2020/1/10から正式配信されているMiha Prezelj氏のの購入型PCゲーム。横スクロール型のプレイ画面でアーケードライクなシューティング対戦プレイを楽しめるアクションTPS。
低ポリゴンの印象的なゲームグラフィックとアクション性抜群のプレイシステム、BOTまたは他ユーザーを相手にしながら対戦できる要素と武器カスタマイズシステムが魅力で、アーケードライクな作品でアクションシューティングを体験したい人、安価に入手できるインディーゲームが好きな人におすすめ!
完成度の高いアクションTPS!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で正式配信中の『Wall Force』は、3Dモデルを真横から見る横スクロール型のプレイ画面でアクションシューティングを楽しめるおすすめの新作PCゲーム。懐かしさを感じさせるアーケードライクなインターフェースと、アクション性抜群のプレイ展開が特徴のアクションTPS作品だ。
ゲームはソロプレイとオンラインマルチプレイをサポートし、AIが操作するBOTまたは他プレイヤーを相手にしながらハイスピードな対戦プレイを体験できる。ジャンプアクションでステージ内を駆け巡りながら照準カーソルを合わせていくスリリングな試合展開が持ち味で、大興奮のシューティング対戦が展開するぞ。
PCへの負荷を最小限にとどめる低ポリゴンのグラフィックは美しく、三人称視点(TPS)で展開する作品なので、グラフィックの粗も目立ちにくい。インディーゲームとして無理なく背伸びしないグラフィック設定が光る新作PCゲームで、インストールサイズもスマホアプリ並みに小さいため、幅広いユーザーがプレイを楽しめる。
▲ハイスピードなアクションシューティング対戦を満喫できるおすすめのPCゲーム作品だ。
ゲームを開発しているのは、インディー系ゲームデベロッパーのMiha Prezelj氏で、本作がSTEAM初掲載作品となる若手のデベロッパー。開発には世界的に有名なゲームエンジン「Unreal Engine 4」が使用されており、グラフィック描画も非常にスムーズ。STEAM初掲載作品ながら完成度の高さが光る。
作品には使用する武器類を細かいアタッチメントで強化していくMODシステムも搭載されており、プレイを進めながら自分好みの武器を生み出していく楽しさもある。カスタマイズが好きな人にもおすすめできる新作PCゲームで、カジュアルな作風ながら奥深いやり込み要素で長くプレイを堪能できるぞ。
開発停止により無料配信化が決定
205円という安価な価格設定が魅力の本作だが、2021/3/1には開発資金不足から開発の停止が発表され、2021/3/12から無料形態に切り替えて配信されることが決定した。これに伴ってオンライン機能は廃止され、他プレイヤーと遊ぶ場合にはローカルマルチプレイのみとなる。購入を検討している人は十分注意しよう。
作品自体の完成度が高いだけに、今後の開発が継続されなくなってしまった点は非常に残念だが、基本的なゲームプレイについては問題なく楽しめるので、2021/3/12以降の無料化を待ってからインストールして遊ぶという手もある。この場合オンラインモードは全て無くなってしまうが、作品のポテンシャルは感じられるはずだ。
▲ゾンビを相手に戦うゲームモードも搭載。他にも複数のゲームモードが存在する。
インターフェースは英語一択となり、日本語インターフェース及び字幕は非搭載。ただし内容は単純明快なアクションシーティングゲームなので、基礎的な語学力を持っていれば十分にプレイを楽しめる。横スクロール型のプレイ画面でカジュアルなアクションSTGの世界を体験したい人は、今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 カジュアルに遊べる新作TPS!
スリリングなアクションが炸裂!
『Wall Force』に搭載されているメインのゲームモードでは、「Operation Russia」「Cargo Ship」という2種類のステージで対戦プレイを楽しめる。前者では建造物の「壁」を活用したアクションプレイを、後者ではステージ内に置かれている輸送コンテナ内に入り込むスリリングなアクションプレイを体験できるぞ。
本作では最初に「プライマリウェポン」と「セカンダリウェポン」を選択し、その後「投擲武器」の種類を選んでからプレイをスタートさせる。作品には様々な種類の武器類が用意されているので、異なる武器を使用しながら何回もチャレンジし、自分のバトルスタイルに合った武器を見つけ出していくと良いだろう。
「Operation Russia」の舞台は、多層階から成るビル。AIが操作するBOTを相手にするシングルプレイモードを選択している場合には、ビル内にいる全てのBOTを倒すデスマッチシステムでプレイが進行する。相手が撃ってくる弾をジャンプ操作などでかわしながら、的確な射撃を叩き込んでいくアクション性抜群の対戦を楽しもう。
▲プレイヤーが操作するキャラクターの前方にクロスヘアが表示される。操作をマスターしてクリアを目指そう。
アーケードライクなゲームシステムが持ち味の本作では、リアル寄りのミリタリーFPS/TPS作品とは異なるカジュアルなアクションゲーム要素が勝り、構造物の特徴を加味したジャンプアクションを行う必要があるなど、シューティング要素だけに囚われない面白さを実現している。幅広い年代層が夢中になれる作風が持ち味だ。
もう一つのステージ「Cargo Ship」では、輸送コンテナ内に入るとそのコンテナが透過表示されるというユニークなシステムでプレイが展開。このステージは高低差が激しく、ジャンプアクションに加えて上方へ攻撃するコントロール要素も重要視されるため、「Operation Russia」よりもアクションの腕前を要求される。
▲足がかりとなるコンテナがない場所で最上部に敵がいる場合、角度を調整しながら射撃する必要がある。
いずれのステージでもハイテンションかつハイスピードなバトルアクションが展開し、かつてのアーケードゲーム作品で遊んでいるような気分に浸れるので、思わず時間を忘れて夢中になれること請け合い。ほどよい難易度を持ったアクションゲームをプレイすることが好きな人にはおすすめの新作PCゲームだぞ。
【おすすめポイント】 アクション要素を楽しもう!
武器カスタマイズ機能が充実!
『Wall Force』のお楽しみ要素は、充実した武器のカスタマイズシステム。多彩なアタッチメントをセットすることでプライマリウェポンを自分好みに改造することが可能で、1種類の武器に対して複数のアタッチメント要素があるので、かなり奥深い改造を施せるようになっている。カスタマイズ好きな人は必見だぞ。
プライマリウェポンには自動小銃タイプを始めショットガン、ロケットランチャーなど多彩な種類が登場するが、その全てをカスタマイズ機能で改造できる。単純明快な横スクロール型アクションシューティング作品にしては少々「やり過ぎ」なくらい細かな設定を行うことが可能で、そのマニアックさがたまらない。
▲武器パーツをセッティングして自分だけのカスタマイズを施せる。改造のやり込み要素はかなり高い。
アーケードライクな横スクロール画面でハイテンションなシューティング対戦プレイを楽しめる新作PCゲーム『Wall Force』は、現在STEAMで好評配信中。残念ながら開発がストップしてしまった作品だが、無料化されれば気軽にチャレンジできるようになるので、気になる人は一度STEAMストアをチェックしよう。
【おすすめポイント】 武器改造も楽しめる新作ゲーム!
Wall Forceスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨、インターネット接続必須 |
(C) Miha Prezelj.
Wall Forceの評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。