「コールオブデューティー ブラックオプス2」とは、コールオブデューティーシリーズ(以下CODシリーズ)の第9作品目であり、COD BO(ブラックオープス)の正式な続編だ!
前作の主人公であるアレックス・メイソンが主人公である冷戦時代のミッションと、アレックス・メイソンの息子、デイビット・メイソンが主人公になる場合の2パターンのミッションを交互にプレイしていくことになる。
どちらもステージによってはすさまじい戦いを繰り広げ、特にデイビッド・メイソン編では舞台が2025年という未来のストーリーであるため、現代にはない架空の兵器や装備が登場する点も特徴だ!
そして大きな特徴として、CODシリーズで初めてプレイヤーの選択肢によってエンディングが大きく変わるマルチエンディング方式を採用している!
今までのCODシリーズとはまた一味違ったプレイを堪能したい人にオススメだ!
メイソン親子の壮絶な戦いを追体験せよ!「キャンペーン・モード」
キャンペーン・モードにおいて特筆すべきは、今作は2人の主人公が登場し、どちらもストーリーに大きく関わっているということだろう。「ブラックオプス2」ということで、前作からの登場人物や背景を知っているとより物語を深く理解することができるぞ!
まず、冷戦時代の主人公であるアレックス・メイソン側は前作から18年という年月がたっている設定ではあるものの、ほぼ同じ時代設定のため武器の種類や敵の種類、といった細かいところはほとんど変わらない。
しかし相変わらず高難易度では高い命中率で責めてくるために注意が必要である。そして、この時代のミッションが、2025年のデイビッド・メイソンのミッションの伏線になっているところが多々あるのだ!
ゲーム性として面白いだけでなく、ストーリーとして把握していると物語をより深く楽しむことができるぞ!
次に、デイビッド・メイソンの時代のミッションは、前作の登場人物である「ウッズ」が18年の時を経て、お爺さんにはなっているものの、その迫力と口の汚さも前作同様である。
そして、そのウッズから現代(2025年)の状況と、当時(1980年代)の様相が語られ、様々な極秘ミッションに身を投じていくことになる。
また、主にこのデイビッド・メイソンのミッションにおいてどちらか選択しなければならない状況がいくつか出現し、その選択によって最後のエンディングに影響を与える仕組みとなっている!
ゲーム性の大きな特徴としては、この作品から出陣前にある程度の範囲内から自分が、その該当ミッションで使う装備を選ぶことができるようになった点だ!
例えば、おすすめのロードアウトがアサルトライフルとハンドガンであったとしても、使用したければスナイパーライフルとショットガンの組み合わせ、或いは両方ともサブマシンガン、といった組み合わせまでできる。
プライマリーウェポンとセカンダリーウェポンの概念はなく、単純に2種類の武器を持ってミッションに挑むことができると考えればわかりやすいだろう!
また、これらの持ち込む武器には、複数のアタッチメントとパークを着用させることが可能であり、これもまた戦術の幅を大きく広げる内容となっている。
特にアタッチメントの種類は、冷戦時代と2025年とでは、性能や内容が大きく違うために非常に面白い組み合わせも可能である!
冷戦時代のアタッチメントは、BOのものとほぼ変わらない。だが2025年の武器には、驚くほど便利なアタッチメントが多く存在するぞ!
通常、この手のゲームにおいては夜間などの視認性が低い場所における索敵は、困難を極めるものである。しかしそれを補うかのような「ファインダー」と呼ばれる、敵を◇マークで位置を教えてくれるものや、敵をサーマル表示で示すものまである!
ただ、一方でこれだけ強力なアタッチメントが実装されたためか、後半のステージでは敵側も光学迷彩といった肉眼では完全に見えないレベルの迷彩を用いてくるために、前述のような便利なアタッチメントがあっても、一筋縄では行かないようになっているところも面白い点だ!
このようにさまざまな、アタッチメントの組み合わせが存在する。一例としては、何らかのサイトをつけてマガジンも拡張式を装備し、さらに素早くリロードできるようにする、といった組み合わせも可能である。
これらの武器・武装を組み合わせて、ミッションを攻略し首謀者を「殺す」か「殺さない」かまで考えて攻略を求められる本作のキャンペーン・モードは、非常にやりごたえがあり、一度だけでは理解できないBOシリーズらしい、読みごたえのあるストーリーに仕上がっていると言えるだろう!
ストーリーを何度もやって考察を深めていきたいプレイヤーにオススメだ!
今作も様々なルールで遊ぶことができる「マルチプレイヤー・モード」
今作でもマルチプレイには力を入れており、かなりの数のゲームルールが搭載されている!
ゲームのルールはチームデスマッチや、フリーフォーオールといったおなじみのものから、同様のルールで大人数戦を楽しみたい人向けのグランド・ウォー、目標物を巡って2チームに分かれて争うサーチ・アンド・デストロイまで実装されている。
おすすめはカテゴリーの中で、パーティ・ゲームスという中に入っている各種ルールのゲームだ。どれも、一風変わったルールが採用されているぞ!
GUN GAMEモードにおいては、プレイヤーはナイフから一通りの全ての武器を用いて、順番に敵を倒して、一番最後の武器でキルをすると最終的に優勝者になるというルールのモードがある。当然、ナイフ装備時には銃には大変分が悪いために、なんらかの工夫をして攻撃する必要がある。
ONE IN THE CHAMBERモードでは、合計で3ライフと「一発だけ装填されたハンドガン」を持って、争うというゲームモードである。ハンドガン「007 Golden Eye」に登場する黄金銃と同じ威力を持っており、どこに当たろうと一撃で相手を葬ることができる!しかし、一発しかないためにこの一発を以下に活用できるかが勝利の分かれ目になるだろう!
このように、数々のユニークなゲームモードが用意されており、長時間遊ぶにはうってつけの内容となっている!
多彩なルールでマルチプレイを楽しみたいプレイヤーにオススメのモードだ!
前作からの高い評価により、今作でも実装!「ゾンビ・モード」
ゾンビ・モードとは、迫りくる大量のゾンビ相手に最大4人で立ち向かうPvEコンテンツである!
最初はハンドガン一丁で立ち向かう必要があるため、慎重にポイントを稼ぐ必要があるが、次第に強力な武器を持ち込んでゾンビたち相手に有利に戦えるようになる。
今作においては、ステージが数多くあることも魅力であるが、特筆すべきは「Tranzit」と呼ばれるステージ。
このステージだけはオープンワールド形式で、非常に広大なマップを舞台に戦うことになるぞ!
プレイヤーは、バスにのって行く先々に待ち構えているゾンビたちと交戦するのだが、当然オープンワールドであるために徒歩で行くことも可能であり、こもるスペースもあり、また謎解き要素もある。前作よりもかなり作りこまれたマップであるために、一度でクリアすることは至難の業!
様々なステージやオープンワールド形式でPvEコンテンツを楽しみたい時にオススメのモード!
総評:CODシリーズ、近未来作品の幕開け!
重厚なストーリーと謎解き要素もあるキャンペーン・モードをはじめとして、BOシリーズ特有の恐怖感や凄味も上手に表現されている良作である!
また、この作品からCODシリーズは、比較的未来を描いた架空の舞台や内容をテーマとした作品が増えてくるので、未来の戦いを描いた作品を好む人であれば、この作品は入門にはうってつけの作品となること間違いなし!
冬の夜長に、ぜひ一度プレイをすることを自信を持ってオススメしたい作品に仕上がっているぞ!
Call of Duty:Black Ops II(CoD:BO2)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows Vista SP2 / Windows 7 | Windows Vista SP2 / Windows 7 |
CPU | Intel Core2 Duo E8200 2.66 GHz / AMD Phenom X3 8750 2.4 GHz | Intel Core i3-530 2.93 GHz / AMD Phenom II X4 810 2.6 GHz |
メモリー | 2GB for 32-bit OS or 4GB for 64-bit OS | 6GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce 8800GT 512 MB / ATI Radeon HD 3870 512 MB | NVIDIA GeForce GTX 450 / ATI Radeon HD 6950 |
VRAM | 512MB | 1GB |
HDD空き容量 | 16GB | 16GB |
DirectX | DirectX 9.0c | DirectX 11 |
備考 | ネットワーク接続必須 |
© 2012 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION and CALL OF DUTY are registered trademarks of Activision Publishing, Inc. All rights reserved.
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