『Akatori: Сhapter One (赤鳥:チャプターワン)』は、2024/4/20からSteamストアで正式配信されているCode Walkers/Hypetrain DigitalのPC向け「メトロイドヴァニア」アクションゲームタイトル。
レトロゲームファン必見のドット絵グラフィックと横スクロールアクション要素、徒手空拳と棍棒を使った主人公少女「マコ」の戦闘スタイル、アビリティーと特殊攻撃を習得しながらスタイルをカスタマイズできる点が特徴。
ゲームらしいピクセルアートを持つ作品で遊ぶことが好きな人、アクション要素満点のゲームをプレイしながら痛快な体験を得ることを求める人、完全無料で遊べるゲームタイトルを探している人におすすめの新作PCゲーム。
- 完全無料の新作ゲーム
- メトロイドヴァニア要素
- 可愛さ満点の主人公少女
無料で遊べるメトロイドヴァニア
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで好評配信中の『Akatori: Сhapter One (赤鳥:チャプターワン)』は、主人公の女の子「マコ」の壮大な冒険活劇を完全無料で楽しめるおすすめの新作アクションゲームタイトル。
本作は「クラシックなメトロイドヴァニアとアクションプラットフォーマーの融合」と謳われている新作ゲーム『Akatori (赤鳥)』のプロローグ部分を体験できる無料のゲーム作品で、言わば新作ゲームの「顔見世」的な存在だ。
戦乱に引き裂かれた「鮮緑峰」の彼方には、神々の揺りかごであり、事実上無限の動力源である「琥珀城」があるというのがゲームの世界観で、主人公の10代の少女「マコ」は、宇宙を救う望みをかけながら冒険を行っていく。
ゲーム内で重要な役割を果たすであろう「琥珀城」については、開発陣が英文で詳細な寄稿を掲載しているので、気になった人はSteamストアページ内で閲覧してみよう。日本語を起源とする単語であることも明記されている。
炎鳥の寺院で育てられたマコの相棒は、棍棒に封印された謎の赤い鳥。赤い鳥の棍棒は変形しながらその真価を発揮する頼もしい道具で、ある時は敵を打ち砕く武器に、またある時は訪れる場所でマコを導き、冒険の助けとなる。
古代アジア風の世界観と武術が密接に融合した世界でメトロイドヴァニアなプレイ要素を体験できる点が作品の大きな特徴であり、本作では主人公のマコが繰り広げていく壮大な冒険活劇の「序盤」を無料で体験できる仕組み。
ゲームをパブリッシングしているのは、キプロスに拠点を構えている企業Hypetrain Digitalで、彼らはほぼ10年に渡ってインディーゲームデベロッパーと深い繋がりを持ちながら作品を世界へと送り出してきた実績を持っている。
開発元である「Code Walkers」は、2020年に2Dカジュアル戦闘機アクションゲーム『Jet Lancer』でデビューを飾ったインディーゲームデベロッパーで、同作品はSteamのPC版とNintendo Switch版として現在好評配信中だ。
本作とは別に完全バージョンである製品版のストアページは公開されているものの、その配信時期については全く未定。製品が気になる人は「ウィッシュリスト」へ登録を行って、リリースの通知を受け取れるようにしておこう。
ゲームの特徴
レトロゲームの面影を残しつつ、最新ゲームらしい滑らかな動きも同時に再現している美しいピクセルアートが魅力で、続きが非常に気になるストーリー要素にも思わず夢中になれる点がグッド。今後ファンが増えそうな作品だ。
本作『Akatori: Сhapter One (赤鳥:チャプターワン)』で中心となっているのは「戦闘システム」で、独特な徒手空拳と棍棒を使った戦闘スタイルを習得しながら、横スクロールアクションで敵との戦いを繰り広げていくことになる。
マコは前述の「棍棒」を操って近接および遠距離両方の攻撃アクションをこなすことが可能で、地上にいる敵キャラクターは無論のこと、手にした武器を投げつけることで空中にいる敵キャラクターとも戦えるようになっている。
カンフーアクションが盛り込まれたゲームを遊ぶことが好きな人にも刺さる作風を持つ本作は、主人公の少女マコの魅力的なモーションも相まって、プレイヤーに高い没入感を与えてくれること請け合い。美少女ファンも必見だ。
コンボを操りながらスラッシュバトルの痛快な魅力を堪能しつつ、ゲームの壮大な宇宙を探索・探検しながらプレイを進め、その旅の中で出会う独特な敵キャラクターやボスキャラクターと死闘を演じる面白さが本作にはある。
全ての戦いで完璧な勝利を収められるよう、ゲームに用意されている豊富なアビリティー、コンボや特殊攻撃を会得しながら自分だけのプレイスタイルをカスタマイズし、華麗な美技を発動して数々のバトルを勝ち抜いていこう。
日本語環境に対応
本作のプレイは完全無料。ゲーム内での課金要素も存在しないため、幅広い人が気軽にダウンロードできる土壌が整っている。お試し感覚でゲームをプレイすることが好きな人にもおすすめできる新作アクションゲームタイトルだ。
ゲームは標準で日本インターフェースと字幕もサポートしており、さらにXboxコントローラーとPlayStationコントローラーの操作もフルサポート。ちなみに開発陣は本作をコントローラーでプレイすることを推奨しているぞ。
時折手動の操作が必要、テキストサイズがやや小さいなどの「但し書き」が付くものの、本作はValveの携帯ゲーム機「Steam Deck」でも動作することがValve自身の調査によって明らかになっている。Deckユーザーにもおすすめだ。
開発陣としてはSteam Deckでのプレイを「完全な互換性」にまで高めたいところだろうが、現段階での本作は上記の通りとなっているので、今後の最新アップデートによって改善する可能性もあるかもしれない、としか言えない。
完全無料のゲーム作品でありながら、解除できるSteam実績が9種類存在しているので、普段実績ハンターを自負している人も必見。メトロイドヴァニアな世界での探索とバトルを楽しみながら、実績の全解除を目指していこう。
システム要件
ピクセルアートを用いたゲームタイトルのため、PCへの要求スペックは控えめに抑えられている。推奨要件で提示されているグラフィックボードはGTX 1050またはAMD R9 280クラスのパーツで、参入の敷居はかなり低い。
CPUの推奨モデルはIntelの第8世代i5クラスのプロセッサーもしくはAMDのRyzen5クラスとなり、プロセッサーの面でも参入の敷居が低いゲーム作品と言える。メインメモリの推奨搭載量も16GBと一般的な容量となっているぞ。
インストールサイズは2GBとスマホアプリ並の軽さ。ただし本作は限定的なコンテンツであるため、製品版はこれ以上のサイズになることは間違いない。あくまで「体験版のゲーム」をインストールする感覚で遊ぶと良いだろう。
クラシックなメトロイドヴァニアとアクションプラットフォーマーの融合を目指す新作ゲームの「序章」部分を無料で体験できる必見タイトル『Akatori: Сhapter One (赤鳥:チャプターワン)』は、現在Steamストアで好評配信中。
配信直後にも関わらず140件(記事執筆時点)ものユーザーレビューが寄せられており、その内容は「非常に好評」と順調な滑り出しを見せている。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、ゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】無料で遊べるアクションゲーム!
ゲームプレイの流れ
ゲームをスタートすると、世界観を簡潔に表現したテキストが流れ、その後タイトル画面が出現。カメラは自然豊かな場所で瞑想している主人公の少女「マコ」をフォーカスし、すぐに操作できるセクションが展開していく。
アニメ調にまとめられている本作のグラフィック描画はかなり魅力的で、奥行きを感じさせる背景の設定もグッド。ゲームデザインに対する高度なセンスが感じられるタイトルで、年代や性別を問わず親しめる魅力に満ちている。
2.5頭身のマコは「武術の達人」だけあって、非常に軽快な動きを見せてくれる。スタート後しばらくは敵キャラクターが登場しないので、ジャンプによって構造物へ飛び移るアクション操作などを体感しておくと良いだろう。
プレイ画面の右端まで行くと画面が切り替わり、本格的にキャラクター操作について勉強できるチュートリアルセクションが登場。ここでは基本的な移動アクションや攻撃についてプレイ画面上に指示が出るようになっている。
横スクロールアクションの醍醐味を凝縮したプレイ体験が本作の強みで、落ちるとダメージを受ける罠などをかいくぐりながら先を目指すプレイ要素が大いに捗る。テンポ抜群のプレイを大いに楽しみながら先を目指していこう。
狭い場所へ回転しながら潜り込む、マップ内に様々な分岐点が存在するなど、本作には「メトロイドヴァニア」の語源となっているレトロゲーム『メトロイド』へのオマージュも満載。探索要素が楽しくなってくる新作ゲームだ。
総評:日本産レトロゲームへの深い愛情を持つ新作
登場キャラクターに日本語名らしき人物が多数存在している点で日本のプレイヤーとも親和性が高い作品と言える本作は、かつて世界中にファンを増やした日本国産レトロゲームへの愛情がひしひしと伝わってくるタイトル。
本サイトの別記事でも言及しているが、ファミコン時代から展開していった日本生まれのレトロゲームは世界各国でファンを増やし続けており、海外の若き開発者たちも多大な影響を与えている。文化の発展を見て取れる現象だ。
本作は海外デベロッパーが持つ「感性と感覚」で日本のレトロゲームを再構築していくとこんな作品が生まれる、という好事例でもあり、実際に『メトロイド』をリアルタイムで体験した筆者には非常に感銘深い出来事と言える。
現在も日本の大手ゲームメーカーは世界でも通用するタイトルを多数リリースしてはいるが、ゲーム文化へ大きなインパクトを与える作品の出現にまでは至っていない。この点ではインディーゲームデベロッパーの方が一枚上手だ。
かつて世界へと波及していった日本産のレトロゲーム文化は、我々が想像する以上に海外のデベロッパーに対して多大なる影響を及ぼしている。こういった流れが新たな科学変化を発生させていく未来が今後も非常に楽しみだ。
クラシックなメトロイドヴァニアとアクションプラットフォーマーの融合を目指す新作ゲームの序章を無料で体験できる必見タイトル『Akatori: Сhapter One (赤鳥:チャプターワン)』は、現在Steamストアで好評配信中。
小気味よい武術系のアクションバトル要素に加え、丹念な作り込みが光るピクセルアート世界、そして何より主人公マコの魅力が炸裂している必見作だ。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして情報をチェックしよう。
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Akatori: Сhapter Oneスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-4160 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 750 Ti | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Code Walkers(C) Hypetrain Digital
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