2022/6/3からSteamで正式配信されているPSJの無料PCゲーム。「公園」のマップを舞台に最大8名のプレイヤーがオンラインでデスマッチ形式の近接剣戟バトルに挑むアクションTPSタイトル。
高精細な3Dグラフィックで再現された自然豊かなバトルアリーナマップ、自キャラを背後のカメラ視点で見ながら剣戟バトルに挑むアクションバトルプレイ要素、戦闘中にゲットできる便利なアイテムが魅力で、気軽にプレイを楽しめる無料ゲームでフレンドや世界のユーザーと一緒に盛り上がりたい人におすすめの新作!
公園を舞台にデスマッチ!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Little Rhapsody of Game』は、緻密なグラフィックで再現された「公園」を舞台に、プレイヤー同士のデスマッチバトルを体験できるおすすめの新作ゲーム。剣と盾を持ちながら近接戦闘アクション要素でぶつかり合う世界観が魅力のアクションTPS作品だ。
プレイ視点はサードパーソンビューを採用し、自分が操作するキャラクターを背後のカメラ視点で見ながらドッジ(回避)アクションもあるバトルを堪能できるようになっている。オンラインで最大8名のプレイヤーが一緒にゲームをプレイできるため、親しいフレンドを誘って一緒にプレイすると楽しさが増すだろう。
▲キャラクターのバリエーションは現時点で1種類のみ。マルチプレイ時には色分けされることになる。
戦いの舞台となるマップはやや狭めのオープンワールドで、制限時間内に「最後の1人」になって生き残るために戦術と戦略性を駆使しながら戦いを進めていく要素が捗る。マップ内に便利な各種アイテムが落ちているので、それを拾いながら随時パワーアップしていく頭脳プレイ要素も必要になるぞ。
個人のインディーゲームデベロッパーが生み出した新作
作品を開発したのは、個人でゲーム開発を手掛けているインディーゲームデベロッパー「PSJ」。本作がSteam初掲載となる新人デベロッパーで、今後のアップデートや次回作の開発にも期待の新鋭。今後作品にアップデートが実装されるかについては明言されていないが、人気が出ればコンテンツが拡張する可能性もある。
プレイは完全無料。勝敗を左右する「Pay To Win」の課金要素は無いので、思う存分「実力勝負」の世界を体験できるはず。なお、オンラインマルチプレイはルームを構築して相手を招待するシステムで、そこで各種設定を調整しながら遊ぶことになる。ゲームの公式サーバーは存在しないので注意しよう。
ちなみに本作は開発中にテストを満足に行えなかったそうで、作者はAIを相手にプレイを繰り返しながら調整を行ったと述べている。従ってゲームバランス的に満足を得られない可能性があり、またオンラインプレイ特有の不具合に遭遇することもあり得るので、その辺りを考慮しながら遊ぶと良いだろう。
▲のどかさを感じる公園でファンタジーキャラがデスマッチに挑むというシュールな世界観が際立つ。
インターフェースは英語と中国語の二択で、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。ただし内容的には単純明快なアクションバトルゲームなので、基礎的な語学力を持っていれば十分にプレイできるはず。何より完全無料で遊べる気軽なゲームとなっているので、お試しダウンロードするのもアリだ。
PC環境への要求スペックは中程度。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 960」で、CPUにはIntelの「i-3」クラスが要求されるため、ミドルスペック帯のPCを持っていれば最高設定でもバリバリ遊べるはず。ただしインストールサイズは約10GBとやや大きめなので空き容量には注意しておこう。
公園のマップを舞台に最大8名のプレイヤーがオンラインでデスマッチ形式のバトルに挑むアクションTPSタイトル『Little Rhapsody of Game』は、現在Steamで無料配信中。インディーゲームらしい小作品でバトルを楽しみたい人は、今すぐストアにアクセスしてゲームをダウンロードしよう!
【おすすめポイント】 無料で遊べる新作TPS!
カジュアルマッチで盛り上がれ!
『Little Rhapsody of Game』のアピールポイントは、複雑すぎない操作体系でプレイできるオンラインPvPバトル。攻撃に関しては通常攻撃と強攻撃の2種類で、回避には盾もしくはドッジロールを利用する。合計4種類のアクション操作を上手く使い分けながらプレイヤー同士の戦いで勝利を収めよう。
攻撃と防御には相関関係があり、盾による防御が可能なのは通常攻撃のみ。強攻撃を放つとブロック(防御)を崩して相手にダメージを与えられるようになっている。強攻撃を回避できるのはドッジロール操作のみなので、これらを間違えないように発動していくことが勝敗を分ける大きなポイントになるぞ。
▲受け止められない強攻撃はドッジロール操作で回避。瞬時の判断が明暗を分けることになる。
本作はある意味「ベータ版」とも呼べる新作で、キャラクターを色分けして区別化しているなど「未完成要素」が満載だが、キャラ固有のスキルなどが事実上存在しないため、そこに「同じ条件での真剣勝負」要素が生まれて楽しい。全てが等しいステータスでプレイを開始し、誰がアクションバトル最強か決められるぞ。
「ビーズ」を拾ってステータス値アップ
前述の通り、マップ内にはプレイヤーキャラクターのステータスを向上させるアイテム「ビーズ」が無作為に落ちており、これを拾うことでHPや攻撃力を増加できるようになっている。相手を索敵しながら戦いに挑むことも必要だが、くまなくマップ内を探索してこれらの便利系アイテムを見つけ出すことも必須だ。
ビーズには他にも閃光を発して相手の目を眩ませられるものや、相手を倒した際にドロップする「擬態化」などが存在。擬態化ビーズは倒した相手の外見と能力を獲得できる効果を持っているが、現段階で操作できるキャラクターの種類が1つしか存在しないため、このアイテムの効果はアップデートで発揮されるだろう。
ゲームシステムをシンプルに絞ったことで近接剣戟バトルそのものの面白さにフォーカスしている点は大きな魅力で、魔法や特殊スキルなどのアクションを矢継ぎ早に繰り出していくタイプのゲームに飽きている人にとっては良い気分転換になるはず。純粋な操作性だけで雌雄を決していくバトルも非常に楽しい。
▲作者が今後どのようにゲーム世界を洗練していくかにも注目したい新作アクションゲームだ。
作者自身が認めているように、現段階の本作は未完成なので、これからどういった内容でアップデートしていくかに期待が高まる。無料ゲームとは言え、このままの状態では世界中のプレイヤーを集めていくことは少々厳しいと思われるので、異なる能力値を持つキャラクターの実装などが望まれるところだ。
公園のマップを舞台に最大8名のプレイヤーがオンラインでデスマッチ形式のバトルに挑むアクションTPS『Little Rhapsody of Game』は、現在Steamで無料配信中。あまり見かけない「公園内でデスマッチ」というシチュエーションが光るインディーゲームタイトルだ。今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後に期待の新作アクションゲーム!
Little Rhapsody of Gameスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 20GB | 40GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) PSJ.
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