『Tom Clancy’s The Division® 2』のタイトル画像

『Tom Clancy’s The Division® 2』は、2023/1/13からSteamで正式配信されているユービーアイソフトの購入型PCゲームで、ワシントンを舞台にバイオテロの驚異に立ち向かう組織を描くアクションRPGタイトル。

現実の都市を忠実に再現したリアルスケールのオープンワールドマップ、ハイテクガジェットを利用できるスリリングなTPS視点のカバーアクションシューティング要素、ソロとオンラインマルチプレイで遊べるゲームシステムが大きな魅力で、前作『ディビジョン』ファンの人、長時間遊べるアクションRPGを探している人におすすめ。

バイオテロに立ち向かうアクションRPG

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Tom Clancy’s The Division® 2』は、2016年に発売されたシリーズ第1弾『Tom Clancy’s The Division®』の続編となるおすすめの新作。ゲーム自体は2019年にリリースされていたが、今回待望のSteamバージョンが正式配信される運びとなった。

ゲームの舞台となるのは、致死的なウィルス「ドルインフル」がバイオテロによって散布されたディストピアなアメリカ。ワシントンD.C.からの救難信号を受信したスリーパー・エージェント組織「ディビジョン」の一員であるプレイヤーは、テロによって荒廃したワシントンD.C.へ乗り込み、街を救う戦いに乗り出すことになる。

バイオテロに立ち向かう『Tom Clancy’s The Division® 2』▲崩壊してしまったアメリカの秩序を取り戻すべく奮闘する「ディビジョン」の活躍を描くアクションRPG。

ゲーム最大の魅力はリアルスケールによって再現されたオープンワールドのマップで、昼夜の時間変化と気象条件が発生するリアリティー満点の世界を探索しながら善良な人々を救う任務を実行できる。敵対勢力も存在する危険な世界を探索しながら時にバトルを行い、市民の力になって彼らの信頼を獲得していこう。

ベース基地として利用することになるホワイトハウスでは、新型装備品の制作や新スキルの実験などを行うことが可能で、これによってバトルスタイルを進化させながらさらなるプレイに挑むことが可能となっている。支援型ドローンなどのハイテクガジェットも活用しながら自分なりのバトルスタイルで戦えるぞ。

日本語音声&Steam Deckの操作に対応

Steamでの販売価格は3960円。ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕・音声をサポートし、さらにValveの携帯ゲーム機「Steam Deck」とも互換性があるため、参入の敷居は低くプレイアビリティーは高い。部分的ながら汎用コントローラーの操作もサポートされており、幅広い人が楽しめる環境も整っている。

なお、詳細については後述するが、本作にはニューヨークでの活動を体験できるダウンロードコンテンツ『The Division 2 - Warlords of New York - Expansion』が存在しており、これをセットにしたバンドル商品『Tom Clancy's The Division 2 Warlords of New York Edition』も7920円で併売中だ。

人気シリーズ第2弾『Tom Clancy’s The Division® 2』▲DLCを導入すればプレイの世界がさらに広がっていく。好みのエディションでプレイを楽しもう。

ユービーアイソフトとValveの軋轢が原因なのかは不明だが、現時点で解除できるSteam実績は1つも存在せず、やや寂しい。PC版はEpic Gamesストアで先行配信された経緯を持ち、遅れること2年以上でSteamストアに登場したことになるが、Steam Deck対応という以外、さしたるメリットが少ない点は残念だ。

とは言うものの、圧倒的な没入感でオープンワールドマップ世界を探索しながら戦える本作には普遍的な魅力があり、前作での反省点を活かしたとされるゲームシステムも充実しているため、長時間没頭しながらプレイできるタイトルだと断言できる。自分の考えで行動しながら人々を救い、ワシントンD.C.の治安を回復しよう。

ワシントンを舞台にバイオテロの驚異に立ち向かう組織を描くアクションRPG『Tom Clancy’s The Division® 2』は、現在Steamで好評配信中。ソロプレイ以外にオンラインマルチプレイ要素もある必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】待望のSteam版がついに登場!

ゲームシステム

『Tom Clancy’s The Division® 2』では、キャンペーンモードで主人公としてストーリー展開を追いながら、ワシントンD.C.で活躍していくプレイを体験できる。サードパーソンビューで展開するスリリングなバトル要素もあり、オープンワールドを動き回りながら数々の難関に挑むプレイ要素を満喫できるはずだ。

主人公の武器は、メイン2種類とサブ1種類。それ以外に前述のハイテクガジェットも活用できるため、障害物に身を隠しながら敵対勢力の鎮圧に挑むカバーアクション形式のバトルを戦術的に体験することが可能だ。無双しながら戦っていくスタイルのシューティングゲームとは異なる「リアリティー」を楽しめるぞ。

資源奪取とコントロールポイントでの戦いが本作の世界観を形成しており、敵勢力は強固に守られた要塞を根城に活動している。味方になってくれる善良なNPC市民たちを手助けしつつ、コミュニティーを発展させて自身の活動を拡大させていくプレイも展開していくので、やりこみ要素は満点。奥深い魅力を持つ作品だ。

ワシントンDCが舞台の『Tom Clancy’s The Division® 2』▲無秩序状態になったワシントンで様々な思惑を持った勢力同士が抗争を繰り広げていくことになる。

なお、本作はプレイヤー同士の協力プレイを気軽に行える作品なので、1人で行動するのが厳しい場合には「支援要請」システムも活用して共闘してみよう。無論自分が相手プレイヤーの支援に向かうことも可能で、同じゲームを遊んでいるユーザー同士で協力プレイ要素を手軽に楽しめるため、プレイにも張り合いが出る。

ちなみにマップ内に3種類存在する「ダークゾーン」では、PvPvE形式のバトルを体験可能。貴重な装備品の獲得を目指してハイリスクな戦いを楽しみたい場合には、積極的に参加していくと良いだろう。ソロプレイでたっぷり遊べる以外に、プレイヤー同士で気軽にオンライン協力・対戦プレイ要素を楽しめる点が魅力だ。

エンドゲーム後にはゲームシステムが一変

エンドゲーム状態になるとゲームシステムが変化し、強力な攻撃力を持つ新たな上位勢力がワシントンD.C.内に出現。これまでに培ってきたバトルスタイルや装備品を総動員して挑める歯応え満点のプレイが待っているので、一度ゲームをクリアした後の「お楽しみ」は尽きない。長く遊べるアクションRPGだぞ。

エンドコンテンツがある『Tom Clancy’s The Division® 2』▲3種類の敵対勢力を制圧し、レベルをカンストすると新たな勢力が出現。難易度も飛躍的に上昇する。

新勢力の「ブラックタスク」が登場後には、マップ内の勢力地図が一変。圧倒的な軍事力でワシントンD.C.一体を占拠していくブラックタスクに対抗しながら戦うためには、かなりの熟練スキルが求められることになる。このエンドコンテンツ向けに新クラスが開放されるようになるので、強敵にも対抗できるようになるぞ。

常に刺激的なバトルシーンを体験できる本作は、広大なオープンワールド世界を体感しながらアクティビティーの数々にチャレンジできるアクションFPS/TPSファン必見作で、「プレイヤーを飽きさせない工夫」を随所で体験できる。ハイテク武器も活用できる銃撃戦が好きな人であれば、ハマること請け合いだ。

【おすすめポイント】長時間遊べるアクションRPG!

ダウンロードコンテンツ

本作の有料ダウンロードコンテンツ『The Division 2 - Warlords of New York - Expansion』は、オープンワールドのニューヨークが舞台となる作品で、レベルキャップが40にまで増加し、異なる勢力との息詰まる攻防戦を体験できるようになっている。本編をクリア状態までプレイした後に遊ぶことが理想的だ。

『Tom Clancy’s The Division® 2』のダウンロードコンテンツ▲DLCもソロとオンラインマルチプレイに両対応。異なるロケーションでの戦いを満喫できる。

ちなみに本DLCの発表と同時に「シーズン」「リーグ」システムが導入されており、期間内に限定報酬の獲得にチャレンジしていくプレイが捗るようになっている。正式配信開始から数年が経過した現在、ゲームシステムも拡張を重ねて面白みを増しているので、これまで本作に触れてこなかった人も必見だぞ。

【おすすめポイント】DLCで世界が広がる!

システム要件

『Tom Clancy’s The Division® 2』のシステム要件は中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは「RX 480」もしくは「GTX 970」となっているため、現行のローエンドなゲーミングPCであれば余裕で動く。「Steam Deck」でも動作するゲームタイトルだけあって、軽さが光るアクションRPGだ。

OSに関してもWindows 7からサポートされているので、理由があってOSのバージョンを上げていない人も安心。ただしインストールサイズは77GBとかなり大きいため、普段ストレージをギリギリの状態にしている人は、予め空き容量を作っておくと無難。DLCも導入するとさらに容量が増加するので注意だ。

要求スペックが低めの『Tom Clancy’s The Division® 2』▲以外にもPCへの要求スペックは低い。CPUの推奨モデルも「i-7 4790」クラスと平均的だ。

ワシントンを舞台にバイオテロの驚異に立ち向かう組織を描くアクションRPG『Tom Clancy’s The Division® 2』は、現在Steamで好評配信中。参入の敷居が低い必見のゲームタイトルとなっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】軽さも際立つアクションRPG!

Tom Clancy’s The Division 2スペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7 SP1, 8.1, 10(64bit) Windows 10(64bit)
CPU Intel Core i5-2500K | AMD FX-6350 Intel Core i7-4790 | AMD Ryzen 5 1500X
メモリー 8GB 8GB
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 670 | AMD Radeon R9 270 NVIDIA GeForce GTX 970 | AMD Radeon RX 480
VRAM 2GB 4GB
HDD空き容量 40GB 40GB
DirectX DirectX 11 | 12 DirectX 11 | 12
備考

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