『Sky Captain's Return』のタイトル画像

『Sky Captain's Return』は、2022/11/1からSteamで正式配信されているPixeltale Motionの購入型PCゲームで、近未来SF世界を舞台にメック同士のバトルを体験できるアリーナシューティングタイトル。

ユニットを展開して敵基地の陥落を目指すMOBAシステム、迫力満点のゲームグラフィック、プレイヤーの腕前に応じて調整可能な10種類の難易度、PvPとPvEの実装が大きな魅力で、戦術と戦略性を発揮できるMOBAゲームをプレイすることが好きな人、世界のプレイヤーと対戦したい人におすすめの新作。

SF世界でMOBAを体験できる新作

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Sky Captain's Return』は、3Dグラフィックで再現された近未来SF世界を舞台に、マップ両端にある拠点の陥落を目指す「MOBA」スタイルのバトルを体験できるおすすめの新作。カッコ良さ満点の兵器を駆使しながら戦うアリーナシューティング作品だ。

本作は1998年にリリースされたゲームタイトル『Future Cop L.A.P.D』と、1989年に発表された『Herzog Zwei』にインスパイアされて開発された作品であることを公言しており、未来的な世界観と無骨なユニット、ゲーム内UIなどにその影響が窺える。未来兵器のガチバトルが好きな人にもおすすめだ。

SF世界で戦う新作『Sky Captain's Return』

▲戦闘用車両をメカ戦士たちが操作して戦うという世界観を持つ新作MOBAタイトルだ。

ゲームはPvEとPvPに両対応し、AIとのバトル以外にオンラインでマッチングしたユーザーとの壮絶な対戦も体験できるため、利便性は高い。強烈な攻撃力を持つ敵AI「スカイ・キャプテン」に挑むPvEモードも歯応え満点で、10種類の難易度調整もできるため、繰り返しプレイにも強い新作となっている。

現時点で実装されているマップは合計4種類。地形によって戦術を変えながら対応していくプレイも要求されるため、各ユニットの特性を活かした戦術要素も大いに捗る。最速でゲームを攻略した場合にはリーダーボードのトップに立てるので、全世界のプレイヤーに自分に実力を見せつけよう。

新鋭のインディーゲームデベロッパーが送るタイトル

本作を開発・運営しているのは、これがSteamデビュー作となる新人のインディーゲームデベロッパー「Pixeltale Motion」。公式サイトと公式YouTubeチャンネルを持っており、これからのアップデートや新作発表にも期待が高まるスタジオだ。作品に興味が湧いた人は各種SNSをチェックしよう。

Steamでの販売価格は2050円で、現在はリリース記念セール価格となる10%引きの1845円で販売中(2022/11/8までの期間限定価格)。オンラインPvPで激突することが面白いタイトルとなっているので、日頃親しくしているフレンドユーザーにプレゼントして一緒にMOBAで激突するのもアリだろう。

PvPとPvEに両対応する『Sky Captain's Return』

▲臨場感満点の3Dグラフィックがプレイを大いに盛り上げる。勝利に向けて戦いを進めよう。

インターフェースは英語とドイツ語の二択で、残念ながら日本語インターフェースおよび字幕・音声には非対応。プレイを円滑に進めるためには、これらの言語のどちらかを読めるだけの語学力が要求されることになる。一緒にゲームで遊んでくれるフレンドユーザーが外国語に堪能であれば安心だ。

解除できるSteam実績は合計79種類と非常に豊富。特定のアクションを実行することで解除できる仕組みなので、何度も繰り返しプレイしながら実績を解除する要素にも夢中になれるはず。実績ハンターを自負するプレイヤーにもおすすめできる新作ゲームで、かなりのやり込み要素を誇るぞ。

近未来SF世界を舞台にメック同士のアリーナバトルを体験できるアリーナシューティング『Sky Captain's Return』は、現在Steamで好評配信中。MOBAシステムで展開していくバトルが最高に面白いタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】メックバトルの世界へ飛び込め!

ゲームシステム

『Sky Captain's Return』のゲームシステムは、一般的なMOBAのルールに準拠。ソロプレイモードでは伝説の敵キャラクター「スカイ・キャプテン」の撃破に挑むプレイが展開し、オンラインPvPではフレンドや世界のプレイヤーたちと一緒にスリリングな攻防戦を体験できるようになっている。

戦車や戦闘用車両などのユニットを前進させ、相手の拠点へと送り込んでいくスタイルが展開する本作では、マップ内にあるタレットが敵ユニットを迎撃してくれるなどのシーンもあり、様々な攻撃特性を持つユニットが乱れて戦う臨場感抜群のプレイ要素が展開。一進一退の攻防戦をたっぷり楽しめる。

『Sky Captain's Return』の衛星画像

▲プレイ中に確認できる「衛星画像」。マップのレーン数やユニット状況などを把握できるぞ。

プレイ中には別画面で表示される「衛星画像」を確認することが可能で、これを見ることでマップ全体の戦況がひと目で分かる。多くのMOBAゲームと同様に、中間地点にある前哨基地を占拠することでプレイを有利に進められるシステムがあるので、マップのレーン数と前哨基地の関係性を確認しておこう。

獲得できるポイントを用いて「戦術ドローン」を飛ばすこともできるなど、近未来SF世界を舞台とするゲームらしいユニット展開が面白く、リアルタイムで変化していく戦況に応じながら自分なりの作戦を展開する操作体系も楽しい。出撃させたユニットが相手の基地を掌握した時点で勝利となるぞ。

リアルな3Dグラフィックが白熱のバトルを再現

「EMP攻撃」で空のドローンを駆逐したり、地対空ミサイルを発射して戦闘機を撃破したりすることもできるので、地上と空の両方で展開していく戦いを立体的に体験できる点が魅力。バトル中は迫力ある3Dグラフィックとエフェクト描写でこれらの戦闘シーンが描き出されるので、バトル要素も大いに加速するはずだ。

ソロ向けモードでプレイしている場合、最強の敵としてAIが操作する強大なユニット「スカイ・キャプテン」が登場。SF映画ファンにウケそうな外見をしているキャプテンはかなりトリッキーな動きをするユニットで、空から強烈な攻撃を加えてプレイヤー軍の殲滅を目指してくるので、激闘が展開する。

『Sky Captain's Return』のスカイ・キャプテン

▲空中に浮かんでいるユニットが「スカイ・キャプテン」。致死的な攻撃力を持つ強敵だ。

勝つために必須なのは何よりもマップ内にあるニュートラルな「前哨基地」の掌握で、一度基地を掌握すればそこからユニットを出撃させることができるため、メインの拠点基地から進軍させるよりも大幅に行軍時間を短縮できる。複数存在する前哨基地の陣取り合戦要素で戦いの半分以上が決まっていく新作だ。

リーダーボードのトップを目指すためには、PvEで「スカイ・キャプテン」を最速撃破することが必要で、プレイしている難易度が高いほどランキングもアップ。最高難易度で「スカイ・キャプテン」を最短攻略すれば、ひしめくユーザーの中で頂点を勝ち取れるので、毎日精進していこう。

【おすすめポイント】奥深いMOBA要素が展開!

システム要件

『Sky Captain's Return』のシステム要件はやや高め。推奨環境で提示されているのは「RTX 2080」クラスのグラフィックボードだが、これはフルHD環境下でのプレイを想定したセッティングなので、2Kや4K解像度のモニターでプレイする場合には、さらに多くのVRAMを持つパーツが必要になる。

NvidiaにはAIで追加フレームを生成する技術「DLSS」があるが、対応するゲームでないと動作せず、本作は対象外なので、もし高解像度でプレイする場合には、純粋にスペックが高いグラフィックボードを利用するしかない。ハイエンドなゲーミングPCを持っていることが高解像度プレイの最低条件だ。

要求スペックが高い『Sky Captain's Return』

▲最適化の面では今ひとつの印象を受ける要求スペック。今後の改善に期待していこう。

CPUの推奨要件で提示されているのはIntelの「i-7 8700」で、メインメモリは8GBが最低ライン。3DゲームはフルHDでCPUパワーに依存し、高解像度でグラフィックボードに依存してくる傾向があるので、自分のモニター環境を鑑みたPC構成が必要。リッチなプレイ画面にするためのハードルは高い。

一方、フルHDでも低めの画質設定で良いのであれば、グラフィックボードに「GTX 960」、CPUに「i-5 4690」クラスのパーツを用いていればOKなので、ミドルスペック帯や最新のローエンドなゲーミングPCを持っていれば、妥協したセッティングでプレイすることは可能だ。

インストールサイズは10GBと中程度。グラフィック面の「重さ」が容量に大きな影響を与えている印象だ。なお、オンラインで対戦プレイを行う場合にはそれなりの通信速度が求められるので、回線周りも万全にしてから世界のプレイヤーとのPvPに挑もう。Direct Xは「バージョン11」が推奨ラインだ。

ハイスペック推奨の『Sky Captain's Return』

▲3Dモデリングのキャラクターユニットが多数乱れて戦う作品なので、描画は重い。

OSに関してはWindows 10以上が必須となるため、Windows 7や8.1環境のプレイヤーは注意。今後リリースされる新作ゲームの大半はWindows 10を基準にしたタイトルになる傾向が予想されるので、特別な理由がない限りはOSを最新バージョンにアップデートしておくと安心だ。

近未来SF世界を舞台にメック同士のアリーナバトルを体験できるアリーナシューティング『Sky Captain's Return』は、現在Steamで好評配信中。MOBAの世界が好きな人にはハマること間違いなしのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】高解像度の場合はハイスペック必須!

Sky Captain's Returnスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 10(64bit) Windows 10(64bit)
CPU Intel Core i5-4460 または AMD Ryzen 3 1200 Intel Core i7-9700K または AMD Ryzen 5 3600
メモリー 8GB 16GB
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 960 または AMD Radeon R7 370 NVIDIA GeForce GTX 1070 または AMD Radeon RX Vega 56
VRAM 2GB 4GB
HDD空き容量 50GB 50GB
DirectX DirectX 11 DirectX 12
備考

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