「ジャンクジャック(Junk Jack)」は、インディー系ゲーム開発会社のPixbitsが開発を手がけ、2016年12月1日に大手ゲーム配信サイトSteamで配信を開始した横スクロール型のサンドボックスゲームだ!
プレイヤーはマップが自動で生成される12の惑星を舞台に、採掘を行いながら自分の家を作り、さらにより良い住処にするために様々なクラフトを行うことになる。
ピクセルアート風のレトロな世界観が印象的な本作は、「掘り進めてクラフトする要素を持った作品」という視点で考えると、世界的大ヒットゲーム「マインクラフト」に近いものがある。
しかし「マインクラフト」が3D世界で構築されているのに対し、本作は完全2D横スクロールの三人称視点なので、その点では「テラリア」に似ているとも言える。
本作ではクラフトして配置できる各種のオブジェクトが膨大に存在するため、「マインクラフト」や「テラリア」が好きで、かつ拠点を飾りつけることが好きなプレイヤーにオススメのゲームだ!
膨大なバリエーションを持つクラフト要素
「ジャンクジャック(Junk Jack)」の基本的なクラフトは、周囲にある木や土などのオブジェクトを壊し、そこから得た材料を元にアイテムを作成するという方法で行う。
取得した材料は画面下部、作成可能なアイテムはレシピと共に別ウィンドウで表示されるので、自分が作成したいアイテムに必要な各種材料を集め、別ウィンドウのクラフト画面で作成を行うという流れだ。
このシステムは「マインクラフト」に近いので、始めれば誰でもすぐに馴染めるはずだ!
ただ気を付けなくてはいけないのが、あまりにも膨大なクラフトレシピの多さだ。
「ジャンクジャック(Junk Jack)」には1,000種類以上のクラフトレシピが存在するため、全貌を把握するのは困難を極める。そして配置可能な「オブジェクト」や「ブロック」、そして「装飾品」は数百種類に登るので、一度のプレイで全てのクラフトを実現するのは不可能に近い。
また、花の種を組み合わせて別の品種を作成したり、特定の植物を栽培することで料理のレシピを解放したりする要素もあるので、楽しみ方は無限にある!
一つのゲームをとにかくやり込みたい人にオススメだ!
プレイヤーを襲う敵キャラクターに注意!
華やかなクラフト要素が目立つ本作だが、「ジャンクジャック(Junk Jack)」の世界はクラフトのためだけに存在している訳ではない。
この世界にはプレイヤーの脅威となるキャラクターが多数生息しており、採掘に夢中になっているプレイヤーを襲ってくるぞ!
本作では資源を取得するために地中深く掘り進む必要があるが、暗闇では急に敵に襲われることがあるので、採掘を行う場合には「武器」と「たいまつ」の携帯が欠かせない。
敵の中には急に飛びかかってくる厄介な奴もいるため、油断は禁物だ。万が一敵にやられてゲームオーバーになった場合、持ち物はその場に全て落としてしまい、最後に眠った場所からの再スタートになるので注意しよう!
「ジャンクジャック(Junk Jack)」では世界がブロック単位で構築されているので、敵と出会ったらその攻撃範囲を考えた頭脳プレイで戦ってみるのも良いだろう!
プレイヤーが操る主人公は近接戦闘の攻撃範囲が非常に狭い。様々なシチュエーションに対応するため、クラフトで遠距離用の武器を作成しておくのも効果的だ。
地中深くまで掘り進んだ状態でゲームオーバーになるのは非常に辛いので、掘削や探索を行う場合には、どんな敵にも対処できるように万全の装備で臨もう!
クラフト要素だけでなく戦闘も楽しみたいプレイヤーにオススメだ!
どこまでも続く地下世界
「ジャンクジャック(Junk Jack)」では、ほとんど際限なく下方まで掘り進めることができる。一旦掘削を始めたプレイヤーは、本作が持つステージの深さに驚くことになるだろう!
プレイヤーはジャンプ力に制限があるので、深く掘る場合には掘り進め方に気をつけなければならない。この点は「マインクラフト」と同じだ。地下には光が差し込まないため、そのまま掘り進めても暗闇の状態になる。等距離に「たいまつ」を設置し、視界を確保しながら掘り進もう!
掘削作業中には、様々な鉱物が出現する。 これらは全てクラフトの材料として使えるため、発見したら必ず入手しておくようにしよう!
鉱物の位置はランダムに生成される仕組みなので、場合によっては目当ての物が見つかるまで延々と作業を進めなければならない。こうなると気分はまさに「鉱山労働者」だが、それがまたクセになるから不思議だ!
あまりに掘り進めてしまった場合は、マップをズームアウトすることで全体が見渡せるようになる。自分がどの位置から掘り進め、現在どの地点にいるのかが一目で分かるので、広範囲を掘る際には、ズームアウトを積極的に活用しよう!
膨大なクラフト要素とシステムを完備している「ジャンクジャック(Junk Jack)」には、究極的な目標が設定されていない。つまり、プレイヤーは好きなだけこの世界に生き続けることができるのだが、それはプレイ目的の喪失にも繋がりかねないので、何か自分なりの目標を設定してみよう!
例えば本作では動物たちを捕まえて柵の中に入れ、家畜にすることができるので、オスとメスを両方捕まえて、子供を増やしてみるのも良いだろう。または染物の原材料を入手すればシャツの色を染め直すこともできるので、服飾関係に力を入れてみるのも面白いかもしれない。
一度拠点を構築し、さらなる材料を入手すれば、実践可能なことはどんどん増えてくるため、「ジャンクジャック(Junk Jack)」では様々なロールプレイを楽しむことができるぞ!
そしてその面白さにどこまで気付けるかは、プレイヤーのイマジネーションにかかっている。プレイするたびに新たな目標を掲げ、それを実践していくことが本作と長く付き合うコツだろう!
色々なプレイスタイルを試してみたい人にオススメだ!
「ジャンクジャック(Junk Jack)」は、こんな人にオススメだ!
自動生成されるワールドを掘り進め、多種多様なクラフト要素を楽しめる「ジャンクジャック(Junk Jack)」は、コツコツと何かを作り上げることが好きな人にはオススメの作品だ!
「テラリア」や「マインクラフト」の世界で楽しめた人なら、きっと本作を楽しめることだろう。
ゼロの状態からスタートし、徐々に自分の拠点が立派になっていく様子は、時間をかけただけの感動を与えてくれる。
また、延々と続くように思える掘削作業中にレアな素材を発見したときには、これ以上ない喜びを味わうことができるだろう。本作にはまだ知られざるクラフト要素が沢山あるので、是非自分自身で確かめてほしい。
「ジャンクジャック(Junk Jack)」は、地道な作業とクラフト要素が好きな人にはオススメの作品だ!
ジャンクジャック(Junk Jack)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core 2 Duo E4500 2.2GHz | Intel Core i5-2400 3.1GHz |
メモリー | 2GB | 4GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce 8600 GT | NVIDIA GeForce GTX 460 |
VRAM | 256MB | 1GB |
HDD空き容量 | 250MB | 500MB |
DirectX | DirectX 9.0c | DirectX 11 |
備考 |
Pixbits
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