【Galacticare (ギャラクティケア)】ユーモラスなSF世界で院長として病院の経営に挑むシミュレーションゲーム！

『Galacticare (ギャラクティケア)』は、2024/5/23からSteamストアで正式配信されている開発：Brightrock Games、パブリッシング：CULT GamesのPC向け新作SF医療シミュレーションゲームタイトル。

SF世界の銀河系を舞台に、院長として病院経営を行っていくというユニークな世界観、奇想天外な医療内容と充実した病室のアップグレード要素、病院の評価を高めていくやりこみ要素満点のプレイが大きな特徴。

個性的な世界観を持つシミュレーションゲームをプレイすることが好きな人、SF世界でユーモア満点のプレイを体験できるゲームを求めている人、実況配信に向いているゲームを探している人におすすめの新作ゲーム。

SF世界で病院運営に挑む新作

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで好評配信中の『Galacticare (ギャラクティケア)』は、SF世界の銀河系で「病院の運営」にチャレンジしていくというユニークな世界観が光るおすすめの新作PCゲーム。

プレイヤーは「銀河を超えてケガや病気を治療する唯一の会社」である「ギャラクティケア」の院長として23世紀の宇宙へと降り立ち、様々な病気にかかった宇宙人患者の面倒を見ながら病院を運営していくことになる。

ゲーム内では病院を細かくレイアウトしながら発展させていくサンドボックス要素に加え、医師を雇い入れる人材マネジメント要素にも触れることができ、シミュレーションゲームとしての醍醐味をしっかりと味わえる点が魅力。

幅広い年代のユーザーが親しめるグラフィックとキャラクターデザインを持つ作品で、多彩な宇宙人キャラクターたちが登場する点で、SF映画の人気作『メン・イン・ブラック』シリーズのような感覚を覚える人も出てくるはず。

真面目な側面だけではなく、お笑い要素も持っている点が作品の大きな特徴で、ユーモラスなキャラクターと奇想天外な世界観で楽しく遊べるはず。今後世界的に話題になっていく可能性を大いに秘めた必見の新作PCゲームだぞ。

イギリスのデベロッパーが送るSLG

ゲームを開発したのは、イギリスのブライトンに拠点を構えるインディーゲームデベロッパーの「Brightrock Games」で、パブリッシングはCULT Gamesが担当している。強烈な個性が光る必見のタイトルだ。

Brightrock Gamesは、モッダーやゲーム愛好家の集まりとしてスタートした小規模な集団で、AAAゲームでは決して取り上げられないであろうジャンルの創生に力を入れている。本作はまさに彼らの代表作となる新作だ。

同デベロッパーのデビュー作は2015年の『War for the Overworld』で、RTSジャンルに属するこの作品は現時点で5,996件ものユーザーレビューを集める超人気作として君臨している。レビュー総評は「非常に好評」だ。

本作でBrightrock Gamesは、マネジメントゲームの黄金時代に登場した名作ゲームにインスパイアされ、このジャンルが持つ「個性と複雑さ」をさらに発展させたいとの思いから本作を開発したことを明かしている。

パブリッシングを手掛けている「CULT Games」は、才能あるインディー系の開発スタジオと提携しながら、コミュニティー重視のアプローチで素晴らしいゲームをリリースすることを信条に掲げる新しいゲームレーベル。

インディーゲームデベロッパーにしかできない「作風」があり、そういった趣向をサポートしてくれるレーベルも存在する。ゲームが文化的に発展するための「これ以上ない」リレーションシップが光る新作と言えるだろう。

ゲームプレイの流れと魅力

キャンペーンは「章」形式でスタート。最初は秘書が不慣れなプレイヤーを全面的にサポートしてくれるので、ガイダンスに従ってプレイを進めつつ、ゲームが持っているユニークな世界観とシステムを把握していこう。

最初は23世紀の地球軌道上が舞台。宇宙ステーションのようになっている院内は見下ろし型のプレイ画面で見ることができ、そこでNPCとの交流を行いながらシミュレーション要素へと着手していくことになる。

サンドボックス要素については、初歩中の初歩からスタート。何も置かれていない区画に受付カウンターを設置する場面が登場し、プレイヤーはここでクラフトシステムについて学びながらプレイを続行していく。

クラフトシステムは、別ウィンドウに表示されるオブジェクトを任意の場所に配置していく一般的な仕組み。これらのアクションはタスクとなって提示されていくため、コツコツと作業を行っていくと良いだろう。

ゲームの舞台はSF世界のため、扱うオブジェクトには普段見慣れないものも多いが、各オブジェクトに詳細な説明がついているため、初見でも迷わずに遊べるはず。親切なチュートリアルセクションもある新作ゲームだ。

プレイ中には「医師」キャラクターを雇い入れることが可能で、候補一覧の画面から選択して勤務して貰うことになる。特定の環境下で能力が向上する医師NPCも存在するため、マネジメント要素が大いに捗るはずだ。

ホログラフィックドクターや短距離テレポーター、亜空間ポータルなど、仕事の効率を高めるさまざまなツールや機器も続々と登場。最先端の技術を取り入れることで業務を効率化し、問題の解決にも対処できるようになる。

やって来る患者の外見は千差万別。小さな生体構造のキツネザル、宇宙船サイズの宇宙飛行士、さらには惑星そのものなど、驚くべき患者たちを相手に医療を提供していくことになる。スケールが大きい新作ゲーム作品だ。

治療方法には「実験段階」のものも存在し、どんな結果が巻き起こるのか分からないという側面も。人間を相手にしているのではない、という点でこのブラックユーモアが上手く回避されている印象も受ける。

タスクを完了すると「報酬アイテム」を獲得。報酬にはクラフトなどに必須なゲーム内通貨も含まれ、プレイを続ける毎にやれることも増えていく。様々な種族に別れる宇宙人と交流できる点も作品の大きな魅力だ。

作品には音楽祭、深宇宙刑務所、宇宙共同農場、産業災害など、一筋縄ではいかないシナリオの数々が登場。起伏に富んだゲームプレイを提供してくれる点が非常に面白く、時間をかけてやり込むプレイに没頭できるはず。

病院が上手く経営されているかどうかの指針は「評価」の1点にかかっている。院長として全体の構造を把握しながら適切なマネジメントを行い、自分の宇宙病院を最高の医療機関へと発展させることがプレイヤーの使命だ。

日本語インターフェース対応

Steamストアでの販売価格は3,888円で、現在は「リリース記念セール価格」となる10%OFFの3,499円で購入できる(2024/6/7までの期間限定価格)。少しでも安く製品を購入したいと考えている人は急ごう。

ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕に対応。音声は英語のみとなっているが、翻訳精度はかなり高いため、混乱することなくプレイを進められるはず。各種の汎用コントローラーでの操作もサポートされている。

なお、ストアでは開発者を支援する目的を持つダウンロードコンテンツ「サポーターパック」も1,200円で併売中で、このパックとゲーム本体がバンドルされた製品「プラシーボ・エディション」も5,088円で販売中だ。

作品はソロプレイ専用のタイトルで、ローカルまたはオンラインでのマルチプレイには非対応となっている。解除できるSteam実績も41種類と豊富なので、じっくりと病院経営に取り組みながら全実績の解除を目指そう。

Valveの携帯ゲーム機「Steam Deck」との互換性についてはストア上に記載がなく、現在確認中になっているものと思われる。インターフェースのフォントサイズがやや小さいため、このままだと対応が厳しくなるかもしれない。

PCへのシステム要件については中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードはNVIDIAのGTX 1080クラスのパーツかそれ以上となっているため、現行のミドルスペック帯のゲーミングPCがスイートスポットと言える。

CPUの推奨モデルは4コアかつ2.5GHzで動作するプロセッサーで、メインメモリの推奨搭載量は16GBと一般的。インストールサイズは30GBと中程度のサイズだが、ストレージが逼迫気味な人は注意しておこう。

SF銀河系を舞台に、宇宙ステーション型の病院を運営していくおすすめの新作ゲーム『Galacticare (ギャラクティケア)』は、現在Steamストアで好評配信中。奇想天外な世界観が際立つ必見のインディーゲームタイトルだ。

記事執筆時点でSteamストアには137件のユーザーレビューが寄せられており、その総評は「非常に好評」と順調な滑り出しを見せている。リリースする作品がすべて高評価を獲得しているデベロッパーの新作だ。

かつて無い世界観を持つ経営シムをプレイしてみたい人には断然おすすめの作品に仕上がっている。ゲーム内容に興味が湧いた人は今すぐSteamストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】院長になってSF病院を経営！