【Fabledom (フェイブルダム)】おとぎ話の世界で王国建設を目指せるおすすめの新作シミュレーションゲームが配信中！

『Fabledom (フェイブルダム)』は、2024/5/13からSteamストアで正式配信されている開発Grenaa Games、パブリッシャーDear Villagers/Doyoyo Gamesのファンタジーサンドボックス建国シミュレーションゲームタイトル。

ファンタジックかつアニメチックな世界観に包まれた世界を舞台に、集落と王国の成長を進めていく都市建設型シミュレーションゲームシステム、「おとぎ話」の要素をフィーチャーしたゲームデザイン設計が大きな特徴。

年代や性別を問わず親しめる「まちづくり」シミュレーションゲームタイトルを探している人、長時間夢中になってプレイできる建国SLGを求めている人、海外アニメ風の世界観が好きな人におすすめの新作PCゲーム作品。

おとぎ話のまちづくりSLG

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで好評配信中の『Fabledom (フェイブルダム)』は、ヨーロッパを中心とする「おとぎ話」の世界観を持っているおすすめの「まちづくり」シミュレーションゲームタイトル。

小さな集落からスタートして、徐々に建設要素を進めながら大型の都市と王国を建造できる点が魅力で、直感的な操作方法でシステムに触れることができるため、幅広い年代のプレイヤーが気軽に遊べるPCゲーム作品と言える。

ゲームの舞台となるのは、「おとぎ話が現実になる」不思議なファンタジー世界。プレイヤーは自分の村の成長を見届けつつ、市民の生活を観察しながら、隣国との関係性も築き上げ、一大王国を建造していくことになる。

一般的に複雑な要素が多い建国SLG作品とは一線を画した作りになっているため、プレイ自体は簡単でとっつきやすいが、作品には「難易度設定」があるので、経験豊かなベテランプレイヤーでも存分に楽しめるはずだ。

本作を開発したのは、スウェーデンに拠点を構えるインディーゲームデベロッパーの「Grenaa Games」。作品は早期アクセスタイトルとして2023年にSteamストア上で発表され、約1年で正式版の配信に漕ぎ着けている。

早期アクセス期間はやや短く見えるかもしれないが、初期段階から通算すると実に4年もの開発期間を経ている作品なので、今回の正式バージョンリリースは感慨深いものだったに違いない。苦労が実った新作SLGタイトルだ。

ゲームの特徴

一般的な建国シミュレーションのシステムを「入り込みやすい切り口」で提示している点が作品の特徴で、プレイを進めていく毎に人材と土地、建造物に関するマネジメント要素も出てくる。決して安易な発想の作品ではない。

おとぎ話をモチーフにしているゲームタイトルだけあって、作品にはノームや魔女、ドラゴンなど、ファンタジー世界の住人も多数登場。リアリティー全振りのゲームとは一線を画した仕上がりと夢のある世界観が非常に面白い。

NPCとの「ロマンス要素」もフィーチャーされている本作では、マップに登場する6名の統治者キャラクターから自分が交流する相手を選び、建設中の王国のためにユニークなクエストや建造物を手に入れるプレイ要素も可能だ。

さらにゲームではトロールの軍隊などと戦う戦闘要素もあり、兵士や英雄を集めながら領地を守り抜く軍隊を結成していくプレイも体験できる。単なるハッピーな建国シムとは異なる「バトルシステムの実装」も魅力だぞ。

隣国とは経済要素と公益要素などによって交流することも可能。プレイを進めて王国を発展させることでやれることも増え、遊び甲斐満点のシミュレーションゲームへと進化していく。長時間楽しめる必見のタイトルだ。

開発者は『セトラーズ：新たな仲間たち』『Foundation』『Kingdoms and Castles』などのゲームにインスピレーションを受けたと明言しているので、これらの作品が好きな人であれば、本作も存分に楽しめるはずだ。

日本語環境を実装

Steamストアでの販売価格は2,400円で、現在はリリース記念セール価格となる35%OFFの1,560円で購入できる(2024年5月21日までの期間限定価格)。かなりのセール価格なので、安く手に入れたい人はチャンスだ。

ゲームはソロプレイ専用タイトルとなり、ローカル及びオンラインでのマルチプレイには非対応。ギルド絡みでオンラインの建国シミュレーションを敬遠している人にもおすすめできる新作インディーゲームと言えるだろう。

早期アクセス版の段階では日本語インターフェースをサポートしていなかった本作だが、現在はバッチリ日本語インターフェースと字幕を完備しており、幅広い年代のプレイヤーが気軽に参入できる土壌が整っている。

PCへの要求スペックは中程度。推奨環境で提示されているグラフィックボードはGTX 1070クラスのモデルで、メインメモリの推奨搭載量は16GBと一般的なサイズ。多くの人がクリアできるスペックラインと言えるだろう。

おとぎ話をフィーチャーしたファンタジー世界をたっぷりと堪能しながら、自分だけの王国建設を体験できるおすすめの新作インディーゲーム『Fabledom (フェイブルダム)』は、現在Steamストアで好評配信中。

スタッフの情熱が惜しみなく注ぎ込まれた精細なグラフィックとゲームシステムで楽しく遊べる必見のシミュレーションゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】まちづくりに挑戦！

ゲームプレイの流れ

最初にプレイヤーは世界地図から自分が王国を建設していく土地を選択し、その後実際のシミュレーションへ突入していくことになる。スタンダードモードとクリエイティブモードの2種類に分かれるゲームモードを選択可能だ。

この選択画面で「難易度」を決めることも可能。難易度は各種のステータス値が変化するので、ポップアップ形式の説明画面を見ながら、自分に最適と思われる難易度を選択すると良いだろう。配慮が行き届いた新作ゲームだ。

プレイする領域を決定したら、自分の性別と「探している相手」の性別を選択し、その後好きな名前を付けることが可能。王子または王女として国家を作り上げていく建国シミュレーション要素がスタートしていくぞ。

プレイ序盤では絵本を開くようにオープニングムービーが展開し、ゲームが持っている世界観について語られていく。丁寧な導入部によってプレイヤーに深い没入感を提供してくれるタイトルで、作り込みと完成度が凄い。

ゲームのプレイ画面は上空見下ろし型を採用。丹念に作られた3Dモデルを見ながら、最初は画面下部に表示されるテキストを見て操作のチュートリアルを行っていく。チュートリアルは設定から飛ばすことも可能だ。

プレイヤーが最初に目にするのは、荷馬車とその周りを歩いている村民たち。カメラ視点は自由にズームインとズームアウトを行うことができ、集中したい場所を素早くフォーカスできるようになっている。

カメラ視点の素晴らしい点は、見下ろし型以外に土地と並行になる視点も得られるところ。一般的な建国SLGは俯瞰する視点で固定されるが、本作の場合には臨場感抜群のサードパーソンビューでもプレイを楽しめる。

登場するフェイブル民には固有の名前が振り分けられており、現在の地位と状況をテキストで確認できるようになっている。デフォルメされた可愛らしいモデリングと相まって、人々に感情移入しながら遊べること請け合いだ。

既定の操作を完了すればチュートリアルセクションが徐々に進行し、砂利道の建造や労働者小屋の建設などのタスクがプレイヤーに課せられていくことになる。建国SLGを初めてプレイする人にも分かりやすいセクションだ。

ゲームのプレイ画面には「一時停止」や「早送り」のボタンも登場。本作はリアルタイムで四季と時間が進んでいくシステムを持っているので、その時の状況に合わせてこれらのボタンを活用しながらゲームを進めよう。

マップ内に建設できる道には、その上を歩行するフェイブル民の移動スピードをアップさせる効果があり、またフェイブル民はなるべく「道に沿って移動」しようとする。これらの特性を考えながら設置すると良いだろう。

住居を建設する場合には「家長」が必要であるなど、本作はフェイブル民とオブジェクトの繋がりが求められる部分があり、そこに人材マネジメント要素が生まれていく。簡単そうで奥深いゲームシステムが作品の特徴だ。

建造物を設置する場合には、マップに存在するグリッドラインに沿って置いていくことになる。プレイを進めていくことでさらなる大都市へと発展させられるため、この面でもマネジメント要素は非常に大切だ。

入口は低く、そして出口は高く設定されているのが『Fabledom (フェイブルダム)』の醍醐味であり、実はかなり複雑なシステムを簡単に見せようとしている点で開発者の努力が窺える。見た目とは裏腹に本格的な作品だ。

おとぎ話をフィーチャーしたファンタジー世界で自分だけの王国建設を体験できるおすすめの新作インディーゲーム『Fabledom (フェイブルダム)』は、現在Steamストアで好評配信中。ユーザー人気も非常に高い必見タイトルだ。

建国シミュレーションゲームは数あれど、本作のように気が利いたシステムを持つ作品にはそうそうお目にかかれない。興味が湧いた人は今すぐSteamへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】楽しさ満点のSLG！