2020/11/13からSTEAMで早期アクセス版が配信されているLorenzo Gamesの購入型PCゲーム。オープンワールドでオンライン対戦プレイを楽しめるアクションTPS作品。
年代を問わず親しめる魅力に満ちたファンタジー世界とキャラクターたち、AIやオンラインで繋がった他プレイヤーとの対戦プレイ要素、最大1500名のユーザーが一緒に対戦できるシステムが魅力で、オープンワールドで暴れ回れるアクションゲームを探している人、インディーゲームの早期アクセス版が好きな人におすすめ!
ファンタジー世界で大乱闘!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が好評配信中の『ADONIS』は、ポップでキャッチーなデザインで再現された世界を舞台に、プレイヤーが自分の分身となるキャラクターを操作してバトルを楽しめるおすすめの新作PCゲーム。楽しさ満点のバトルアクションが魅力の新作ゲームだ。
プレイの舞台となるのは、中世ヨーロッパ時代を意識してデザインされたファンタジー世界。登場キャラクターは可愛くデフォルメされて描かれており、ボクセル風のゲームグラフィックで再現されたオープンワールドの「Everhaven島」を動き回りながらAIや他プレイヤーとのバトル要素を楽しめるようになっている。
起伏に富んだ地形を持つ「Everhaven島」はアクション性抜群で、細かいジャンプを繰り返しながら技を使い分けてバトルを進めていくプレイがコミカルに描かれる。年代や性別を問わず誰でも親しみを持てる世界観が作品の特徴で、カラフルなオープンワールドには多彩なロケーションがあって楽しい。
▲オープンワールドで再現された「Everhaven島」を舞台にバトルを繰り広げていく新作PCゲーム。
早期アクセス版の現状で実装されているのは、オープンワールドの移動要素と敵AI・他プレイヤーとのバトル要素のみで、そのほかのゲームモードについては後から実装されていく予定。現時点でも十分にプレイアブルな作品だが、コンテンツ量は少なく、RPG的な体験を期待していると肩透かしを食らうかもしれない。
PvP要素をメインに据えている本作の特徴は、オンラインで繋がった他ユーザーとの対戦プレイ。サーバーには最大で1500名のユーザーが接続することが可能となっており、大規模なMMOアクション対戦を存分に味わえようになっている。カジュアルに展開していくアクションゲームが好きな人にもおすすめの新作だ。
小規模インディーゲームデベロッパーが開発を進める新作
本作を開発しているのは、アメリカのロサンゼルスに本拠を構えるインディー系ゲームデベロッパー「Lorenzo Games」。本作をSTEAMに登場させる前から「ベータテスト」を行っており、現在は寄せられた意見を反映しながら作品製作を続けている。今後の活躍にも期待の新鋭デベロッパーだ。
早期アクセス期間は2021年12月までの予定で、この間に開発が進めば複数のゲームモードが実装されていくことになっている。ただし本作を開発している「Lorenzo Games」は小規模なデベロッパーなので、アップデートや不具合修正などが予定通りに進まない可能性がある、という点だけは注意しておこう。
▲ゲーム内通貨を利用して回復系アイテムを購入できるショップシステムが実装されている。
STEAMでの販売価格は3090円。未完成の作品にしてはかなり強気な価格設定だが、この価格は正式版でも変わらない予定。現状では様々な要素が不十分、または未実装な状態だが、それでもインディーゲームをプレイしてデベロッパーに意見や要望、フィードバックを送りたいと考えている人なら買っても損はないだろう。
インターフェースは英語一択となり、日本語環境は非搭載。ただし内容は単純な対戦アクションゲームとなっているので、基礎的な語学力を持っていれば十分にプレイを楽しめるはず。可愛さ満点のファンタジー世界に降り立って、最大1500名で繰り広げられるバトルに参戦したい人は、今すぐストアで商品情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 MMOバトルを楽しめる新作PCゲーム!
カジュアルなバトルが魅力!
『ADONIS』で展開するのは、オープンワールドで再現された「Everhaven島」で繰り広げられるAIや他プレイヤーとのバトル。デフォルメされた可愛いキャラクターたちが戦う姿がユーモラスで、ハイスピードで走り回りながらキーバインドに設定されたアクションを放っていくプレイが大いに捗るぞ。
▲ファンタジー世界で繰り広げられるバトルは近接戦闘と魔法戦闘メイン。多くの敵を倒そう。
ゲームにはクエスト要素などのRPG的なコンテンツが無いため、プレイヤーたちは常に戦いを強いられることになる。高低差のある地形でのアクションゲーム要素にも習熟しながら、プレイヤー同士でPvP要素を満喫しよう。何も考えずにバトルの世界に没頭できるゲームシステムが秀逸な新作PCゲーム作品だ。
バトルコンテンツをメインに据える作品でありながら、血飛沫が飛ぶなどの残酷表現は皆無で、子供から大人まで幅広い人に受け入れられる土壌が整っている。2021年末にはPS5向けにもローンチされる予定なので、もし実現したらオンライン参加人数も爆発的に増加するだろう。クロスプラットプレイも実現してほしいところだ。
【おすすめポイント】 単純明快なアクションバトルが面白い!
最新グラフィック技術も導入!
PCゲームらしいアドバンテージを活かすべく、『ADONIS』には2021/2/26に新たなグラフィック描画技術が取り入れられる予定。これは「NVIDIA GeForce RTX」シリーズのグラフィックカードを持っているPCユーザー向けの機能で、実装されると影の描写やレンダリングに向上が見られるようになる。
本作に実装されるのは、RTXシリーズのグラフィックボードに搭載されている「Tensorコア」を利用することによって得られるグラフィック向上技術「DLSS」。「Tensorコア」の高速計算機能を用いてレンダリング技術を向上させることで、これまで以上に没入感満点のゲーム世界が実現する。RTXユーザーにもおすすめの作品だ。
▲RTXの新機能で描写したところ。左側の画面では「影」の描写がより鮮明になっている。
動作を軽くしながら高画質を得られるという夢のような機能「DLSS」は現在「2.0」まで進化を遂げており、マルチプレイで戦うアクションFPS/TPS作品で高いアドバンテージを誇る。ただしこれらの機能を実装しているゲームにはメジャーな作品が多く、インディーゲームの小作品で実装されるのは極めて稀だ。
カジュアルなアクションバトルゲームでありながら、NVIDIAの最新技術もカバーしようとしている貪欲さが素晴らしく、ハイエンド環境でPCを組んでいる人にはきちんと恩恵がある。STEAMストアの推奨環境でも「GeForce RTX 3080」と記載されているので、該当する人は今後実装予定の新機能を試してみよう。
【おすすめポイント】 綺麗な描画でサクサクプレイできる!
最新ゲームらしい描画を目指す新作!
正式配信を目指して目下開発中の『ADONIS』は、今後の開発進捗によってスムーズなゲームプレイを実現していく予定。多人数のユーザーが一挙に集結して戦う構図のゲームでは「安定した描画」が絶対条件となるため、世界中のユーザーがフィールド上でバトルを楽しめるMMOアクションゲームに進化してもらいたいところだ。
グラフィック品質面では引き続き「RTX」シリーズ使用時の環境整備と最適化を行なっていく予定で、こちらの効果がどの辺りまで適応されていくのかも注目ポイント。さらなる磨きをかけて2021年末に正式配信される予定の『ADONIS』が木になる人は、今すぐSTEAMストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 正式配信が楽しみなMMOアクションゲーム!
ADONISスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6600K | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
VRAM | 4GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境が必要SSD推奨 |
(C) Lorenzo Games.
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