『WILD HEARTS™』は、2023/2/17からSteamで正式配信されているエレクトロニック・アーツの購入型PCゲームで、中世の日ノ本「あづまの国」を舞台に巨大な獣を狩っていくアクションTPSタイトル。
多彩な武器類といにしえの技術「からくり」を用いながら戦術的に巨大獣を狩っていくモンスター・ハントプレイ要素、美麗な最新グラフィックで再現された中世ファンタジー世界の日本、最大3名が一緒に遊べるクロスプレイが大きな魅力で、『モンスタハンター』シリーズファンの人、CO-OPが好きな人におすすめ。
日本が舞台の新作アクションゲーム
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『WILD HEARTS™』は、日ノ本「あづまの国」を舞台に、強大な獣を狩るプレイ要素を体験できるおすすめの新作。美麗な3Dグラフィックで再現された日本で遊べる必見タイトルで、『モンスタハンター』シリーズのプレイ要素が好きな人にはハマる作品だ。
本作は『真・三國無双』シリーズを手掛けたコーエーテクモゲームスのスタジオ「ω-Force」とEA Originalsのタッグによって誕生した作品で、自然との融合による独自進化を遂げた獣たちとの華麗なアクションバトル要素が大きな特徴となっている。ソロプレイ以外に最大3名のCO-OPにも対応しているぞ。
▲舞台は中世の日本。『モンスタハンター』とよく似た世界観とシステムでプレイが展開していく。
一筋縄ではいかない獣との息詰まる戦い、多彩な武器類を使い分けながらバトルに挑むプレイ要素、そしていにしえの技術「からくり」を用いながら戦術的に戦いを進める要素が作品の骨子となっており、アイテム選択で戦術性を発揮できるため、やり込み要素は満点。タイプが全く異なる獣に立ち向かうプレイも捗るぞ。
集めた素材によって新たな武器と防具を生み出せるクラフトシステムも作品の特徴で、徐々に強さを増していく獣に立ち向かうためにパワーアップしていく要素にも触れられるので、満足度も高い。圧巻のスケールと美麗グラフィックを持つ新作タイトルで、やり甲斐のあるバトルと大きな達成感を同時に味わえるはずだ。
クロスプレイに対応している新作タイトル
Steamでの販売価格は9700円で、ストアでは装飾防具フルセット2種やエモートなどがセットになったダウンロードコンテンツ『WILD HEARTS™ Karakuri Upgrade』も2300円で併売されている。また、ゲーム本編とこのDLCをセットにした『WILD HEARTS™ Karakuri Edition』も12000円で販売中なので、よく考えて買おう。
なお、本作はPC版以外にPS5、Xbox Series X向けにも販売されている作品で、コンソール機では次世代型のゲームグラフィックを堪能できるようになっているため、こちらも必見。またマルチプレイに関してはクロスプラットフォームプレイを実現しているので、マッチングが大いに捗るはず。みんなと一緒に遊ぼう。
▲最大3名のプレイヤーがCO-OPで遊べるマルチプレイは、クロスプラットフォームプレイ対応だ。
ゲームは標準で日本語インターフェースと音声・字幕をサポートしており、参入の敷居は低い。またPC版は汎用コントローラーの操作をフルサポートしているため、普段コントローラーを使ってゲームをプレイすることが多い人でも安心だ。解除できるSteam実績も合計で48種類存在し、たっぷりと遊べるぞ。
なお、詳細については後述するが、PCへのシステム要件は中程度となっている。ただし配信開始直後に最適化に起因すると思われるフレームレート低下の現象が発生しており、現在パッチのリリースが準備中。現時点でゲームを入手しても不具合に見舞われる可能性があるため、購入を考えている人はもう少し待とう。
中世の日ノ本「あづまの国」を舞台に巨大な獣を狩っていくアクションTPS『WILD HEARTS™』は、現在PCおよびPS、Xbox向けに好評配信中。和風の世界で『モンスターハンター』風のプレイを楽しめる新作タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】日本でモンスター狩り!
ゲームシステム
『WILD HEARTS™』最大の魅力はズバリ「獣狩り」にある。自然世界と融合した本作の「獣」は独特な造形で描かれ、多彩な攻撃スタイルでプレイヤーを苦しめる。プレイヤーはこの一筋縄ではいかない獣を狩る「獣狩(シシガリ)」としてゲーム世界へと降り立ちながら、様々なバトルにチャレンジしていくことになるぞ。
本作では、自分の分身として活躍する「獣狩」の外見を豊富なカスタマイズシステムでエディットすることが可能。性別は無論のこと、復数に分かれている顔パーツの形状を弄ることによって自分好みの見た目を獲得できるようになっているので、キャラメイク職人を自称する人は、時間をかけてオリジナル主人公を作ろう。
▲中世の日本が舞台となる作品のため、攻撃する武器類も時代に配慮した物が多い。
プレイ開始直後には、チュートリアルを兼ねたゲームプレイが展開。プレイヤーはここで「十字斬り」「居合斬り」「片手突き」「回避」「早駆け」などの基本アクションを学びながら、操作体系に慣れていくことになる。はじめは小さな獣を相手にしたバトルが繰り広げられていくので、完全初見でも大丈夫だ。
プレイ中にはストーリー要素が展開。NPCと交流しながら独特な世界観に浸れるようになっている。この会話が起点となってミッション(タスク)も発生し、画面左上にテキストで表示される目的を達成しながらプレイを進めていく流れだ。「章」形式で展開していく骨太なストーリー要素も大きな魅力となっているぞ。
オープンワールドの探索要素が面白い新作
オープンワールドマップになっているゲーム世界は起伏に富んだ自然が印象的で、獣狩りを進めていくことによって復興を遂げていく拠点の「湊の町」も緻密なモデリングで描かれているので、没入感満点にプレイできる点がポイント。マップ上に散らばっている資源を集めながらクラフトを楽しむこともでき、面白さは満点だ。
▲ワクワクするオープンワールドが広がる必見のタイトル。移動のギミックも色々と用意されている。
プレイ視点はサードパーソンビュー形式となっているため、外見変化要素もある自キャラを常に視界に入れながら遊べる点も良い。オープンワールド探索要素は作品の大きな特徴となっており、毎日異なるロケーションに赴いて新たな発見をしていくプレイも大いに捗るだろう。オープンワールドゲームが好きな人はハマるぞ。
様々な「からくり」でプレイの楽しさが倍増
本作の大きな特徴となっているのが、いにしえの技術「からくり」。からくりはプレイを有利に進められるアイテムの総称で、「基礎からくり」「連結からくり」「龍脈からくり」の3系統に分かれている。特に「龍脈からくり」には大掛かりな仕掛けで動作するアイテムもあり、プレイ全般に劇的な変化をもたらす。
「龍脈からくり」の一種である「一輪馬」は、長距離を素早く移動できる便利系アイテム。獲物を追跡した後に、稼働中の一輪馬をそのまま標的の獣に向けて射出することもできるため、アグレッシブなバトルに繋げられる点が特徴だ。ただし、獣に一輪馬をぶつける前に飛び降りるアクションが必須となるぞ。
▲「龍脈からくり」のカテゴリーに登場する「一輪馬」。不思議な動力で動く移動系アイテムだ。
からくりの種類は非常に豊富なため、すべての効果を効能を覚えるのにはやや時間がかかるかもしれないが、一流の「獣狩(シシガリ)」としてゲームプレイをスムーズに進めていくためには必須のアイテム群となっているので、毎日徐々にからくりの仕組みを覚えていこう。アクションバトルとアイテムの組み合わせが面白い新作だ。
オープンワールド探索に加えて獣狩りのバトル要素、そして武器とアイテムの組み合わせによるバトルスタイルの創出が作品の魅力で、強烈なパワーと異なる行動パターンを持つ「獣」を仕留めるために試行錯誤していくプレイに夢中になれるはず。限りなく『モンスターハンター』に近い作品だが、確かな楽しさがある。
ソロプレイで厳しいと感じた場合には、最大3名のプレイヤーで共闘できるCO-OPを選択するのも手。本作は異なるプラットフォームのユーザーが一緒にプレイできるクロスプラットフォームプレイに対応しているので、いつでも気軽にマッチングしながら狩りの世界を堪能できるはずだ。やり込み要素満点の新作タイトルだぞ。
【おすすめポイント】最高の獣狩を目指せ!
PC版システム要件
『WILD HEARTS™』のシステム要件は中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは8GBのVRAMを実装する「RTX 2070」もしくは「RX 5700 XT」となるため、現行のミドルスペックなゲーミングPCが安全圏と言える。CPUの推奨モデルは「i-7 8700K」もしくは「Ryzen 5 3600」だ。
メインメモリの推奨搭載量は16GBで、OSに関してはWindows 10以上が必須。インストールサイズは80GBと重量級になっているので、普段ストレージが逼迫気味な人は、事前に空き容量を確保しておくと安心だ。なお、フルHD以上の高解像度ディスプレイでプレイする場合には、ミドルハイクラスがおすすめだぞ。
▲PCへの要求スペックは中程度。ローエンドなゲーミングPCの場合には設定を落とす必要がある。
現在Steamのユーザー評価欄が非常に荒れているが、これは主にスペックを満たしてもカクつく「最適化不足」が露呈しているため。公式はすべてのプラットフォームにおいて不具合が発生していることを認めており、現在パッチを作成中だ。今後この騒動が落ち着いた時期になれば、正当な作品評価が出てくるだろう。
中世の日ノ本「あづまの国」を舞台に巨大な獣を狩っていくアクションTPS『WILD HEARTS™』は、現在PCおよびPS、Xbox向けに好評配信中。世界観的には二番煎じの感が強いが、よく作られている新作タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】ミドルスペック以上推奨!
WILD HEARTS™スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-8400 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1060 | NVIDIA GeForce RTX 2070 |
VRAM | 3GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
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