「ザ ワイルド エイト(The Wild Eight)」はHypeTrain Digitalが開発した、 2017/02/09よりSteamでリリースしたマルチプレイサバイバルゲームだ!
アラスカを舞台に繰り広げられる、謎と危険に満ちた過酷なサバイバルゲーム。
飛行機の墜落により極寒の地に落とされた8人の主人公たち。
その日を生き抜くための重要な装備もなく、それでもなんとか生き残るために奮闘する。
放っておいたらどんどん危機に陥っていき、一刻も早く、自分の身を守れる準備を始めるのだ。
自由度の高いゲームでありながら、シングルプレイだけじゃなく、8人までのマルチプレイに対応し、協力して生き残れることが非常に素晴らしい。
本作のPvPは殺し合いではなく、助け合っていけるので周りと仲良く楽しくプレイすることが可能だ。
さらに最初から日本語にも対応しているおり、英語が苦手な人にも安心してできるので、 サバイバルゲームが好きな人にはもちろん、カジュアルなグラフィックの世界観が好きな人にもオススメだ!
個性ある8人の主人公たちが協力し合い生き残りをかけていく!
本作の最大の魅力と言っても過言ではないのは、個性のある主人公たちにある。
8人の主人公にはそれぞれ特徴があり、得意なことが異なるのだ。
選んだ主人公によっては、生き残れるのが非常に困難な状況も出てくるし、逆に非常に楽に生活できる場合もあるだろう。
それらを含めて主人公選びを慎重に行う必要がある。
マルチプレイ最大の人数である8人でやると、担当場所がそれぞれにあるため、ゲームの面白さは半端ないものになる。
少ない人数では絶対に楽しめない連帯感だ。
もちろん、少ない人数でもキャラクターの特性をばらけさせて、不得意なことを補い合うなどの戦略も建てられる。
自由度が高いため色々な作戦が考えられるので、プレイの度に様々な発見があるのも嬉しいポイントだ。
初心者だとどのキャラクターが一番良いのか悩んでしまうかもしれない。
誰でもいいと言いたいところだが、寒さが予想以上に厳しいため、寒さに強いというと特徴を持つウィリアムを素直に選んでおくべきだろう。
アラスカの寒さは予想以上に厳しいのだ。
墜落後すぐに過酷なゲームはスタートする!
日本のゲームだとユーザーフレンドリーのために、墜落後から本格的にゲームが開始されるまでの間にチュートリアルを入れてしまうパターンが多い。
海外のゲームだとその辺が無視され、いきなり本番みたいな状況になってしまう。
不測の事態から、わからないコトが多い状態で開始されるのも一興だ!
その点、The Wild Eightでは墜落後からゲームが開始されるが、チュートリアルを親切に行ってくれるために何をすればいいのかわからないという状態には陥りにくいだろう。
チュートリアルを通して、建築方法やクラフト、狩りなど生きていくのに必要なコトを学んでいこう。
最初は生き残るだけも必死なのだが、慣れてくると安定して生存できるようになっていく。
そうなったらメインクエストにも手を出していって欲しい。
メインクエストを進めていくことで、墜落の原因だったり、この大地で行われている怪しげな研究だったりと謎がだんだん解明されていく。
The Wild Eightの本当のゲームが始まる瞬間だ。そして、他にも遊び的な要素であるサブクエストも用意されている。
サブクエストでは役立つ装備などももらえるので、積極的に見つけたらこなしていきたい。
キャラクターの成長はスキル性になっており、サバイバルを続けていくと自然と成長していく。
スキル上げのようなことをわざわざしなくても、生き残るために必要なコトをしていればいい。
食料を集めるために動物を攻撃していれば、攻撃スキルが上がっていくし、移動していれば、移動スキルが高まっていく。
生き残るためのスキルが足りないような問題にはまず陥らないはずだ。
面倒なスキル上げをしなくてもいいと言うと、楽で簡単なゲームに思えるかもしれない。
しかし、生きるために必要なコトがわかるためには何度も死んで、体で覚えていく必要があるのだ。
本作は本当に簡単に死ねる。
キャラクターではなく、プレイヤーを成長させていくと言っても良いだろう。
そして、一番大事なのはバックパックの容量だと気がつく。
The Wild Eightのシステムがよくわからないうちは、バックパックの容量を増やすスキルを最優先で取っておくとべきだ。
ステータス管理が生死を分ける!
The Wild Eightで、常に目を配っておかなければならないポイントが3つある。
体力と満腹度、そして体温が画面の左下にある3本のバーで表示されている。
一番大事なのは体力ではあるが、他の2つもなくなってしまえば、イコール死に直結する、どれも大事な数値なので注意深く見ておきたい。
満腹度or体温のどちらかが0になると直接的な命に関わっている体力が減っていくのだ。
他にも野生動物の攻撃を受けたりすると減る。
死にかけの状態でお腹が空いたり、体温が低くなれば、命が危うくなるのは、容易に想像できるだろう。
死なないためにも、寒さ対策としては定期的に火のそばへ行くこと。
満腹度は食料を得て口にすれば回復する。
それだけなのだが、食材がなかなか見つからなかったり、迷ってしまえば簡単に死んでしまう。
なにかのトラブルで死んでしまうことが本当に多いのだ。
死んでしまうと自分が持っていたものを全部その場にぶちまけてスタート地点に戻る。
死んで何が一番痛いのかというと、荷物は取りに行けば良いんだけど、スキルがリセットされること。
せっかく育てたスキルが無駄になるのはなによりも悲しい。
そして、なによりも辛いのがリスポーンした位置に獣が存在する場合がある。
素手で倒すことになるので、下手をすれば連続死だ。
幸い、アイテムもなくスキルもゼロなのでさほど痛くはないが、何度も死ぬのは心が締め付けられてしまう。
動物に襲われたり、危険を回避するために拠点を作り上げるのがこのThe Wild Eightの最大の醍醐味となる。
クラフトシステムで自分の手で強くなれる!
基本となる物資は薪と鉱石だ。まずはこれらをつかって、作業台を作り上げることからクラフト作業が始まる。
作業台が出来るまでは、手で木と岩を攻撃し、薪と鉱石を手に入れることになるのだ。
手での作業のためあまり効率がよくない。
石の斧、石のツルハシを作っていくことがクラフトの最初の目的となるだろう。
もちろん、石の斧、石のツルハシはあまり性能が良くない。さらに上の物を作れるようにアップグレードを重ねていくことになる。
この辺りのシステムに関してはマインクラフトなどのゲームをやったことがある人には、すぐに理解出来るシステムになっているだろう。
質の高い上質な武器や服を作る為には、薪と鉱石だけではダメで、動物からはぎ取れる革が必要になるなど、現代の生活に慣れてしまった人には、生きていくのが大変なのが痛感できるゲームに違いない。
原始生活だけでも大変なのに、そこがアラスカのような極寒の地なら、ハードルは何倍にも上がっていく。
のんびりとクラフトをやっている間にも体温はどんどん下がっていくし、急いで巻を集めて火を起こす必要がある。
体温が高まっても食べ物がなければ空腹で死ぬし、生き残るのが非常に大変なゲームだ。
サバイバルの真似事をしたい人はたくさんいるが、実際にやるとなるとこんなにも危ないことがあるというのを学べる点でも、すごくリアルに出来ている。
まったりとしたクラフトゲームではなく、死と隣り合わせの危機感のある中で生活をしたい人はうってつけのオススメサバイバルゲームだ!
ザ ワイルド エイト(The Wild Eight)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i3 3.0GHz | Intel Core i5 3.5GHz |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 970 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 1GBの空き容量 | 1GBの空き容量 |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
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