「英雄オンライン」はエムゲーム・ジャパンが2006/04/26から基本無料で配信している、国家や種族間における大規模戦闘の対人戦(RvR)の爽快感溢れるアジアンテイストのMMORPGだ。
古代中国の世界観を舞台に様々なシステムが搭載され、人知を超えた壮絶な技を扱い世界を救うヒーロー達の物語で、正義感溢れる内容になっており、その世界観さながら、キャラクターもフル3Dでデフォルメされてない正当派のMMORPGだ。
プレイヤーは中国に訪れた危機を救う為に収集された英雄の1人としてゲームの世界にダイブし、各キャラクター固有の武功(スキル)を習得していきながら独特で個性溢れるモーションの中、インパクトのある対戦を繰り広げることができる。
また、本作は個人間の決闘(PvP)にも力が入れられており、お城や地域を巡って大規模な戦争といった要素が盛り込まれている。
従来のMMORPGは基本的に目的がなく何となく遊ぶものが多いが、本作では現役の小説作家を多数起用しており、本格的で没入感あ触れるストーリー性を持っており、それに沿ったクエストなども作中に多く存在している。
中国の三国志のような武侠好きは本格的に楽しめる構成となったゲームとしてプレイすることができる。
PvPで世界中のプレイヤーと対戦するのもいいが、綺麗なグラフィックの中で優雅に戦う英雄達の超人的な武侠は素早い攻撃や移動速度で宙を舞い、敵を翻弄していくその様をソロプレイとして爽快感を楽しみたい人にもオススメの人気MMORPGだ!
舞台は古代中国の地、現れた半人半魔の怪物達から始まる!
本作は伝統的な武侠小説に大きな影響を受けており、その世界観からそれが読み取れる。
プレイヤーはプレイする前にその前提を知っておくことでより世界観に没入することができるだろう。
物語の始まりは20年前に遡る。
どこからともなく現れた半分人間、半分魔人の姿をした12人の「天魔」と呼ばれる厄災がこの地に舞い降りる。
中国の天下である各地は次々と天魔達に壊滅させられ、甚大な被害を被り、中国全土は血の海と化す。
人々が天魔達の侵略に怯え、恐怖していたころ、その悪鬼達を止めるべく、魔教と呼ばれる魔道の総本山が立ち上がり、天魔たちに挑む。
しかし、その甲斐空しく、十万人もの魔教信徒たちは12人の天魔によって次々に倒され、辺りは血の海と化した。
こうして訪れた天魔達の天下は留まること無くいよいよ中国全土の文化を破壊し始め、その結果、天魔12人に立ち向かった人々はその魂を奪われ、僕(しもべ)となり、守るはずだった国を破壊し始める。
その時現れ、1人の男が指揮する天下武林の達人たちにより、12人の天魔達は十日間に及ぶ死闘と3000人を超える犠牲者の元にひとり残らず葬り去られた。
そして20年たった、今、英雄であった男が何物かに殺された。
その犯人はなんと妻である「牡丹」だった。
そして放心状態のまま牡丹は「天魔が復活した…。」といい、中国全土を震撼させた。
混乱の中、英雄を失った中国は各地から達人を集め、新たなる英雄の誕生を目指すのだった。
その新たな英雄こそがプレイヤーであるあなた自身だ。
多彩な独自システム
霊獣システム
本作最大の特徴は「霊獣システム」だ。
課金によって手に入れることもできるが、無課金でも捕獲によって手に入れることができる親切設計だ。
霊獣はエサを与えれば時間が経つに連れ成長していく。
いわばペットのような存在だが、「ペット」というにはその力はプレイには欠かせない程のもので戦闘の補助から輸送の任務遂行や、移動手段ともなる。
あまりにも無関心になり、霊獣の忠誠心が低くなると逃げ出すこともあるので注意が必要だ。
霊獣は禽獣、聖獣、神獣の順に段階的に進化していく。
▼禽獣は一般的な動物、例えば馬や野良犬などの霊獣と、レア度の高い簡単には見つけることのできない霊獣、例えば虎のような霊獣に分かれる。
▼聖獣は特別な能力を持つ禽獣よりグレードの高い霊獣だ。
本作では聖なる動物として位置づけられており、白虎、鷹、白猫、オウムなどがいる。
▼神獣は現実には存在しない架空の伝説的な動物がモチーフになっている。
例えば青龍、麒麟などがいる。神獣ともなるともはやペットではなく、主戦力といっても過言ではないくらいのとてつもない能力を発揮する。
門派システム
そしてもう1つの特徴は門派システムだ。
門派は「方派」と「家門」があり、方派よりも家門が位が高いという上下関係があり、家門級になると観軸領土と城を持つことができ、更にゲームが楽しくなる。
城を持っている家門は他のプレイヤーから挑戦を受けることができ、攻城戦という戦いを行なうことができる。
城を使い、塀を越える、刺客と門を壊す霊獣を使うなどの普通のプレイとはまたひと味違った戦略を楽しむことができる。
また、この戦いは宣戦布告無しにゲリラ的に行なうことができ、勢力拡大争いとして他のプレイヤーと連携し、戦いを絶えず誘発することができるといった本作ならではの面白いシステムが採用されている。
コミュニティシステム
MMORPGで積極的に行ないたいのは他プレイヤーとの交流だ。
本作ではそのコミュニケーションを円滑にするシステムが搭載されている。
一行(いっこう)
一行は自分が戦闘中に危険な状態になった場合に地図上の座標とメッセージを通して仲間に危機を知らせることができる。
絶体絶命の事態に仲間が駆けつけるといった誰しもが憧れる主チュエーションをリアルの体験することができる。
師弟(してい)
一定の名声を獲得したプレイヤーは最大で5人までの弟子を取ることができる。
弟子同士は自動的に子兄弟の関係となり、師匠となるプレイヤーは弟子達に武功(スキル)を伝授できるといった面白いシステムだ。
しかし、伝授された武功は一部しか発揮することができず、弟子の中から師匠が選んだ1人の弟子にのみ完全に伝授され、弟子はその時始めて完全な武功を使用できるようになる。
『英雄オンライン』の総評
非常にグラフィックが綺麗で、プレイもサクサクと進めることができ、まるで三国無双をぷれいしているような爽快感を味わえる。
また、システムも分かりやすく、シンプルで楽しい。
昨今ではプレイヤー受けを狙った2頭身キャラのデフォルメされたデザインが主流となっているが、このゲームはその中でも王道を貫いていると言えるだろう。
基本無料でプレイでき、霊獣も頑張れば無料で手に入れれるので、半永久的に遊べるオススメのMMORPGだ!
英雄オンラインスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-2100 | Intel Core i5-8400 |
メモリー | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 460 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 1GB | 3GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
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英雄オンラインの評価・レビュー・評判(1件)
個人的には最高のゲーム
ユーザー間のいざこざも少なく、仲良くできるゲーム。門派にはいればいろんな人とすぐに仲良くなれるし、いろんな事を教えてくれたり良い人が多い。