2022/11/24、「ブラック★ロックシューター」の新たな物語がスタート!
『ブラック★ロックシューター FRAGMENT』はグッドスマイルカンパニーがAndroid/iOS向けに配信中の基本プレイ無料のリアルタイムオペレーションバトルゲーム。
イラストレーターhukeが描いた1枚のイラストをきっかけに、さまざまなメディア展開をしてきた「ブラック★ロックシューター」が、新たな世界観と物語のスマホゲームになって登場する。
人類と情報生命体の間で勃発した過酷な戦争が続く時代。プレイヤーは燃える瞳を持つ少女エリシュカらシンセティックの少女たちと、数多の世界をめぐる壮大な冒険に飛びこんでいくぞ。
ユニット同士が形成するキルゾーンがカギを握る戦略バトルを制し、人類を救う戦いに勝利しよう。
「ブラック★ロックシューター」が好きな人、戦略がカギを握る頭脳プレイが好きな人におすすめだ。
新しいブラック★ロックシューターがスマホゲームではじまる
無骨で巨大な銃をぶら下げ、黒色のツインテールと漆黒の衣装、そして青い炎が灯る左目を持つ謎の少女。
2007年にイラストレーターのhukeが公開したオリジナルイラストから始まり、ボカロ楽曲、フィギュア、アニメと急速な勢いで世界中に広まった「ブラック★ロックシューター」。インターネット史の伝説となって久しい一大タイトルに、ファン待望の新展開が訪れた。
それが2022/11/24にリリースされたリアルタイムオペレーションバトルスマホアプリ『ブラック★ロックシューター FRAGMENT(フラグメント)』である。
キャラクターなどのデザイン監修として、原作者のhukeが参加。薄暗さと愛らしさが同居した「ブラック★ロックシューター」独特の画風が見事に再現されているぞ。原作イラストからただようあの雰囲気をこよなく愛するファンも納得できるクオリティだ。
また、本作ではアニメ版やPSP向けタイトル「ブラック★ロックシューター THE GAME」などの過去作から世界観を一新しているのも特徴である。
- 技術が発達した近未来が舞台
- 世界は荒廃し、人類は追いつめられながらも抗うポストアポカリプスの世界
- 主人公が青く燃える瞳の少女と出会う
といった過去作のお約束を踏襲しながらも、まったく新しい「ブラック★ロックシューター」の物語が体験できるぞ。今までのファンはもちろん、一からハマりたい初心者ユーザーにもおすすめできるタイトルだ。
ここからは、本作の世界観についてプロローグをもとに詳しく見てみよう。
情報生命体(イノセント・クラウド)――。
22世紀半ばのネットワーク上に突如発生したそれの正体や経緯について、知る者はいない。
故に、イノセント・クラウドが武力をもって人類を滅ぼそうとする理不尽の答えを知る者も、どこにもいないのだ。
交通インフラや発電施設、軍事基地をも支配したイノセント・クラウドが仕掛けた戦争は国家の概念をも破壊し、人類文明を崩壊させた。
凶悪なウイルス兵器の使用もためらわない敵に対し、生き残った人類はシンセティックと呼ばれる人体兵器を投入。ウイルスを受けつけない異形の体に改造されたシンセティックの登場により、人類はギリギリのところで踏みとどまっている。
戦争開始から半世紀が過ぎ、時は2209年。
主人公であるあなたは、シンセティックを率いる指揮官として参加した作戦中に、無数の世界とつながる未知数の空間に投げだされる事故に巻きこまれてしまう。
その先で主人公を待ち受けていたのは、青く燃える瞳を持つ少女だった。
「私を――殺して」
その出会いは、いくつもの世界を渡り、人類を救う道標を求める旅の始まりでもあった。
「ブラック★ロックシューター」の名を冠する、新たな戦いが幕を開ける。
以上が本作のおおまかなストーリーである。全体的にハードコアな世界観になっているので、シリアスなシナリオが好きな人はきっと気に入るだろう。
特にポストアポカリプスに目がない人や、パラレルワールドをめぐる展開を楽しみたい人にもおすすめだ。
判断と戦略を問われるリアルタイムオペレーションバトル
戦闘ではプレイヤーがシンセティックの少女を勝利に導く指揮官として、彼女たちを巧みに指揮するリアルタイムオペレーションバトルに挑んでいく。
ユニットであるシンセティックの特性を見極めて部隊を編成する戦略性と、リアルタイムで変化する戦場で最適解を瞬時に見いだす判断力が勝利のカギになるぞ。
具体的に見ていこう。戦場となるフィールドには、敵が発生するポイントがいくつか存在する。最大6人のユニットからなる部隊で襲撃してくる敵を迎撃していき「敵をすべて倒す」などの勝利条件を達成すればクリアとなる。
迎撃するにはユニットを戦場の各マスに配置、移動をくり返して敵に攻撃させればいい。通常攻撃はオートなので、プレイヤーは指揮に集中しよう。
敵が攻めてきたり味方が傷ついたり、刻一刻と変化する戦場で的確な指示を出しつづけるスリルを存分に満喫すべし。
▲各ユニットの攻撃範囲が重なっている部分がキルゾーンとなる
バトルの基本となるのは、ユニットのジョブクラスとキルゾーンだ。
シンセティックには「相手に大ダメージを与える前衛」「味方を支援する後衛」など、役割に応じたジョブクラスが割り振られている。
シンセティックは戦場で自由に移動できるので、それぞれのジョブクラスに応じたポジションに配置するのが勝利への第一歩といえる。
キルゾーンとは、前衛と後衛の攻撃範囲が重なっているゾーンをいう。キルゾーンに侵入した敵を迎撃すると、ユニットごとに持つパッシブスキルが発動して戦闘を有利に進められるぞ。
キルゾーンを常に形成できるようユニットを配置するのが効率的な戦い方だ。
また、KG(キルアビリティゲージ)が溜まるのもキルゾーンの恩恵だ。KGがマックスになると、部隊の全員が同時に必殺技を使うキルアビリティが使用可能になる。
いつもはひとりずつしか使えない必殺技を特殊なカットイン演出とともにまとめて叩きこめる快感がたまらない、最強の切り札だ。「ここぞ!」の場面でぶちかましてやろう。
このように、本作の戦闘は考えることが盛りだくさんの重厚なストラテジーバトルとなっている。慣れないうちは疲れるかもしれないが、だからこそ勝利の味も格別というもの。歯ごたえのある戦略ゲームを遊びたい人におすすめだ。
もし頭脳だけで勝てなくなった時は、部隊の育成も進めていこう。シンセティックだけでなく装備の強化もできるので、育成するべき要素はかなり多い。
コツコツと育てて強くなれるゲームが得意な人にも向いているぞ。
豪華声優陣が演じるシンセティックの少女兵士をご紹介
本作の看板となるのは、名うてのイラストレーターたちが手がける美少女キャラクターたちだ。
プレイアブルとして仲間にできるのは、主人公とともに戦うシンセティックの少女兵士である。「ブラック★ロックシューター」のキーキャラである青く燃える瞳の少女を筆頭に、多彩な美少女が登場するぞ。
人体改造を施されたシンセティックは体の一部が異形になっており、ネコミミやエルフ耳、鬼のような角などさまざまな特徴を持っている。
人外キャラやケモノキャラがタイプなら一見の価値アリだ。
シンセティックに声を吹きこむ、鬼頭明里、上坂すみれ、ファイルーズあいなどTVアニメやゲームでヒロインを演じてきた豪華声優陣。あの「ブラック★ロックシューター」の新作ゲームなだけあり、名うての声優が多数参加しているので、声優ファンも要チェックだ。
ここでは、登場キャラクターを少しだけお見せしよう。
エリシュカ(画像左) CV:鬼頭明里
『ブラック★ロックシューター FRAGMENT』における青く燃える瞳の少女。プロローグでは「人類を救うための道標」として語られ、物語における最重要キャラのひとりである。
本編の時系列では記憶を失っており、自分が何者かもわからない。そのせいか感情や欲求が極端に少なく、物静かな性格になっている。
主人公が失った妹にうりふたつであり、その縁からエリシュカの名前を名乗るようになる。実際の関係性は不明。
ユズキ(画像右) CV:市ノ瀬加那
主人公が指揮をとるシンセティックの部隊「バニー1」の隊長を務める少女。常に明るく前向きなため、気落ちしがちな戦場におけるムードメーカー的存在でもある。
野生の獣じみた抜群の直感と類まれなる幸運をあわせもち、それゆえに戦場で弾に当たった経験がほとんどない。彼女が隊長になれば部隊全体の被弾率が下がる、とまでいわれている。
優れた兵士だが複雑な思考は苦手。ついたあだ名が「突撃エルフ」。
エネース(画像左) CV:上坂すみれ
例外だらけの傭兵部隊「スーサイド7」のメンバー。物騒なマスクと瞳孔の開ききった目がトレードマークであり、見た目に違わぬ狂騒の戦士である。
戦場では常に叫んだり笑ったりと、とにかく騒がしい。すばやい動きで敵をかく乱し、高周波ブレードを仕込んだ義足でさばく戦術を得意とする。
いかにもな狂人だが、実はすべて自分を奮いたたせるための演技。本当は気弱で優しいごく普通の女性である。
アドレイド(画像右) CV:井澤詩織
エリートが集う「フォージ5」の異端児。兵士としての能力は他の追随を許さない性能を誇るが、極端なものぐさ。仲間がピンチでも「めんどくさい」と帰ってしまうほどだ。
フォージ5に所属している理由も、実力者と組まないと本来の実力を発揮してくれないため。その性質の根っこにあるのは、他人と協力して戦う発想すらない極度のマイペース気質。
「ブラック★ロックシューター」の雰囲気をそのままに、新機軸のストーリーを展開する本作。
映像に音楽、シナリオのいずれも力の入った作品に仕上がっているため、既存のファンだけでなく、壮大なSFが好きな人や戦略的なバトルが好きな人にも広くおすすめしたい。
新規ユーザーがゲームの基礎を覚えながら☆5ミアなどの報酬をゲットできる初心者向けミッションもあるので、ゲームが得意でない人も安心して始められるぞ。
ここまでで興味がわいた人は『ブラック★ロックシューター FRAGMENT』を遊んでみてはいかがだろうか。
©ブラック★ロックシューター
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