパレード!
元々「DOOM」に触発されて開発されたという経緯を持つ「シリアス・サム」シリーズは、敵キャラクターを倒した際の「スプラッター表現」が大きな特徴だったが、VR版として開発された本作では、その表現がより一層鮮烈な体験となってプレイヤーの目の前で繰り広げられるぞ!
プレイヤーが操作する主人公「サム“シリアス”ストーン」が発射する弾丸を浴びた敵キャラクターは肉片となって飛び散り、周囲には瞬く間に死体の山が築かれていく。
本作は敵の登場数が尋常ではないという「シリアス・サム」シリーズの伝統をしっかりと受け継いでいるため、プレイ中には眼前が肉片だらけになることも珍しくない。
戦う相手がエイリアンやクリーチャーとはいえ、VRでここまで肉片まみれの残虐な描写を体験できるゲームは本作くらいだろう!
現に海外では18歳未満プレイ不可というレーティング指定が出ているくらいだ。
敵を倒しまくる爽快感こそが「シリアス・サム」シリーズの醍醐味であり、VRという仮想空間でのバトルは実に生々しく感じられるぞ!
容赦ないスプラッター要素に飢えているプレイヤーには是非オススメしたい作品だ!
アップデートで実装された数々の要素にも注目!
「Steam」にアーリーアクセス版が登場してから製品版としてリリースされるまでの期間、「シリアス・サムVR:ラストホープ」は合計8回のアップデートが行われ、各種機能や追加キャラクターが実装されてきた。
最初の「Update 1」ではVRソフトをプレイする際には欠かせないグラフィックボードの性能を引き出す「マルチGPU」に関する調整が行われ、また「Oculus Rift」及び「Oculus Touch」での動作を正式にサポートした。
続く「Update 2」から最新アップデートの「Full Release Update」までのアップデートでは、2人で楽しめる「Co-opモード」の実装や敵の追加、戦いの舞台となる惑星の追加、ゲームモードの追加などが行われ、武器には合計190のアップグレード要素が実装された。
これらのアップデートによって「シリアス・サムVR:ラストホープ」はゲームとしての深みを増し、やり込み甲斐のある作品へと進化したのだ!
Co-opモードでフレンドと一緒にバリバリ敵を倒すプレイを楽しんでみよう!
マルチプレイが好きで、そちらを楽しみたい人たちにもオススメ出来るぞ!
移動無し!純粋にシューティングに集中できるゲームシステム!
過去に発売された一連の「シリアス・サム」シリーズ及びVR版の「シリアス・サムVR:ファーストエンカウンター」と「シリアス・サムVR : セカンドエンカウンター」では、主人公サムが自由に移動できるようになっている。
しかし本作「シリアス・サムVR:ラストホープ」では、「プレイヤーが自ら移動することができない」仕様になっている。
つまり、本作での「サム“シリアス”ストーン」は所定の位置に「固定された」状態となり、敵キャラクターは前方から出現する仕組みになっているのだ。360度全ての方向から敵が襲ってくる恐怖が「シリアス・サム」シリーズの持ち味なので、この点が心配になる人も多いだろう。
だが、本作の「移動無し」という設定はその魅力を半減させることには繋がっておらず、むしろ純粋にFPSを楽しめるようになっている!
プレイ中はプレイヤーが見る正面の視界範囲内にのみ敵キャラクターが現れるが、本作のために新調されたゲームエンジン「シリアスエンジン2017」によってその出現数は飛躍的な進化を遂げている!
またゲームバランス自体が絶妙に調整されているため、プレイヤーは純粋にシューティングに集中できるのだ!
とにかく「撃つ事」に集中したいプレイヤーにオススメのシステムに仕上がっているぞ!
「シリアス・サムVR:ラストホープ」は、こんな人にオススメだ!
最近になってVR作品の数は劇的に増加しているものの、まだゲーム作品には本命が少ないのが現状だ。
そんな中誰もが予想しなかったVR化を果たした「シリアス・サムVR:ラストホープ」は、コミカルなテイストを持つ作風とFPS作品の魅力が仮想空間で遺憾無く発揮された注目のタイトルだと言えるだろう!
基本的には「撃って撃って撃ちまくる」FPS作品なので、コントローラーの入力ボタンと自分自身の腕に相当な負担が発生するゲームだが、そのゲーム性はVRと相性が良く、爽快なシューティング体験を満喫できるようになっている!
スプラッター要素という描写の面で多少不快感を感じる人がいるかもしれないが、地平線から押し寄せる大量の敵を迎え撃つというシチュエーションがVRで味わえるのは大きな魅力だろう!
「シリアス・サム」シリーズの名物キャラクターである「首なしカミカゼ」もちゃんと登場するので、あの独特の雄叫びをVRで味わってみたい人はぜひ本作を購入してプレイしよう!
「シリアス・サムVR:ラストホープ」は、VRの世界に「ド派手」なFPSを求めているユーザーにはダントツでオススメの作品だ!
シリアス・サムVR ラストホープスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i5-4590 | Intel Core i7-7700 |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
VRAM | 4 GB | 8 GB |
HDD空き容量 | 10 GB | 10 GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | VRヘッドセット必須高性能VRヘッドセット推奨 |
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