2022/5/31からSteamで早期アクセス版が配信されているRedefineArts.Incの無料PCゲーム。VR空間内で本格的なTRPGをプレイできる革新的な双方向型ゲームタイトルのゲームマスター版。
ゲームマスターとしてPCからゲームを操作しながら別売のタイトルで遊んでいるプレイヤーを楽しませる画期的なシステム、NPCとモンスターを操りながらプレイを盛り上げていくエンターテインメント要素、映画監督気分に浸れるカメラ制御機能が魅力で、新感覚のゲームを触ってみたい人におすすめの新作!
ゲームマスターになれる新作!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Xpraize Beta for GameMaster』は、VR世界で展開する本格TRPGの「ゲームマスター」になれるおすすめの新作。同時販売されている『Xpraize Beta』のプレイヤーにゲーム世界を提供する役割を担う無料のPCゲームだ。
『Xpraize Beta』はVRヘッドセットでのプレイに対応するTRPG作品だが、本作は通常のプレイ環境でアクセスできる作品となっており、ゲームマスター1名と実際にゲームをプレイするプレイヤー4名、計5名のオンラインマルチプレイを体験できる。ファンタジー世界とTRPGの世界が好きな人におすすめだ。
▲VR世界で冒険するプレイヤーにゲーム世界を提供する「ゲームマスター」になれる新作ゲーム。
TRPGとは「Tabletop role-playing game」の略称で、基本的にはデジタルではなくアナログの道具を使用しながらルールブックに則った「対話型」のプレイを展開していくジャンルを指す。そのTRPGの世界をVR空間で再現し、通常PCからゲームマスターとして参加できるようにしたのが本作だ。
ゲームの世界観とルールに熟知してプレイ進行を支配していくゲームマスターの役割は責任重大で、本作でも任意のタイミングでプレイヤーがいるステージを切り替えたり、BGMや効果音を再生したりする操作でプレイそのものを盛り上げ、最大4名のプレイヤーたちを冒険へ誘っていくことになるぞ。
日本のインディーゲーム会社が手掛ける新作タイトル
本作及びプレイヤー向けバージョン『Xpraize Beta』を開発しているのは、京都に本拠を構えているインディーゲームデベロッパー「RedefineArts.Inc」。これが初のSteam掲載作品となるスタジオで、2020年に設立された期待の新鋭。現在は正式バージョンの配信に向けて開発を継続している。
プレイは完全無料。ただし後述するプレイヤー向けの『Xpraize Beta』は1520円で、この2種類をそれぞれのプレイヤーが所有していないとゲーム世界が成立しないので注意。実際にVRでゲームに参加する場合には有料、ゲームマスターとしてプレイに参加するだけであれば無料と考えると分かりやすい。
▲ゲームマスターはこの画面を見ながらプレイ全般に関与していく。独特な仕組みの新作タイトルだ。
現時点では『Dragon Descendants (龍の末裔)』と呼ばれる入門編のシナリオが導入されており、内容はSteamストアに貼ってあるリンクからも閲覧可能。想定されるプレイ時間は3〜4時間で、3〜4名のプレイを推奨している。内包されているイベントの発動はゲームマスターに委ねられるため、責任重大だ。
日本産のゲームなので、デフォルトで日本語インターフェースに対応。なお、英語インターフェースも同時収録されているので、適宜使い分けると良いだろう。PC環境への要求スペックは(ゲームマスター版に限り)低めで、約10GBの空き容量が要求される。正式配信開始時期は数カ月後になる見込みだ。
VR空間内で本格的なTRPGをプレイすることができる革新的な双方向型ゲームのゲームマスター版『Xpraize Beta for GameMaster』は、現在無料で配信中。かつてない「VR世界でTRPGに挑む」というチャレンジングな試みが面白い必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 画期的なアイデアが光る新作!
進行役&監督になれる!
『Xpraize Beta for GameMaster』最大の魅力は、自分に与えられた「ゲームマスター」の地位を上手く活用しながらプレイヤーたちに臨場感抜群の冒険とバトルを提供していく要素。ゲームの進行状況とプレイヤーのステータスも把握できるゲームマスターは、アトラクションの裏方的な存在と言えるだろう。
プレイの進捗状況に伴って特定NPCに行動を起こさせることが可能で、ステージによって効果音を切り替えるなどの操作も要求されるため、与えられたシナリオを雰囲気満点に提供するためのハードルは高い。VRヘッドセットを用いて同じ世界に接続しているユーザーに対して「いかに面白い展開を与えるか」が責務だ。
▲各プレイヤーの動きはカメラを切り替えることによって把握できる。記録媒体にも利用できるぞ。
ゲームマスターはプレイ中特定のプレイヤーに対してテキストや音声を通じて交信できるようになっている。ちょっとした連絡や、ゲームプレイから逸脱する行動をとっている人物に対して軌道修正を促すことができるため、利便性は高い。双方のユーザーが噛み合うことで面白さが生まれるタイトルだ。
なお、ゲームマスターはプレイ中にカメラを切り替えながらゲームプレイを録画することが可能で、これを上手く活用すれば冒険の記録を映画のように残せる。時にプレイヤーに加勢し、時にモンスターを放って脅威を与えつつ、みんなが盛り上がれる冒険を提供していく役回りをたっぷりと楽しもう。
【おすすめポイント】 裏方を楽しめる新作PCゲーム!
プレイヤーになってゲームをエンジョイ!
ゲームマスターが主導する世界で冒険者としてプレイする場合には、Steamストアで販売されている『Xpraize Beta』を購入する必要がある。販売価格は1520円で、正式バージョンでは値上がりする見通し。「HTX Vive」「Valve Index」「Oculus Rift」のVRヘッドセットをサポートしているぞ。
▲ワクワクな冒険が待ち構えている仮想現実世界でTRPGをプレイできる。VRユーザーは必見の新作だ。
【おすすめポイント】 最大4名が一緒に冒険できる!
正式バージョンが楽しみな新作!
京都に本拠を構えているインディーゲームデベロッパーが送る新作『Xpraize Beta for GameMaster』および『Xpraize Beta』は、今後の開発進捗と正式バージョンの配信が待ち遠しい新作ゲーム。TRPGをVR世界で構築するという画期的なアイデアが面白く、今後世界でどのような反響が出るかも楽しみだ。
現時点はマルチプレイ専用の作品となっているが、正式バージョンでは『Xpraize Beta』がソロプレイにも対応する見通しで、さらにプレイヤー同士のPvPも計画されている。『Xpraize Beta for GameMaster』に関しては新たなシナリオが継続的に無料で提供されていく予定で、こちらにも期待が高まる。
▲TRPGに明るくないと世界観を楽しめない側面もあるが、ハマる人にはたまらない作品と言える。
VR空間内で本格的なTRPGをプレイできる革新的な双方向型ゲームタイトルのゲームマスター版『Xpraize Beta for GameMaster』は、現在Steamで無料配信中。販売型のタイトル『Xpraize Beta』共々今後の展開が楽しみな新作タイトルだ。今すぐストアでゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後の展開に期待の新作ゲーム!
Xpraize Beta for GameMasterスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6600K | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 | NVIDIA GeForce RTX 2070 |
VRAM | 4GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須 |
(C) RedefineArts.Inc.
Xpraize Beta for GameMasterの評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。