2021/3/12からSteamで早期アクセス版が配信されているFeral World Entertainmentの購入型PCゲーム。廃院となった精神病棟を舞台に決死の脱出劇が巻き起こるCO-OP型ホラーアクションゲームタイトル。
不気味さを最大限に引き出す迫力のファーストパーソンビュー、物音を感知してやって来る凶悪なクリーチャー、最大4名のプレイヤーと一緒にチャレンジできるオンライン協力プレイ要素、安価な価格設定が大きな魅力で、フレンドと一緒に盛り上がりながら遊べるホラーアクションゲームを探している人におすすめの新作!
CO-OP型のホラーゲーム!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Flykt』は、廃院となった精神病棟を舞台に決死の脱出劇を体験できるPCゲーム。迫力満点のファーストパーソンビューでプレイが進行していくホラーゲームタイトルで、不気味なクリーチャーとの鬼ごっこ要素を楽しめる作品だ。
プレイヤーは舞台となる精神病棟に誘拐されてきた登場人物としてゲーム世界に降り立ち、ソロもしくは最大4名のCO-OP要素で病棟からの脱出を目指すことになる。プレイする毎に自動生成されるマップはやり込み要素満点で、キーアイテムも毎回異なる位置に配置されるのでスリリングなプレイが生まれるぞ。
▲3体のクリーチャーが登場する精神病棟からの脱出を目指すホラーアクションゲームタイトルだ。
ゲームに登場するクリーチャーたちは「音」に敏感で、ドアを開ける音や歩き回る音、そしてダッシュする際の足音全てに鋭敏な反応を示して近寄ってくる。ステルス行動を行いながらプレイを進めていく必要があるタイトルで、そこに緊張感と恐怖感が生まれてくる仕組みだ。ゾクゾクのプレイが待っているぞ。
マップは全体的に暗く、プレイヤーはフラッシュライトで周囲を照らし出しながら行動する必要があり、そこにも恐怖感が生まれる。突如目の前にクリーチャーが出現した際の衝撃が凄まじく、手に汗握るホラーゲーム要素を満喫できて楽しい。マルチプレイを推奨している作品なので、フレンドと一緒に遊ぼう。
新人のインディーゲームデベロッパーが手掛ける新作
本作を開発しているのは、これがSteamデビュー作となる新人デベロッパー「Feral World Entertainment」。現在は正式版の配信に向けて開発を継続しているはずだが、公式SNSを持っておらず、かつSteamストアの更新が滞っているため、先行きがやや不安。無事に開発を続けていることに期待しよう。
Steamでの販売価格は520円と安価。ほぼワンコイン価格でゲットできるお手軽な値段設定も光る作品で、この価格は正式版でも変わらない見通し。現在はソロプレイと最大4名のマルチプレイをサポートしているが、早期アクセス版固有の不具合やバグが発生する可能性がある点には注意しておこう。
▲病棟内部はくまなく探索する必要がある。脱出に必要な「鍵」を入手して出口を目指そう。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。ただしプレイ中に目にするテキスト量はそれほど多くないため、基礎的な英語読解力を持っていれば十分にプレイできるはず。ボイスチャットを用いながら遊べる作品なので、親しいフレンドと一緒に盛り上がれるぞ。
PC環境への要求スペックは中程度に抑えられており、推奨動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 970」クラスになるので、ミドルスペック帯のPCを持っていれば安心。また設定でフルHD以下の低い解像度にすることもできるため、設定項目を工夫すればローエンド帯のPCでも動かせるはずだ。
廃院となった精神病棟を舞台に決死の脱出劇が巻き起こるCO-OP型ホラーアクションゲーム『Flykt』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。バトル要素皆無の「逃げるホラーゲーム」が好きな人にはハマる新作タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 ゾクゾクするホラーゲームが誕生!
仲間と一緒に脱出を目指せ!
『Flykt』での目標は、クリーチャーに捕まることなく精神病棟を脱出すること。音を立てると途端に近寄ってくる恐怖のクリーチャーとの「鬼ごっこ」要素を体験しつつ、作品が推奨しているCO-OPを駆使しながらみんなで一緒に脱出を目指していこう。協力プレイで遊ぶことが最高に面白いタイトルだ。
前述の通りマップは毎回ランダム生成され、緊張の糸が切れることはない。脱出に必要なアイテムもランダムに置かれているので、しゃがんだ状態の「スニーク」行動で音を立てないように注意しながら探索を続けよう。クリーチャーに発見されて攻撃を受けるとHPが減り、ダウン状態になると「拉致」されてしまうぞ。
クリーチャーに発見されて拉致されたユーザーは「安置室」に監禁される。この際死体袋に入れられて天井から吊り下げられた状態になっているが、CO-OPで遊んでいる場合には他プレイヤーに救援を要請することが可能。参加プレイヤー全員がこの状態になるとゲームオーバーになるので、救出時には注意しよう。
▲バラバラになった遺体が散乱している安置室内部。クリーチャーに捕まるとここに拉致される。
ソロプレイ時には異様に高い難易度を誇る本作だが、4名のCO-OPでプレイする際には作戦次第で突破口を見いだせることもあるので、みんなとボイスチャットで作戦を練るとプレイが捗るはず。あえて誰かが「囮」になって大きな音を立て、クリーチャーの注意を引きつけるのも良いだろう。頭脳プレイを駆使していこう。
とは言うもののクリーチャーのパワーが強大なため、プレイ時には何度もダウンして安置室に運ばれる展開を味わうことになるはず。まともに歩き回って探索することは非常に困難で、「劇ムズ」の範囲に入るホラーアクションゲームと言える。歯応え満点のゲームプレイを求めている人にもおすすめだぞ。
【おすすめポイント】 何度でもチャレンジしよう!
アップデートが望まれる新作
2021年内の正式配信を公言しつつも、そのまま2022年半ばに突入してしまった『Flykt』は、ストア上の開発進捗報告やアップデートが望まれる新作ホラーアクションゲーム。早期アクセス版のリリース後に一切音沙汰が無くなっている点は非常に残念で、このままでは新規ユーザーを取り入れることは難しい。
正式版ではさらなるクリーチャーが追加される見通しで、ユーザーからのフィードバックを取り入れてゲームシステムを改善する旨も発表されているが、肝心のフィードバックに対して返答が無い現在の状態は、せっかく手を差し伸べたプレイヤーに対して失礼。作品を掲載している以上は誠意を見せてほしいところだ。
▲ゲームシステム的には見所がある作品だけに、何も進捗が見られない点が非常に残念だ。
廃院となった精神病棟を舞台に決死の脱出劇が巻き起こるCO-OP型ホラーアクションゲーム『Flykt』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。作品に人気が出るかどうかは、ひとえに開発者の奮闘にかかっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後に期待のホラーゲーム!
Flyktスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | 最低限の設定でプレイ可能高画質設定で快適にプレイ可能 |
(C) Feral World Entertainment.
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