『Eye On The World (アイ・オン・ザ・ワールド)』のタイトル画像

『Eye On The World (アイ・オン・ザ・ワールド)』は、2024/3/18からSteamストアで正式配信されているLilyCompany(りりぃカンパニー)の「ボクセル探索」アドベンチャーゲームタイトル。

ボクセルグラフィックで描き出される様々な都市部の風景内を「監視カメラ視点」で見ながら、画面内にあるアイテムをクリックして獲得していく「ポイント・アンド・クリック」形式のプレイスタイルが大きな特徴。

大人も子供も一緒に楽しく遊べるゲームを探している人、個人でのゲーム開発に興味がある人、日本で活躍してるインディーゲームデベロッパーの作品を集めている人におすすめの新作アドベンチャーゲームタイトル。

このゲームはココが魅力!
  • 親しみやすいグラフィック
  • ポイント・アンド・クリック形式
  • 親子でも遊べる世界観

楽しいボクセル世界が広がる新作

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで正式配信中の『Eye On The World (アイ・オン・ザ・ワールド)』は、「ボクセルグラフィック」で再現された街並みが印象的なおすすめの新作探索アドベンチャーゲームタイトル。

プレイヤーは監視カメラ視点で映し出される都市部を見ながら、そこに隠れているアイテムをクリックして獲得していく。ゲーム業界で「ポイント・アンド・クリック形式」と呼ばれているジャンルに属する新作PCゲームだ。

丹念なモデリングと明るい彩色によって生み出されている本作の街並みはレゴ・ブロックのように鮮やかで、ゲームシステムと操作性は遊ぶ人を選ばない。普段あまりゲームで遊ばない人にもハマる魅力を持つ作品と言えるだろう。

ボクセル世界で遊べる新作

ポイント・アンド・クリック形式のゲーム作品は特に海外で高い人気を誇っており、現在も様々な様式と世界観、スタイルを持つゲームが次々とリリースされている。本作も同ジャンルとして面白さ満点の内容を誇るタイトルだぞ。

じっくりとプレイ画面を見ながら興味の湧いた部分をクリックしていくプレイ形式が好きな人にもおすすめで、家族で一緒に画面を見て遊ぶこともできるようになっているため、一度購入すれば利便性の高いゲーム作品となるはず。

暴力的なゲーム作品が苦手な人や、親子で一緒に楽しく遊べるカジュアルなゲームタイトルを求めている人には断然おすすめできるタイトルで、ワイワイ盛り上がりながらポイント・アンド・クリックのプレイを楽しめるだろう。

ゲームの世界観

ゲームの舞台となるのは、治安維持のため至る所に監視カメラが設置された「とある町」。プレイヤーは特別監察官に任命された主人公としてプレイを進めながら、迷子の捜索や落とし物の発見などを行っていくことになる。

中には「ネコの探索」要素もあり、与えられたミッションを次々とこなしていく主人公だが、徐々に街に隠された「謎」について知ることになっていく。単純な設定の中に隠されたミステリアスな要素が作品の大きな魅力だ。

実際にゲームのプレイ画面には架空の「Voxel Times」紙が「監視カメラ」について言及している記事が表示され、住人のプライバシーについて「賛否の声」が挙がっていることが世界観設定として分かるようになっている。

監視カメラ視点でプレイ

現実世界でも犯罪抑止と防止、そして「証拠」になるという理由で防犯カメラや監視カメラは多数設置されているが、ゲーム内での記事言及のように賛否両論を呼んでいることもまた事実。なかなか深い世界観を持つタイトルだ。

前述のゲーム説明文章の部分で「監視カメラ」というワードが用いられた際に、「あれっ」と思った読者は鋭い。単にポイント・アンド・クリック形式のゲームであれば、プレイ画面を監視カメラ視点にする必要は無いからだ。

親子が一緒になって遊べるゲーム作品でありながらも、世界的・社会的に大きな問題となっている「監視カメラ社会」に切り込んでいるという点で本作には骨太な世界観があり、そこに作者自身の考え方も浮き彫りにされている。

ゲームプレイの特徴

そんなミステリアスな世界観設定を持つ本作だが、ゲームの本質はポイント・アンド・クリック形式の「物探し」で、精緻なボクセルアートを見ながら、特定のアイテムや生物を発見していくプレイ要素は文句なしに面白い。

ボクセルアートという単純化されたグラフィックの中で「なにかを発見する」ことは思った以上に難しく、3Dモデルで構築された世界の「奥行き」を理解していく頭脳プレイ要素も求められていくため、やりこみ要素は満点。

ボクセルグラフィックが特徴

あまりにも発見できない場合には、画面上の「イルカ」アイコンをクリックすると、都度ヒントが表示されていくシステムになっているので、行き詰まった際に活用してみるのも良いだろう。無論自力で発見した方が爽快感がある。

ちなみに画面上にヒントを表示させてくれるイルカは、かつてMicrosoft Officeで「ヘルプの表示」を行っていたサポート役キャラクター「カイル」のパロディーと思われる。一定年齢以上の人がクスッと笑える要素がグッドだ。

基本的には監視カメラ映像を切り替えながら物探しを行っていくが、作品には便利な「ズーム機能」も実装されているので、これを用いながらプレイを進めていくと発見が大いに捗るはず。様々なアシスト機能をフル活用しよう。

日本の個人開発者が送る新作ゲーム

本作を生み出したインディーゲームデベロッパーの「りりぃカンパニー (LilyCompany)」は、個人開発者「おれんじりりぃ」さんが中心となっているゲームスタジオ。公式Xアカウントも持っているので、ぜひフォローしてみよう。

「ボクセル×フィクション」を組み合わせた楽しい世界をつくるゲーム制作チーム、という触れ込みを持っているりりぃカンパニーは、ジオラマ風の世界観を持ったゲームの開発を得意としている。今後要注目のデベロッパーだ。

そんな「りりぃカンパニー (LilyCompany)」は、これまでに『WE ARE HIRING』『CRAZY TRAINS』『CRAZY DONUTS』『CRAZY PANCAKE』などの作品をリリースしてきた実績がある。次回作にも期待が高まる新鋭だぞ。

個人が開発した新作ゲーム

Steamストアでの販売価格は480円で、現在はスペシャルプロモーション期間中なので10%OFFの432円で購入できる(5月10日までの期間限定価格)。「ワンコイン価格」でお手軽にゲットできるおすすめの新作PCゲームタイトルだ。

ゲームはシングルプレイ専用のタイトルとなっており、ローカル及びオンラインでのマルチプレイには非対応。ただし前述の通り複数のユーザーが同じプレイ画面を見ながら遊べるため、実質的に協力しながら遊ぶことも可能だ。

インターフェースは英語と日本語の2種類をサポート。また「Xboxコントローラー」での操作にも部分的ながら対応しているため、直感的な操作方法でプレイを進められて便利。キーボードとマウスの操作が苦手な人でも安心だ。

ワンコイン価格でゲットできる新作

解除できるSteam実績は合計で5種類。安価な価格帯でありながら、しっかりと実績解除まで目指せるという親切なPCゲームで、プレイバリューは非常に高い。プレイヤーファーストで製作されたインディーゲームタイトルだぞ。

なお、本作はWindowsOSとMacOSに両対応するハイブリッドなゲームタイトル。Macユーザーにもおすすめできる作品で、MacOS「10.13.6以上」の環境下でプレイすることが可能となっている。利便性に優れた新作PCゲームだ。

Valveの携帯ゲーム機「Steam Deck」との互換性については現時点で記載が存在しないが、作者が「フルスクリーンでのプレイ」を推奨している関係上、小さなプレイ画面で遊ぶには不向きな作品だということを理解しておこう。

動画配信とSNSガイドライン

現在は多くのゲーマーが自分のプレイを「動画」で配信していく時代になっているが、本作の作者である「おれんじりりぃ」さんは、Steamストア上で動画配信とSNSでの投稿に関する「ガイドライン」を公表・公開している。

それによると本作は個人や法人を問わず、許諾不要で配信することが可能で、気になる「収益化」に関しては、動画配信サイトが提供する機能を用いた場合のみ可能となっている。SNSへの投稿も基本的にはユーザーの自由だ。

配信は自由

その一方で作者は「動画及び配信のタイトルにゲームの名前を含めたり、概要欄などにSteamページのリンクを載せていただけますと幸いです」と記述してお願いしているので、ゲームを広めていく意味でも実行してあげよう。

注意・禁止事項に関しては、「公序良俗に反する内容や目的でのゲーム実況」「政治的信条の主張、宗教的信条の主張又はヘイトスピーチ」「ゲームの投稿者や他プレイヤーなど、他者を誹謗中傷する行為」の3点となっている。

これらはソーシャルネットワークを用いて活動する場合には「当たり前のエチケット」であり、常日頃から他者を不快にさせるような言動や表現を用いることは全くもって好ましくない。ルールを守って配信と投稿を行っていこう。

東京ゲームダンジョン5にも出展

『Eye On The World (アイ・オン・ザ・ワールド)』は、2022年からスタートしているインディーゲームの祭典「ゲームダンジョン」にも出展された作品。第5回となる「東京ゲームダンジョン」は、2024/5/4に開催された。

東京ゲームダンジョンとは、インディーゲーム開発者が主催するインディーゲーム作品の展示会で、自分のゲーム作品をアピールする場として高評価を獲得している注目のイベント。個人開発者や小規模なスタジオが参加している。

東京ゲームダンジョン5

この会場に入るためには「入場料金」を支払う必要があるが、来場者は会場でゲームを試遊・購入したり、また開発者と交流したりできるなどのアドバンテージがあるので、文化的な側面でも非常に意義があるイベントと言える。

略称「ゲムダン」で知られている本イベントは、作品の審査無しで出展できる点が魅力で、自分の作品をリーズナブルに宣伝したい人や、インディーゲーム作者同士の交流を図りたい人に大きな人気を呼んでいる。

ゲームのプレイ画面

ボクセル世界を監視カメラ映像で見ながらポイント・アンド・クリック形式のプレイを進めていくおすすめの新作インディーゲームタイトル『Eye On The World (アイ・オン・ザ・ワールド)』は、Steamストアで好評配信中。

丹念に作り込まれたジオラマ風の街並みと、面白さ満点のプレイ体験が光る必見のボクセル探索アドベンチャーゲームタイトルになっている。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】カジュアルに遊べる新作ゲーム!

Eye On The Worldスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows10(64bit) Windows10(64bit)
CPU Intel Core i5-6400 Intel Core i7-9700K
メモリー 8GB 16GB
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 1050 NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti
VRAM 2GB 6GB
HDD空き容量 50GB 50GB
DirectX DirectX 11 DirectX 12
備考

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