『Eternal War』のタイトル画像

2021/6/25からSteamで早期アクセス版が配信されているMaGamesの購入型PCゲーム。複数の種族が存在するファンタジー世界を舞台にタワーディフェンスとMOBAが融合したバトルに挑むアクションゲーム。

サードパーソンビューで自分のユニットを操作しながら相手陣営の陥落にチャレンジするアクション性抜群のゲームシステム、異なる外見を持つ3種類の登場勢力、最大4名のプレイヤーが一緒に遊べるオンラインマルチプレイモードが魅力で、アイデア勝負のインディーゲーム作品が好きな人におすすめの新作タイトル!

ハイブリッド型MOBAが登場!

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信中の『Eternal War』は、異なる種族が存在しているファンタジー世界を舞台にMOBAタイプのバトルを体験できるおすすめの新作。2つの勢力に分かれてお互いの拠点陥落を狙っていくプレイ要素を楽しめるアクションゲームタイトルだ。

現在ゲームには「人間」「スケルトン」「オーク」に別れた3種族が存在しており、プレイヤーは好きな種族を選択してタワーディフェンス要素とストラテジー要素も織り込まれたハイブリッド型のMOBA対戦を堪能できる。ユニットキャラクターをサードパーソンビューで眺めながら操作できるので面白さ満点だぞ。

ハイブリッド型のMOBAを体験できる『Eternal War』

▲自軍のユニットと共に相手陣営へ攻め込んでいくスリリングなバトルを体験できるおすすめの新作だ。

ゲームには自軍の拠点に防御用のオブジェクトを建造できるクラフトシステムも実装され、頭脳プレイ要素と戦術を駆使して戦うことが可能。AIを相手に戦うソロプレイ以外にオンラインマルチプレイモードで最大4名の対戦もサポートしているため、普段一緒に遊ぶフレンドが多い人には特におすすめの作品だ。

なお、本作は早期アクセス版の段階にあるため、プレイ中に予期せぬバグや不具合などに見舞われる可能性があり、またシステムに変更が加えられることも考えられる。万全な状態でゲームをプレイしたい人は、ある程度まで開発が進捗するのを待つか、正式版リリースまで製品をウィッシュリストに登録しておこう。

新人ゲームデベロッパーが開発中の新作

ゲームを開発しているのは、2020年にアクション型SLGタイトル『Crazy Engineer』でSteamデビューを飾った新人のインディーゲームデベロッパー「MaGames」。本作は彼らにとって2作目となる新作ゲームで、現在は正式バージョンの開発を目指して開発を継続中。今後のアップデート情報にも期待のタイトルだ。

Steamでの販売価格は1010円で、この価格は正式版で値上がりする見通し。インディーゲームデベロッパーの作品を応援しながらフィードバックや意見を送ることが好きな人にはおすすめできる作品で、底値となっている今のうちに購入してしまうという手もある。ゲームに可能性を感じたら購入を検討しよう。

早期アクセス版の『Eternal War』

▲ゲームに登場する「スケルトン種族」。選んだ種族によって見た目が大きく異なる点がポイントだ。

インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。ただしプレイ中に目にするテキストの量はそれほど多くないため、ゲームシステムさえ理解すれば十分にプレイできるはず。解除できるSteam実績も23種類用意され、実績ハンターの人にもおすすめだ。

PC環境への要求スペックは中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは「GTX 970」となっているので、ミドルスペック帯のPCを持っていれば最高設定でもサクサク遊べるだろう。インストールサイズも現段階では約9GBと少なめで、普段ストレージが逼迫している人も安心してダウンロードできるぞ。

複数の種族が存在するファンタジー世界を舞台にタワーディフェンスとMOBAが融合したバトルに挑むアクションゲーム『Eternal War』は、現在Steamで「早期アクセス版」として好評配信中。戦略性とアクションバトル要素を同時に体験できる必見作だ。今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!

【おすすめポイント】 ファンタジー世界で戦おう!

頭脳プレイ要素で勝利を掴め!

『Eternal War』では、自軍を率いる指揮官として防御策を講じながら同時に戦いを進めていくバトル要素が展開。本作では耐久度を持っている拠点を相手に破壊されると「負け」になるため、クラフト要素を駆使して相手ユニットの攻撃を防ぐオブジェクトを設置しつつ、同じ状況になっている相手陣営を攻撃しよう。

基本的なゲームプレイの流れは、まず最初に陣営内部にオブジェクトを設置、その後AI操作のミニオンユニットと一緒にマップの反対側にある相手の拠点へ攻め込むというもの。どの種族を選択しても近接バトルメインの攻防戦が展開し、大混戦の中で活路を見出しながら自軍を推し進めていく要素が巻き起こる。

頭脳プレイ要素が捗る『Eternal War』

▲縦長のマップでお互いに拠点陥落を狙うバトル要素が展開。総力戦で戦いを進めていく新作だ。

ユニットキャラのスポーンと防御オブジェクトのアップグレードには「コスト」が必要で、これは相手のキャラを倒すことによって獲得できる。戦いに夢中になっているとこの部分が疎かになりがちなので、自軍の戦況を観察しながら賢く立ち回りたいところ。攻撃に特化するか、防御を強化するかの決断が問われるぞ。

ゲームには「俯瞰」で戦場を見渡せるカメラ視点が存在しないため、戦術選択が勝敗を分ける肝(キモ)になる。MOBAの中にリアルタイムストラテジー要素とタワーディフェンス要素、そしてアクションバトル要素を内包したハイブリッドシステムが面白く、何度も繰り返していく中で自分なりの戦法を見つけられるはずだ。

AI相手にも戦える作品だが、やはり本作が真価を発揮するのはオンラインPvP。現時点では価格も比較的安いので、オンラインでマッチングしない場合には思い切ってフレンドユーザーにプレゼントして一緒に遊んでみよう。駆け引きが巻き起こる攻防戦要素が最高に面白い新作アクションゲームに仕上がっているぞ。

【おすすめポイント】 自分の戦術を編み出せ!

アップデートで着実に進化中の新作

正式版の配信を目指して鋭意開発を継続中の『Eternal War』は、2022/4/15に配信された最新アップデートでゲーム内のアニメーションが改善され、更にBGMを含む音響面にもメスが入れられた。地道だが着実にゲーム世界が進化しているタイトルで、今後もさらにシステムが改善されていく可能性は高い。

早期アクセス版の登場時には正式版の配信までにかかる期間を「数ヶ月」と発表していた本作だが、一年以上経過した現在も早期アクセス版のままとなっている。これは開発者がほぼ1人で作業していることにも起因していると考えられるが、開発者サイドに色々と気になることが出てきた可能性もあるだろう。

正式版が待たれる『Eternal War』

▲目の付け所は非常に良いタイトル。後はゲームがスムーズに進行するように作品を洗練してほしい。

典型的なゲームシステムを再解釈し、様々なジャンルを融合したハイブリッド型のゲームとして展開している作品なので、これまでにない苦労が伴うことだろうが、焦らずに完成を目指してほしいタイトルだ。異なる種族同士の戦術バトルを体験してみたい人は、今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!

【おすすめポイント】 完成が待たれる新作MOBA!

Eternal Warスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 10(64bit) Windows 10(64bit)
CPU Intel Core i5-6600K / AMD Ryzen 5 1400 Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 7 2700X
メモリー 8GB RAM 16GB RAM
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon RX 570 NVIDIA GeForce GTX 1080 / AMD Radeon RX Vega 64
VRAM 4GB 8GB
HDD空き容量 50GB 50GB
DirectX DirectX 11 DirectX 12
備考

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