2021/11/10からSTEAMで正式配信されている2Kの購入型PCゲーム。テーブルトークRPGを題材にした壮大なファンタジー世界で大暴れできるアクションシューター型RPG作品。
『ボーダーランズ 2』で人気を博したダウンロードコンテンツをスタンドアロン化したファン必見の世界観、原作バージョンには無かった新規アイテムなどの追加要素、フレンドと一緒に協力プレイを楽しめるマルチプレイ要素が大きな魅力で、クレイジーな世界を持つゲーム作品で大暴れしたい人に断然おすすめ!
バッドアスなファンタジー世界で暴れよう!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で正式配信中の『タイニー・ティナとドラゴンの城塞 ~ワンダーランズで一発限りの大冒険!』は、人気ゲーム『ボーダーランズ 2』向けに2013年に発表されたダウンロードコンテンツをスタンドアロン化したファン必見のアクションシューターRPGタイトルだ。
スタンドアロン版の新作ゲームとなるため、『ボーダーランズ 2』を購入している必要はなく、ソフトの代金を支払えば誰でもプレイを楽しめる。なお、オリジナル版「タイニー・ティナとドラゴンの城塞」のコンテンツに新しい戦利品と外見カスタマイズ・アイテムが追加されている作品なので、プレイ済みの人も必見だぞ。
▲『ボーダーランズ 2』屈指の名作DLCとして名高いコンテンツをスタンドアロン版として遊べる。
プレイヤーはキャラクターを選択後、「爆弾娘」として知られているボーダーランズの人気キャラクター「タイニー・ティナ」がゲームマスター(TRPG用語ではバンカーマスター)を務めるテーブルトークRPG「バンカー&バッドアス」の世界に入り込んでアクション要素満点のバトルを楽しむことができる。
『ボーダーランズ 2』に登場するキャラクターたちがTRPGの世界に入り込んで戦いを繰り広げていくというメタな発想が効いている作風は発売当時高い評価を獲得し、現在も屈指の名作DLCとして名高い。本編に関する情報が欠如していてもプレイが成立するので、ボダランの世界を知らない人でも遊べる作品となっているぞ。
ファンタジー世界を題材としながらも、タイニー・ティナが生み出した世界らしい「ヒャッハー」な要素が散りばめられている点がポイントで、剣と魔法の世界で銃器を利用できるなど、ボダラン風のアクションバトルも随所で展開。多彩なバリエーションを持つ銃器を使用しつつ、近接戦闘で剣を用いるなどの戦い方が可能だ。
新作ゲームへの布石となるゲーム
なぜこのタイミングで2013年のDLCがスタンドアロン発売されたのか疑問に思う人が多いかもしれないが、2KとGearbox Softwareは2022年3月に新作『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』の発売を控えており、この新作は本作と世界観や設定を共有している。本作は言わば前哨戦の位置付けだ。
『ボーダーランズ 2』をプレイし、全てのDLCに親しんでした熱心なファンやユーザーたちにとってみれば「なぜ今更これを?」という感覚を覚えるだろうが、新世代のユーザーを巻き込んでタイニー・ティナが生み出すファンタジーの世界を盛り上げるためには、その原点である本作を掘り返す必要があったのだろう。
▲ファンタジー世界の住人に対して銃器をぶっ放すというアグレッシブでクレイジーなプレイが展開する。
STEAMでの販売価格は1010円。なお、作品はPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X/S向けにも配信中で、Epic Gamesストアでは期間限定で無料配信を行っている。自分が持っている遊びやすいハードでプレイできるので便利だ。ちなみにPC版は汎用コントローラーでの操作をフルサポートしているので安心だぞ。
インターフェースは標準で日本語に対応し、字幕も付いているため参入の敷居は低い。オリジナル版に比べてインストールサイズが約2GB増えているが、オリジナル版には無かった新規アイテムが実装されているので妥当なところだろう。なお、システム要件はオリジナル版とは変わっているので、プレイ環境には注意が必要だ。
『ボーダーランズ 2』向けに発表されたダウンロードコンテンツを完全スタンドアロンバージョンとして復刻したおすすめの新作PCゲーム『タイニー・ティナとドラゴンの城塞 ~ワンダーランズで一発限りの大冒険!』は、現在STEAMストアで好評配信中。今すぐストアにアクセスしてゲームの情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 名作DLCを単体で遊べる!
ハチャメチャな世界を楽しもう!
『タイニー・ティナとドラゴンの城塞 ~ワンダーランズで一発限りの大冒険!』では、最初に独自のアビリティや強力なビルドを持つ6人の「ヴォルト・ハンター」から自分のキャラクターを選んでプレイを進めていく。プレイ画面は一人称視点で、大まかなプレイ感覚は『ボーダーランズ 2』とほぼ同じとなっているぞ。
最初は基本的な操作方法を学ぶチュートリアル的なクエストが展開し、目標に向かって移動しながら徐々にシステムを把握できるようになっているため、完全初見で始めても安心。画面上部にはクエスト目標とミニマップが表示されており、迷わずに目的地へと進める。ファンタジーに変わったボダランの世界を大いに楽しもう。
▲TRPGの世界へ入り込んだヴォルト・ハンターとしてアクション要素を楽しめる新作PCゲームだ。
プレイ中にはゲームマスターであるタイニー・ティナとヴォルト・ハンターたちの会話シーンが展開し、メタな世界観を楽しめる点がポイント。「ゲームの中でゲームをプレイする」という独特な世界観とウィットに富んだシナリオが持ち味で、楽屋ネタ的な展開がクスッと笑わせてくれる。ユーモア全開の世界を体験できるぞ。
『ボーダーランズ』と全く異なる点は、プレイ中に発生するバトルで「魔法」を利用できる点。本作では魔法が使えるようになる「グレネードMOD」で指先からライトニングボルトやファイアボールを放つことが可能で、従来のボダランにはない攻撃要素をたっぷりと楽しめる。ハクスラ要素に魔法が加わった何でもアリの新作だ。
タイニー・ティナの気まぐれによってゲーム展開がコロリと変化する点も作品の魅力で、急に設定やBGMが変化したり、ゲームマスターであるはずの彼女にも先の展開が分からなかったりするなど、まさに「ハチャメチャな世界」が展開していく。コミカルな魅力と痛快なバトルを兼ね備えたおすすめのPCゲームだ。
▲良く言えば予測不能、悪く言えばデタラメな世界観が展開していくノリが面白い。深く考えずに遊べるぞ。
アクションゲームの傑作『セインツロウ』にもこのような展開が起こったことがあるが、ゲームキャラが全く異なる異世界に突入して活躍する状況には不思議な魅力があり、普段とは勝手が違った世界観に苦戦するヴォルト・ハンターたちの様子もたっぷり体験できるので、原作の世界観を知っている人ほどハマるはずだ。
シングルプレイでも存分に遊べる作品だが、せっかくのマルチプレイ要素を放っておくのは勿体無い。PCユーザーのフレンドがいる人はオンラインマルチプレイで協力バトルを楽しみつつ、クレイジーな展開を見せていくタイニー・ティナのTRPG世界でアクションシューター要素を満喫しよう。長く遊べる新作だぞ。
TRPGを題材にしたことで唯一無二の面白さが生まれた『ボーダーランズ 2』のDLCをスタンドアロン化したおすすめの新作PCゲーム『タイニー・ティナとドラゴンの城塞 ~ワンダーランズで一発限りの大冒険!』は、現在STEAMストアで好評配信中。お手軽な価格でヒャッハーな冒険世界を体験してみよう!
【おすすめポイント】 予測不能な展開が楽しい新作!
タイニー・ティナとドラゴンの城塞スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-3570 または AMD FX-8350 | Intel Core i7-4770 または AMD Ryzen 5 2600 |
メモリー | 6GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 780 または AMD Radeon RX 470 | NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 590 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 75GB | 75GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続環境が必要 |
© 2021 Gearbox. Published and distributed by 2K.
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