2022/1/28からSteamで「早期アクセス版」が配信されているRamen VRの購入型PCゲーム。仮想現実世界に再現されたファンタジー世界で冒険を楽しめるVR専用MMORPG。
同じゲームをプレイしているユーザー同士がVR空間内で交流できる画期的なゲームシステム、パーティーやギルドに参加してモンスター狩りを体験できるバトル要素、多彩なロケーションとクエスト、様々なアイテムを生み出せるクラフトシステムが魅力で、VR世界で臨場感満点に冒険したい人におすすめ!
VRで楽しむMMORPG!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Zenith: The Last City』は、仮想現実世界に再現された極上のファンタジー世界で冒険とバトルを楽しめるおすすめの新作。VRヘッドセットを装着して自分の身体を動かしながらコンテンツを体験できるVR専用のMMORPGタイトルだ。
注目すべき点は、自分以外のプレイヤーと交流できるシステムで、2D向けのMMORPG作品と同じく、知り合ったプレイヤーと一緒にパーティーを組みながらモンスター討伐や狩りなどを体験できるようになっている。世界のプレイヤーと仮想現実世界で遊べる、という点で最近話題の「メタバース」的な側面もある新作だ。
▲仮想現実世界に集ったプレイヤーが冒険を繰り広げていく必見のVR専用MMORPGだ。
早期アクセス版の現段階では、100時間分プレイできる量のコンテンツが実装されており、2種類の異なるクラスを選択しながらオープンワールドで再現されたファンタジー世界を冒険できる。バトル要素と探索要素、そしてクラフトシステムなど、MMORPGに要求されるものは全て揃っているぞ。
ゲームグラフィックはリアル寄りではなくアニメ調で、適度にデフォルメされた空間は幅広いユーザーに適している。PC本体に大きな負荷を与えるVRゲームという関係上、これくらいのグラフィック品質で世界を描画した方がスムーズに動けるはずで、MMO型を意識した最適化も考えられた作品と言えるだろう。
多国籍メンバーのインディーゲームデベロッパーが送る新作
本作を開発しているのは、サンフランシスコに本拠を構える新鋭のインディーゲームスタジオ「Ramen VR」。スタジオ名は「ラーメン」から付けられており、スタジオのロゴもラーメンになっているというユニークな集団。多国籍のメンバーで成り立っているスタジオで、今後の活躍とアップデートも楽しみだ。
ゲームは「Valve Index」「HTC Vive」「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality」に分かれる代表的なVRヘッドセット全てに対応。着席状態と立位の両方を選択してプレイできるので、幅広いVRユーザーがプレイを楽しめるはず。身体を動かして戦いに挑むバトルシーンは大興奮必死で、存分にハマれるぞ。
▲豊富なロケーションを持つファンタジー世界を旅しながら他のVRユーザーと交流できる新作だ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース環境は非搭載。クエスト内容などを理解しながらプレイを円滑にすすめるためには、一般的な語学力が要求される点には注意しよう。また早期アクセス版の段階にあるため、バグに遭遇したり、ある日突然ゲームシステムが変わる可能性もある。
Steamでの販売価格は3090円で、この価格は正式バージョンのリリースに伴って上昇する可能性が示唆されている。期待が持てるインディーゲームをプレイしながらフィードバックを送り、デベロッパーの手助けをしたいと考えている人にはおすすめの新作で、開発元はフィードバックを絶賛募集中だ。
新鋭のデベロッパーながらMMO規模のVRゲームを作り上げたという手腕は見事で、今後の正式配信に向けたロードマップにも期待が高まる。仮想現実世界に再現された極上のファンタジー世界で冒険とバトルを楽しめるVR専用MMORPG『Zenith: The Last City』は、現在Steamストアで好評配信中だ。
【おすすめポイント】 VRファンタジー世界へGO!
没入感満点のゲームプレイ!
『Zenith: The Last City』で展開するのは、VR作品という点を大きく意識したプレイ要素。細部まで丹念に作り込まれたオープンワールド世界の出来栄えは素晴らしく、武器とスキルを活用しながら戦っていくアクション要素満点のバトルは迫力がアップする一人称視点(FPS)で進行。没入感満点の新作ゲームだ。
ストーリー要素が絡むクエストと、自動生成される繰り返し受注型のクエストにチャレンジすれば、経験値と報酬の宝箱をゲットでき、プレイヤーが操作する主人公の育成に繋がっていく。また前述のクラフトシステムで装備品を新たに生み出すこともできるため、成長を実感しながら冒険を堪能できるぞ。
▲一人称視点で展開するバトルは迫力満点。コントローラーを上手く操作しながら華麗に戦おう。
現時点でプレイヤーが選択できるクラスは「ブレードマスター」と「エッセンスメイジ」の2種類。一方は武器を活用するクラスで、もう一方はエレメント系のスキルを利用できる。自分らしいバトルスタイルを持つクラスを選択しながら冒険を続け、他プレイヤーやフレンドと一緒になってパーティープレイも楽しもう。
ダイナミックな視点移動が大きな魅力
仮想現実世界を体験できる作品らしい『Zenith: The Last City』の醍醐味はズバリ「移動アクション」。本作ではキャラクターが高所から滑走したり、登山で高い地点まで登り詰めたりできるようになっているため、思わずゾクッとする視点移動をリアルに体験することが可能。いろいろな場所へ移動してみると面白いぞ。
▲どんな場所に行けるのか試していくのも面白い。高所恐怖症の人には厳しい場面も登場するぞ。
前述したクラフトシステムはかなり本格的で、エンチャントしたアイテムで自分だけのオリジナル装備を作ることもできるため、クラフトレシピの結果に夢中に慣れること請け合い。長時間過ごせる多彩なコンテンツをしっかりと備えた遊び甲斐満点のVR専用MMORPG作品で、今後のアップデートも非常に楽しみだ。
【おすすめポイント】 仮想現実を満喫できるMMORPG!
正式版は約一年後に登場予定!
2023年の正式版配信を見据えて開発が進められている『Zenith: The Last City』は、今後の開発進捗とアップデートが非常に楽しみなVR専用ゲーム。正式バージョンには少なくとも1種類のクラスが追加され、多様なクラフトレシピやハウジング機能、アバターのカスタマイズオプションなどが搭載される予定だ。
またストア内の説明文では、本作が膨大なロードマップに則って長期的なライフスパンでサービスを行っていくと明言されているため、多くのユーザーが仮想現実世界に集合して活動できる「メタバース」的な側面の発展も意識しているものと思われる。コミュニティーが活性化していけば、化ける作品になるだろう。
▲より潤沢なアバターの選択肢が実装されれば、世界中からプレイヤーが集うメタバース的な作品になる。
ゆくゆくはPvPコンテンツの実装なども予定しているそうで、今後の開発が非常に楽しみ。仮想現実世界に再現されたファンタジー世界で冒険を楽しめるVRユーザー必見のおすすめMMORPGタイトル『Zenith: The Last City』は、現在Steamストアで好評配信中。今すぐストアで製品情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 さらなる成長が楽しみな新作!
Zenith: The Last Cityスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-7500 / AMD Ryzen 3 1200 | Intel Core i7-9700K / AMD Ryzen 5 3600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon RX 570 | NVIDIA GeForce RTX 2060 / AMD Radeon RX 5700 XT |
VRAM | 4GB | 6GB |
HDD空き容量 | 20GB以上の空き | 20GB以上の空き |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須 |
(C) Ramen VR.
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