【Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た！〜】ガチョウになって人間に様々ないたずらを仕掛ける人気ステルスアクションパズルゲーム

英国アカデミー賞 ゲーム部門 ファミリー＆ソーシャル受賞作品！

『Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た！〜』は2019年9月20日にPanicより正式配信されたPC＆コンシューマで販売中のステルスアクションパズルゲーム。

プレイヤーはいたずらが大好きなガチョウになって、平和な村でありとあらゆる悪事を働き、ミッションクリアを目指す自由度満載の閃き系パズルゲームだ。

可愛いガチョウを操作したい人、試行錯誤してクリアを目指すパズルゲームが好きな人におすすめだ。

ガチョウになってみんなにいたずらを仕掛けよう！

『Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た！〜』は、いたずらが大好きな愛らしいガチョウを操作し、様々なミッションをクリアしていくステルスアクションパズルゲームだ。

オーストラリアのゲーム開発会社House Houseが開発し、Panicより発売された作品で、Nintendo Switch、PlayStation 4、Xbox One、PC（Windows, MacOS）はSteam、Itch、そしてEpicのいずれかからダウンロードして遊ぶことができる。

本作はガチョウを退治するゲームではなく、プレイヤーが”ガチョウ”になって平和な村で暮らす人々に様々ないたずらを仕掛けていくことが特徴だ。

ゲーム内では「おじさんを濡らす」や「紳士にお茶を吹き出させる」といったユニークな「いたずらミッション」が発生する。それを一つ一つ攻略していくわけだが、その方法は一つではなく、どのような手段で目標を達成するかを考え試行錯誤し、プレイヤーの閃きがゲームの鍵を握るゲームだ。

お尻をプリプリと振りながら、一生懸命いたずらを模索する可愛らしいガチョウだが、被害を受けた人間たちにとっては困りものだ。

だが、いたずらも決して残酷になり過ぎることはなく、程よいバランスで調和されていることもあり、世界中から高い評価を受け数々の記録を残している。

その証拠として本作はリリースから3ヶ月後に、全機種版の売り上げ総計は100万本を突破。

さらにその精錬されたゲームデザインや音楽、アニメ―ションが評価され、第16回英国アカデミー賞ゲーム部門をはじめとした2019・2020年の様々な賞に受賞、ノミネートされている。

▼ガチョウの動きにリンクした、緊張感を高めるピアノのメロディー

受賞のきっかけのひとつが、本作のシンプルなピアノのメロディーだ。

この音楽とガチョウの状態がリンクしていて、ガチョウがただ歩いている状態ではのんびりとしたペースで流れている曲が、人間に追われていると緊張感を高める曲調へと変化する。

この自然な変化が、ガチョウとしての生命の危機感や、隠密行動中の緊張感をより盛り上げるのに一役買っている。

さらに最新のアップデートにより、2人によるオフラインでの「協力プレイモード」を実装したことにより、家族や友人らと共にガチョウになっていたずらを楽しむことができるようになった。

相談しながら道具や設備を巧みに活かし、多彩ないたずらを仕掛けて人間を驚かせよう。

【おすすめポイント】 ゆるい雰囲気と可愛らしいガチョウの動き、そして程よい難易度のパズル要素が面白い！

可愛らしいガチョウに今すぐ変身しよう！

操作するキャラクターはペタペタと愛らしい姿で歩くガチョウだ。

ガチョウでいたずらを仕掛けるといっても、人間のように背も高くなければ、手足もない。できることといえば、羽を広げ、かがんだり、走ったり、物をくわえる、そしてガチョウらしく鳴くことくらい。

そんな限られたアクションを駆使して、いかに目標を達成していくかが本作の醍醐味となっている。

▲一方の人間は、普段通りの生活を過ごしている。

人間はそれぞれ固有の行動パターンで動いており、人によってはガチョウを警戒していて、近づくだけで追い払われたり、後を追いかけてくる者もいる。

いたずらを仕掛けるのに邪魔な人がいた場合は、見つからないように行動したり、その人物を他の物や音で気をそらせたりと工夫が必要となる。例えば蛇口を捻ってスプリンクラーを起動し、それを止めに歩かせることや、ラジオなどを起動して、音で気をそらせるなどアイディア次第で状況を打開できるぞ。

ガチョウの行動に対するアクションは人間によって違いがあるので、トライ＆エラーの精神でいたずらに挑戦しよう。

【おすすめポイント】 人間の行動を二手三手先まで予測して、いたずらを準備しよう！ 

いたずらミッションをクリアしよう！

本作の目的は、いたずらミッションをこなしていくことだ。

舞台となる村は複数のエリアに分かれていて、各エリアごとにミッションの「ToDo（すべきこと）」がいくつか設定されている。

一目見ただけでは、どうやってクリアしていいのか想像もつかないものばかりだが、エリアをくまなく散策し、いたずらのトリガーを見つけて行動しよう。

なお、一定数目標をクリアすると、さらに最後のミッションが追加され、達成することで次のエリアへと進めるようになる。

ToDo（すべきこと）攻略の流れ

ガチョウになって実際にどのように、いたずらを仕掛けていくかほんの一部を紹介しよう。 

▼【ToDo】男の子に違うメガネを付けさせる

▲このミッションは男の子に、違うメガネを付けさせればクリアとなる。

男の子は気が弱く、鳴き声を出すとビックリして逃げてしまう。またメガネの位置もガチョウには届かない高さにあり、どうやってクリアをするか考えてみよう。

こちらでは男の子にそっと近づき、横からそっと靴ひもをくわえてほどいてみる。

すると靴紐を結ぶために、男の子がしゃがんだのでその隙をついて、メガネを奪い取ろう。

その後はメガネを探し回るので、違うメガネを探し出し男の子に渡すと無事クリアとなった。

今回はこの方法でクリアしたが、この方法以外にも鳴きながら追いかけると、男の子が走って逃げだしていくので、こけたところをメガネを入れ替えるなんて方法でもクリア可能だ。

1つの目的に対して様々な方法でクリアが可能なので、同じステージを何度も遊びたくなる、そんな不思議な面白さを持っている。 

【おすすめポイント】 考察と発見が楽しい！程よい難易度で楽しめるステルスパズルゲーム 

仲間のガチョウと挑む協力プレイモードを搭載

2020年9月のアップデート以降、オフラインでの協力プレイモードを実装した。

2つのコントローラを使って、2人のプレイヤーで遊ぶことが出来るようになり、ソロで遊ぶ時とはまた違った楽しみ方が出来るぞ。

オンラインには対応していないとはいえ、Steamであれば「Remote Play Together」、PS4であれば「シェアプレイ」機能を使うことで、遠く離れた人とオンラインを通じて遊ぶことも可能だ。

2羽の可愛らしいガチョウが歩く姿は見ているだけでも癒しを与えてくれるぞ。

友達や家族と協力して、人々にいたずらを仕掛けよう。

【おすすめポイント】 1人でも2人でも遊べるおすすめのステルスパズルゲーム。

いますぐガチョウになって平和な村にいたずらを仕掛けよう！

『Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た！〜』はこれまで紹介してきたように、平和な村に愛らしい姿のガチョウとして登場し、様々ないたずらを仕掛けるステルスアクションパズルゲームだ。

単純にいたずらを行うゲームではなく、人間の反応や施設、小道具などを駆使して目標達成を目指す頭を使ったゲームとなっている。

パズルもアクションも程よい難易度に設定されていて、シンプルな操作なので誰でも気軽に遊ぶことができる。

謎解きやパズルゲームが好きな人、家族や恋人と2人でお手軽に遊べるゲームを探している人におすすめだ。