2019/11/21からSteamで早期アクセス版が配信されているUnorthodox Studioの購入型PCゲーム。中世ファンタジー世界を舞台に探索・冒険・バトルを楽しめる新作オンラインRPG。
ダークな雰囲気に包まれた終末的な世界観と緻密なゲームグラフィック、120種類に及ぶスキルを用いた自由なキャラビルド、他ユーザーと一緒に挑戦できるインスタンスダンジョンが大きな魅力で、ダークファンタジー世界を冒険できるRPGが好きな人、個人開発ゲームに興味がある人におすすめ!
中世ダークファンタジー世界を冒険!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信中の『Reign of Darkness』は、死の疫病が万円している中世ダークファンタジー世界を舞台に、冒険と探索、そしてバトルを楽しめるおすすめの新作。大規模な人数が参加できるMMORPGへの発展を目指して開発が進められている作品だ。
プレイ画面は一般的なMMORPGタイトルのそれに準拠しており、キーバインドを使い分けながら主人公の冒険と成長を進めていくプレイ要素をたっぷりと体験できるようになっている。最新ゲームでありながらMMORPG黎明期を意識したクラシカルなUI配列が目を引くタイトルで、「王道」的な佇まいが魅力だ。
▲MMORPG作品と遜色のないUIレイアウトを持つ新作インディーゲーム。ダークな世界を冒険しよう。
現時点でゲームには30種類のクエストが実装されており、主人公を操作しながら2種類のパブリックゾーンと3種類のプライベート向けインスタンスダンジョンにチャレンジできるようになっている。なお、ゲームシステムやコンテンツについては随時更新されていく予定となっているので、突然システムが変わることもあり得るぞ。
主人公キャラクターが「狼人間」に変身できるシステムがあるなど、ダークファンタジー世界を基盤とした作品らしい要素もあり、陰鬱な雰囲気に包まれた世界を探索していくプレイとバトルが捗るはず。世界観についてはストアページに長文で書かれているので、興味が湧いた人は一読して没入感を高めよう。
個人が開発を進めている注目タイトル
本作を開発しているのは、インディーゲームデベロッパー「Unorthodox Studio」。スタジオ名を持っているがその実態は個人開発者で、作品は一人の手で生み出されている。将来的には本作を立派なMMORPG作品にするという野望を持っており、今後の開発進捗が非常に楽しみ。期待が持てる新人デベロッパーだ。
Steamでの販売価格は2050円。この価格は早期アクセス期間中にはそのままの予定で、正式版では25%から50%価格が上昇する予定。将来有望なインディーゲームデベロッパーに意見やフィードバック、そしてエールを贈りながら作品の進化と発展を目撃したい人は、早期アクセス版の今購入するのも良いだろう。
▲バトルシーンではグラフィカルなエフェクト処理が発生。スキルベースの戦いが大いに捗る。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。クエストやゲームシステム内で膨大なテキストを見る必要がある関係上、プレイを円滑に進めるためには一定の英語読解力が要求される点には注意しよう。多言語化が進めばここ日本でも人気が出そうな作品だ。
PC環境への要求スペックは中程度。最低要件で提示されているグラフィックボードは「GTX 550Ti」で、推奨環境では「GTX 960」となる。ミドルスペック帯のPCを持っていれば最高設定でも楽々プレイできるはずだ。ちなみにインストールサイズは約15GBとそれなりに大きいので注意しておこう。
中世ファンタジー世界を舞台に、探索と冒険、バトルを楽しめる新作オンラインRPG『Reign of Darkness』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。個人開発のRPG作品がどのように仕上がっていくのかを見てみたい人にはおすすめのタイトルだ。今すぐストアにアクセスしてゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 個人が手掛ける新作RPG!
インスタンスダンジョンに挑戦!
複数存在するクラスを選んで自分だけの主人公を育てていく『Reign of Darkness』では、異なる職業で冒険している他プレイヤーと一緒に「インスタンスダンジョン」でパーティープレイを体験できる。ダンジョンの難易度も自由に設定でき、その難易度に応じて報酬も変わるので、みんなと一緒に突入してみよう。
インスタンスダンジョンに参加できる人数は最大5名まで。敵キャラクターのレベルはチームリーダー役になっているプレイヤーの+3から-3で調整される。いち早くキャラのレベルをアップさせたい人にはおすすめのコンテンツで、高難易度になるほど報酬もグンとアップするので、共闘しながら生還を目指そう。
▲インスタンスダンジョンの設定画面。キャラの成長を早めるのにはもってこいのコンテンツだ。
本作には120種類のスキルが存在し、操作キャラのスキルはプレイ中にいつでも自由に組み替えることが出来るので、出会った他プレイヤーとキャラ特性がカブってしまうことはほぼ無い。異なる戦闘能力とスキルを持ったプレイヤーが集って一緒にバトルに挑むことで面白さ満点のバトルシーンが生まれるはずだ。
作者が標榜しているように、本作が完全なMMORPG作品へと進化を遂げれば、プレイ人口も増加してインスタンスダンジョンにも毎日のように侵入できるようになるはず。目下の課題は作品の知名度とプレイ人口にあるため、着実にアップデートを繰り返して作品を洗練してもらいたい。完成が待ち遠しい新作だ。
主人公はレベルアップ毎に2つのスキルポイントを獲得し、これによって自由なキャラビルドを楽しめるようになっている。本作の強化・育成システムはかなり柔軟になっているので、どんな場面でも苦労しないキャラ作りも捗る。ソロプレイ以外にパーティープレイも活用しながらゲーム世界を遊び尽くそう。
【おすすめポイント】 共闘要素が楽しい新作ゲーム!
完成が待ち遠しい新作!
個人開発者によって制作が進められている『Reign of Darkness』は、今後の開発進捗とアップデートが楽しみなタイトル。正式バージョンの配信はまだ先のようだが、大手パブリッシャーの開発速度と比べるのは酷というもの。地道にゲーム世界を広げながら完成へと向かっている作者を応援してあげよう。
開発者は世界初のロールプレイングゲームとして有名なテーブルトーク『ダンジョンズ&ドラゴンズ』からの影響を述べており、また哲学的な言動を好む傾向にあるため、RPGマニアかつ語彙力・語学力に自信がある人でないとプレイに支障が出るケースがある点がネックだが、「媚びない姿勢」もまた作品の魅力だ。
▲決してフレンドリーとは言えないRPGだが、そこに作者の深い愛情と思い入れが滲み出ている。
中世ファンタジー世界を舞台に、探索・冒険・バトルを楽しめる新作オンラインRPG『Reign of Darkness』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。奥深いストーリー要素と世界観、そして王道RPG作品らしい佇まいが魅力のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアでゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後の展開が楽しみなRPG!
Reign of Darknessスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 または AMD FX-6300 | Intel Core i7-7700K または AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 または AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1070 または AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨、インターネット接続が必要 |
(C) Unorthodox Studio.
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