「アンダーテール(UNDERTALE)」は2015年9月15日にTobyFox氏が個人で開発し、Steamで配信されてから世界中で大ヒットを巻き起こしたモンスターの住む地底世界から脱出する”誰も倒さなくていい”超人気RPG! ※シングルプレイ
配信開始から約2年間、様々な考察やファンアートが多数投稿され、マルチプレイのゲームではないにも関わらず国境を越えてのファン同士の交流が盛んであった。日本国内でも当時からかなりのファンがおり有志による日本語訳のパッチが出ていたほどだ。
そんな人気タイトルが、2017/8/22に公式で日本語版を配信開始!
これによって更に国内でも人気が加速して、どんどんアンダーテールのファン急増中!
本作開発のTobyFox氏は日本ゲームが大好きで、本作は特に「MOTHER」や「東方Project」といった日本のゲームからインスピレーションを受けて作られたと語っている。
その為、グラフィックは懐かしさを感じるドットで描かれており、戦闘システムには弾幕を回避する要素を取り入れているのだろう!
グラフィックや戦闘システムのみならず、BGMの評価も非常に高い!
一度聴いたら忘れられずにやみつきになってしまい、覚えてしまうような独特のメロディーが多く、ファンによるリミックスが動画サイトにも多数投稿されているぞ!
他にも様々な国内産ゲームの面影を残した要素が「アンダーテール」には沢山詰まっている。
RPGに限らず、ゲームが好きな人全てに自信をもってオススメ出来るのだ!
「アンダーテール」のあらすじ・世界観
昔々、人間という種族とモンスターという二つの種族が、この地球という星を支配していました。
ある日、このふたつの種族の間に戦争が起きました。
長い戦いの末、人間側が勝利をおさめました。そして人間たちは、モンスターたちを魔法で地底に封印したのでした。
時は流れ、201X年。
モンスターが封印されていると言い伝えられているエボット山。
この山に登った者は、二度と帰って来られないと言う言い伝えも残されています――。
主人公はエボット山から落下してモンスターの住む地底世界に迷い込んでしまった一人の人間の子供だ。プレイヤーはこの子供を操作することになる。
目的はもちろん、モンスターの住む地底世界からの脱出だ!それ以上でもそれ以下でもない。
「アンダーテール」は冒頭にも書いた通り「誰も倒さなくていいRPG」だ。
地底世界には多種多様なモンスターが住んでいるので、人間というだけで珍しさに近寄ってくる者や嫌悪感を抱いている者など様々な性格のキャラクターと接触することになるだろう。
ちなみに、「倒さなくていい」とは言ったが「倒してはいけない」とは言っていない。
時にはどうしても戦わなければいけない場面に遭遇することもあるだろう。そんな時に一体プレイヤーである自分自身がどう判断するのか?そんな事も考えながらこのゲームを楽しんで欲しい。
まだプレイしていない人は、是非何も調べずにプレイしてみてほしい。きっと驚くべきストーリー展開が待ち受けていること請け合いだ!
ドット絵で描かれているからこそ際立つコミカルな場面、緩和されながらも際立つシニカルなセリフ、シリアスな展開は、いつの間にかプレイヤーを「アンダーテイル」の世界の虜にしているだろう!
作り込まれた世界観や、心温まる感動的なストーリーが好きな人にオススメのゲームだ!
他の追随を許さない斬新な戦闘システム!
「アンダーテール」の魅力的なところの一つとして、特に一番個性的であろう箇所が戦闘システムだろう!まず、敵とエンカウントしたときの画面に映る個性的なコメントは、各キャラそれぞれ全て異なっているのだ!
見ての通り、敵の名前も率直なネーミングセンスであるからこそ個性が際立っていて面白い。
そして、プレイヤー側のコマンドは「たたかう」「こうどう」「アイテム」「みのがす」。
何度も言うが、このゲームは誰も倒さなくてもクリア出来るように設計されているので、「こうどう」の使い方によってはどんな敵でも上手に「みのがす」事が出来るのだ!
ただし、敵の攻撃方法も特殊なので、一筋縄では行かなかったりする。
プレイヤーの行動が終わると敵のターンになるターン制のバトルシステムを採用しているのだが、このゲーム、RPGなのに敵の攻撃は弾幕シューティングゲームのような形式になっている!
その為、被弾するとHPが減ってしまう。逆に考えれば、上手く避けられれば無傷で戦闘を終了できると言うことになる。
これが他のRPGにない「アンダーテール」ならではの要素だ!
「弾幕を避けるのが苦手……」と言う人でも、これはRPGである。防御アイテムや回復アイテムが豊富にあるので安心して遊べるぞ!
逆に弾幕シューティングゲームが好きな人にもオススメ出来るゲームになっていると言ってもいいだろう!
ここまでで、簡単なあらすじや世界観・キャラクター・戦闘システムを紹介してきたが、あとは是非実際に「アンダーテール」をプレイしてみて、その世界観や戦闘システムの面白さ、音楽の素晴らしさを実感してみて欲しい!
このゲームの「全て」を知った時、驚きを超えた衝撃がプレイヤーを待ち受けている事は間違いない!
ゲームを愛する全てのユーザーに自信を持ってオススメが出来る作品だ!
「アンダーテール」に出てくるキャラクターたち
主人公
プレイヤーが操作することになる、人間の子供。デフォルトの名前はないので、自分の名前をつけたり呼びやすい名前にするのが良いだろう。
エボット山から転落してモンスターの住む地底世界に迷い込んでしまった。
フラウィー
主人公が最初に出会う、黄色い花。行く先々で助言をくれたりする。
トリエル
地底世界に迷い込んでしまった主人公を保護してくれる、心優しいヤギの姿をしたモンスター。最初のダンジョンのチュートリアルをしてくれる。
好物はカタツムリで、得意料理はカタツムリのパイ。愛読書もカタツムリの本。
サンズ
ガイコツ兄弟の兄の方。人間の見張りの仕事をしているらしいのだが、勝手に持ち場を離れて休憩する様子が目立つ。ジョークが好きでつかみどころが無い。
喋るとき、他のキャラとは違うフォントが表示される。
パピルス
ガイコツ兄弟の弟の方。めちゃくちゃ自信家だがお人好しで底なしに明るい。お気楽・超絶ポジティブ思考の持ち主。人間を捕まえて有名になりたいらしい。
サンズと同様、喋るときに他のキャラとは違うフォントが表示される。
アンダイン
魚人型のモンスター。モンスターの世界を統治している王様直属の王国騎士団の隊長を務めている。使命があるようで、主人公である人間には敵意剥き出しで襲いかかってくる。
地元ではご当地ヒーロー的な存在のようで、彼女のファンはとても多い。
今回紹介したのは物語の序盤から中盤で主に関わってくるキャラクターになっているが、これだけでも個性的かつ魅力的なキャラクターばかりなのは伝わってくるだろう。
そして、彼らとどう関わっていくかは主人公であるプレイヤー次第だ!
地底世界から脱出する最中で、他にもたくさんの個性的なモンスター達と出会うことになるぞ!
個性豊かなキャラクターたちと自由に接しながら冒険したいプレイヤーにオススメだ!
アンダーテール(UNDERTALE)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows XP, Vista, 7, 8, 10 | Windows 7, 8, 10 |
CPU | Intel Core 2 Duo | Intel Core i3 |
メモリー | 2GB RAM | 4GB RAM |
グラフィックカード | 128MB VRAM, OpenGL 2.0対応 | 512MB VRAM, OpenGL 2.0対応 |
VRAM | 128MB | 512MB |
HDD空き容量 | 200MB | 200MB |
DirectX | DirectX 9.0c | DirectX 9.0c |
備考 | 最低限のスペックでゲームをプレイ可能よりスムーズなゲーム体験のためのスペック |
(C) Toby Fox 2015-2017
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