『村雨のソードブレイカー』はあいあんそぉどが2022年4月3日よりSteamでも発売開始した、ラブコメと共に歩むRPG。
笑いあり、涙あり、けれどちょっぴり切ないドタバタファンタジーラブコメRPGが楽しめるぞ。
予想の斜め上をいく面白いストーリーを体験してみたい人、遊びやすさ重視のラブコメRPGで遊びたい人におすすめだ。
予想の斜め上をいくヒロインが魅力のファンタジーラブコメRPG
好評配信中の新作ゲーム『村雨のソードブレイカー』は、登場するヒロインの個性が強すぎることで話題となったドタバタラブコメRPG。
本作はAndroid、iOS、Nintendo Switch、PCゲーム配信プラットフォームSteamで発売中の人気タイトルで、後から発売されたNintendo SwitchとSteamでは追加要素として、本編クリア後にEXシナリオ「聖皇武闘会編」の追加、さらに新キャラ「白銀の剣姫 ブリュンヒルデ」、「聖皇騎士団副団長 グレン」が登場し、エンディングのその先がプレイできるようになっている。
『村雨のソードブレイカー』のイントロダクション
剣魔竜の圧倒的な力と、あらゆる攻撃を無効化する絶対防御障壁の前に
ハイランド聖皇騎士団はなす術なく敗北し、一つの都市が壊滅した。
その災厄により実の姉ユリヒメを亡くした川島ユートは、
仇である剣魔竜を殺す事が出来る唯一の魔剣「ソードブレイカー」を持つ少女、
五月雨サツキに出会うのだった——。
本作の物語は剣魔竜エクスカリバーによって姉を失くした主人公の川島ユートが、仲間たちと旅する冒険ファンタジーストーリーが展開される。
あらすじだけ聞くと暗い話になりそうな所だが、登場するキャラクターがみんな個性が強く、こちらの予想の斜め上を越えていく暴走キャラクターばかりなので、ユートはツッコミ役として立ち回ることが多い。
バトルでは、仲間の育成や装備を整えてパーティを編成して行うターン制コマンドバトルを採用している。仲間にできるキャラクターは、ラブコメらしく美少女キャラクターばかり。
理想のハーレムパーティを作り上げることも可能だ。序盤は難しいことを考えずにプレイできるが、終盤になると状態異常対策なども取り入れて戦う必要があるので、中々やり応えのあるバトルが体験できる。
どうしても戦闘が苦手な人やスキップしたい人のために、最初からレベルが最大値の状態で始まる「チートモード」がデフォルトで搭載されているので、ストーリーだけ楽しみたい人でも気兼ねなく遊べるぞ。
【おすすめポイント】 ギャグとシリアスシーンのテンポが心地よいラブコメRPG。
キャラクター紹介
ここで本作に登場する主要キャラクターの一部を紹介しよう。
どのキャラクターもクセがとにかく強く魅力が溢れている。彼女たちとの面白いギャグの掛け合いや、胸キュンラブストーリーを楽しみながら冒険を楽しもう。
▼川島ユート
本作の主人公。剣魔竜に故郷を滅ぼされ、実の姉「ユリヒメ」を失った悲惨な過去を持つ。
「ユリヒメ」の仇である剣魔竜を討つ為、魔剣「ソードブレイカー・村雨」を持つサツキと協力関係となる。元々は心の優しい青年だったが、姉を失って以来、剣魔竜への復讐心に捉われ、人間不信で手段を選ばない物れた性格へと歪んでしまった。しかし、サッキとの出会いが彼の心に変化を持たらしていくのだった。
▼五月雨サツキ
聖皇魔導学園剣科・一年生。五月雨流剣術の使い手で、刀を使用した接近戦において彼女の右に出るものは居ない。剣の修行の為、故郷から離れ聖皇都市に単身留学中。
魔剣「ソードブレイカー・村雨」の所有者。村雨の強大な力とその反動を危惧し普段は使用を自粛している。趣味は料理。基本的に五月雨道場の食事はサツキが作っている。得意料理はトンカツ定食。
▼アメリア=イージス
ハイランド聖皇騎士団三番隊隊長。「鉄壁の盾」の異名を持ち、聖皇騎士団最強の防御力を誇る。
アメリア率いる三番隊は、魔王軍の侵攻から聖皇都市を防衛する任務を遂行している。
聖皇騎士団を誇りに思っており、聖皇騎士団の理念こそが絶対的な正義だと信じている。
▼ブリュンヒルディーミストルテイン
「ハイランド聖皇騎士団四番隊隊長。「白銀の剣姫」の異名を持ち、聖皇騎士団最強クラスの両手剣の使い手。切り札の聖剣、神聖武装「ミストルテイン』は、最大出力時に魔王軍一個大隊を壊滅させる程の破壊力を誇る。
普段は凛とした立ち振る舞いで一見クールそうに見えるが、性格は自信過剰に加え、頭に血が昇りやすく、人の話を聞かない為、見た目と裏腹にあらゆる事柄に超突猛進に突っ込む鉄砲玉である。聖皇騎士名門の家で育った箱入り娘の為、重度の世間知らず。実はオムライスや映画など庶民が暗む文化に興味津々。
▼グレン=ナイトラウンド
ハイランド聖騎士団二番隊隊長兼、聖皇騎士団副団長。事実上のNo.2である。寡黙で冷静沈着、慎重で思慮深い性格の為、一見近寄り難い雰囲気を醸し出しているが、実は世話焼きで、騎士団内で食事を作ったり、部屋の掃除をしたり、団員の為に精力的に行動している普通に良い人。
その為か、団長であるカーマインより、団員から慕われ人望が厚い。頼まれたら断れない性格が災いしたのか、問題児であるブリュンヒルデのお守りを任されている。
【おすすめポイント】 個性豊かなキャラクターが織りなすラブコメファンタジー。
痛快ラブコメファンタジーの世界を冒険しよう
本作の物語は姉の仇をとるため冒険するユートが、剣魔竜を唯一倒すことができる魔剣「ソードブレイカー」を持つ少女サツキと出会うところから物語が始まる。
ゲーム内では「シナリオパート」と「バトルパート」の2つを交互にプレイしながら、ストーリーを進めていく形式だ。本作は音楽以外はすべて個人で制作されたインディーズゲームだが、1話ごとに区切られたストーリーはテンポよく読むことができ、イラストの量も豊富でしっかりと楽しみながら物語を追うことが出来る。
▲旅の道中では個性豊かな仲間たちとの出会いが待っている。
唐突過ぎる展開から、王道胸キュンストーリーまで幅広い展開が用意されている。思わず「そんなバカな」と言ってしまうようなことからバトルに発展したかと思えば、仲間に加わることになるなど常にこちらの予想をいい意味で裏切ってくれる。登場するキャラクターはヒロインから敵キャラまでボケキャラが多数登場してボケまくり、主人公がツッコミ倒すところが面白い。
とはいえ、しめるところではしっかりと締める。ギャグとシリアスパートの切り替えも上手で、およそ30時間程度のボリュームだが最後までダレずに遊びきれるストーリーは必見だ。
【おすすめポイント】 ギャグとシリアスが怒涛の展開続きで楽しめるハートフルラブコメストーリー。
チートモードを搭載したターン制コマンドバトル
本作のバトルは、旅で仲間になったヒロインたちと共に戦うターン制コマンドバトル。
攻撃や防御、アイテム使用の他に、キャラが持つ固有スキルを使って敵を倒していく王道バトルが体験できる。ゲームバランスとしてはストレスフリーで楽しめる難易度となっており、キャラクターを育成していればサクサクと勝つことができるだろう。
お気に入りのキャラクターを育成するやり込み要素も満載
キャラクターには武器や防具を装備させて強化できる。
育成画面はチャプターの区切りごとに行えるので、満足のいく強化をしてから次へと進もう。
また、ゲームが進めば仲間が増えて技構成など戦略の幅も広がってくる。ゲーム終盤にもなると、相手が状態異常などの特殊攻撃を仕掛けてくることもあるので、やり応えのあるバトルが体験できるぞ。
『村雨のソードブレイカー』はこれまで紹介してきたように、ハチャメチャな性格をしたヒロインたちと共に姉の敵討ちをするため冒険するファンタジーラブコメRPG。
魅力的なキャラクターたちとボリュームたっぷりの楽しい冒険が楽しめるので、気軽にあそべるファンタジーRPGを求めている人、ラブコメが好きな人におすすめだ。
村雨のソードブレイカースペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 30GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨 |
2022 Iron-Sword
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