【Please, Touch The Artwork 2】超現実的な絵画の世界をパズル要素で楽しむユニークなPCゲーム！

『Please, Touch The Artwork 2』は、2024/2/20からSteamストアで正式配信されているThomas Waterzooi氏のカジュアルパズルアクションゲーム。

道に迷った骸骨アーティストが超現実世界に帰る道を見つけるのを手伝うシュールなプレイ要素が特徴で、一風変わった作風を持つゲームが好きな人におすすめ。

絵画の中で遊ぶパズルゲーム

現在PCゲームのポータルサイトSteamで正式配信中の『Please, Touch The Artwork 2』は、絵画の中が舞台となるユニークな新作パズルアクションゲーム。

基本的にはポイント・アンド・クリック形式のパズルアクションゲーム作品だが、その世界観はこれまでに類を見ないほど斬新かつ新鮮。

気になる箇所をズームインして拡大しながらクリックすべき場所を見つけていくこともでき、幅広いユーザーにおすすめできる作品となっている。

テーマの切り口も作風もシュールな本作は、登場から1ヶ月経たないうちに1,308件のユーザーレビューを獲得しており、内容は「非常に好評」と上々の滑り出し。

違いの分かるインディーゲームファンから絶大な支持を集めている作品で、同名の前作に引き続き人気沸騰中のパズルアクションゲームとなっている。

奇妙な住人のために絵画パズルに挑む

プレイヤーは西洋絵画内の住人のために隠されたオブジェクトを集め、カジュアルなパズルを次々と解きながら、絵画の「生地の亀裂」を修復していくことになる。

究極の目的は、絵画から浮き出して見える「道に迷った骸骨アーティスト」が、超現実的な手描きの世界で「帰る道を見つける」のを手伝うこと。

丹念な手描きイラストと西洋絵画のマッシュアップ、そして非凡なテーマが相まって、かつてない衝撃をプレイヤーにもたらしてくれる必見作だ。

一枚の絵画をパーツ単位で構成しながら動くゲーム世界を創生している本作は、ロシアのアニメ監督ユーリ・ノルシュテイン氏のようなエッセンスを持つ。

作品に登場する数々の絵画とシーンは、現代美術界のパイオニアであるベルギーのジェームズ・アンソール氏の作品を元に開発者が再構築して作った。

ゲームには5種類のユニークな世界が存在しており、パズルに行き詰まった際にはヒントも表示されるという親切設計。対象年齢は12歳から99歳となっている。

作品にはプレイヤーを焦らせるような要素は一切存在せず、自分のペースでゆったりと作品に取り組める点が魅力。好きな時間にプレイを楽しもう。

画家への愛情から生まれたパズルゲーム

本作を生み出したのは、個人デベロッパーのThomas Waterzooi氏。ゲームは前述の画家ジェームズ・アンソール氏の75回忌に合わせるように約半年で開発された。

ジェームズ・アンソール氏の絵画作品にも「骸骨」が数多く登場するが、そんな画家のエッセンスを凝縮している点で作者Thomas Waterzooi氏の愛情が感じられる。

アンソール氏の作風は当時かなり不気味がられていたが、現在では個性的な作風を後世に残した画家として確固たる地位を築いている。そんな作風もゲームの見どころだ。

さらにゲームにはジェームズ・アンソール氏が晩年に愛した楽器の「オルガン」もしっかりと登場するので、西洋絵画マニアやファンの人にも刺さる作品と言えるだろう。

プレイは完全無料で、ゲーム内に突如広告が出現したり、DLCの購入を勧められたりする場面が登場することもない。完全フリーで気軽にダウンロードできるぞ。

Macでもプレイ可能

作品はWindows OS以外にMac OSでの動作もサポートするハイブリッド仕様。Mac環境しか持っていないユーザーにもおすすめできる新作タイトルだ。

ゲームは標準で日本語インターフェースにも対応しており、参入の敷居は低い。またXboxおよびPCコントローラーでの操作もフルサポートされている。

解除できるSteam実績も合計で29種類搭載。完全無料のゲームでここまで設定してくれる心意気も素晴らしく、まさにインディーゲームの鑑と言える作品だ。

気になるPCへの要求スペックも最低ラインで、メインメモリの搭載量は1GBからでOK。現行のほぼ全てのPCで動くカジュアルなゲーム作品と言えるだろう。

シュールな絵画の世界を体験できるおすすめの無料PC向けパズルアクションゲーム『Please, Touch The Artwork 2』は、現在好評配信中。

前作から約2年ぶりに登場したシリーズファン必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】ユニークなパズルゲーム！