【メダロットS】ロボットバトルの名作がいよいよスマホにやってきた、おすすめの新作スマホゲーム。自分だけのオリジナルロボットを作り上げて最強チームを目指そう！

メダロットSは、Imagineer Co.,Ltd.より2020/1/23からスマホ向けにリリースされた、ロボットのパーツを組み替えて、自分だけのロボットを作り上げて相手と戦う本格ロボットバトルRPGだ。

ふとしたことで知り合った女の子の頼みを聞いて、メダリンピックに参加することになった主人公。過去のシリーズを極限までリスペクトしながら、スマホゲームとして初めて遊ぶプレイヤーのために世界観がわかりやすく構築されたストーリーが素晴らしい。誰でもすぐにロボットバトルが楽しめるようになる。

頭部、右腕、左腕、脚部と4つの部位パーツを自分で選び、コアとなるメダルをはめ込んでスキルを選んだりと、同じベースのロボットを使っていても全く違う性能に作り上げられる。育成による変化まであるので、色々な組み合わせを試しながら、自分だけのオリジナルロボットを生み出そう。

さらにバトルはチーム戦になっており、倒された数よりも倒した相手が重要になるシステムで、最後まで勝敗がわからなく白熱する展開が待っている。過去作から遊んでいた人はもちろんのこと、ロボットバトルが好きな人におすすめの新作スマホゲームだ！

憧れのメダロッターになって、メダリンピックで優勝を目指そう

「メダロット」は1997年11月28日に「イマジニア」からゲームボーイ用ソフトとして発売されたシリーズ作品。すでに20年以上の歴史を持っており、ニンテンドーDS、ニンテンドー3DSと順調にナンバリングを重ねてきた。

さらにマンガ、アニメとメディアミックスもこなしており、PlayStationではメダロット初のスピンオフが発売されるなど、高い人気を保持し続けている。本作はそんな「メダロット」シリーズの最新作だ。

「メダロット（MEDAROT）」はテクノロジーによって生み出された、今までのロボットは全く違うおともだちロボットだ。「ティンペット」と呼ばれる基本フレームに、「人工知能メダル」を搭載しており、様々なパーツを組み合わせることで無限の能力を発揮できる。そんな「メダロット」を操れる人たちのことを「メダロッター」と呼ぶ。

メダロッターが心から願うのが情熱かかけたロボトルの祭典である「メダリンピック」で優勝することだ。ストーリーはメダリンピック開会式から始まり、選ばれたごくわずかなメダロッターだけが参加できる本戦を目指すことになる。

本編の主人公は、メダロッター初心者で大会前日までメダロットを持っていなかった。そんな彼が、困っている女の子「輝夜（かぐや）」を助けたら、彼女が持っていたメダッロチとメダロット（KXK型　クロスメサイヤ）をもらえる流れになってしまう。

喜んだのもつかの間、条件にメダリンピックに参加しなければならなくなった。そんなワケで、開会式もそこそこに、主人公いきなりバトルに巻きこまれてしまうのだった。主人公のロボットバトルが今、幕を開ける。

ターン制のバトルでありながら、独自のルールが面白い

「メダロット」シリーズはスピンオフを含め10作品以上もある作品。一貫してロボットを使ったコマンドバトルになっており、本作もその血筋をしっかりと引き継いでいる。

バトルではプレイヤーがコマンドを選択することで行動を開始するターン制だ。コマンドを設定すると、メダロットは中央にあるアクティブラインを目指していく。これを「充填」と呼び、充填が終わったロボットから技を繰り出す流れだ。指示したパーツによって発動する技が違う。

行動が終わったメダロットは、今度は後ろにあるコマンドラインへと走っていく。これが「冷却」だ。冷却が終わればまたプレイヤーはメダロットに指示を飛ばせる。敵の攻撃に対してはメダロットが自分で考えて「防御」か「回避」を実行する。

メダロットには各部位「頭部」「右腕」「左腕」「脚部」に分れており、それぞれ装甲ポイントが割り当ててられている。装甲が0になるとパーツが破壊され、性能が大きくダウンしてしまう。腕を破壊すれば、相手の攻撃を中断させることもでき、さらに相手は冷却をしに戻らなくてはならなくなる。うまくヒットさせれば、連続で攻撃する状況にすることも可能だ。

頭部を破壊されたロボットは機能停止となってしまうので、直接のダメージは避けたいが、攻撃が貫通特性の場合、部位破壊に成功すると頭部へも一緒にダメージを与えられる。貫通特性を持ったロボットには部位破壊をされないように気をつけよう。

そして、「チャージ」コマンド。チャージを実行するとゲージが大幅に増加し、MAXまで貯めることで強力な「メダフォース（必殺技）」が発動できる。部位破壊をされたりすることでもゲージは増えるので、使えるタイミングを早めるためにもチャンスがあればチャージでゲージを集めておきたい。メダルの種類やレベルによって使える技が変化する。パーティ編成の際には、発動できるメダフォースも確認しておこう。

チーム戦の勝敗はリーダーがやられてしまうまでわからない。ただし、バトル中は誰がリーダーなのかわからないようになっており、誰を狙うかで戦略も大きく変わっていく。一体で終わる場合もあれば、最後の機体まで粘られることもある。

チームセッティングは最大3体までセットできるようになっており、一発逆転の可能性もあるので、常に気が抜けないバトルが楽しめるぞ。バトルを手軽に楽しめる様に3倍速、オートも完備しており、忙しい合間にプレイ可能だ。

過去作を知っている人でも知らない人でも楽しめる要素が満載

メダロットのチーム編成では、骨格となるティンペットに「頭部」「右腕」「左腕」「脚部」のそれぞれにメダルとパーツを組み込むことで完成する。ティンペットには「性別」もあり、性別によって装備出来ないパーツも出てくる。切り替えは簡単にできるので、装備出来ないパーツがある時は試してみよう。

メダルにはレベルがあり、3つのスキルの合計が表示される。得意脚部とパーツのタイプを一致させることで、パーツ性能をより引き出せる。メダルによって使える技も大きく変化するので、どんな技になるのかの確認も重要だ。

メダルの育成やパーツの編成など、やりこみ要素もふんだんに盛り込まれており、それに対応したクエストもきちんと存在する。メダロットを最大限まで強化させて戦いで勝ち抜いていこう。

過去作と違う点と言えば、本作のストーリーモードでは倒した敵のパーツがもらえない。ガチャを利用してパーツを集めることになる。それ以外では、シリーズのリスペクトも十分に行われており、過去シリーズを知っているプレイヤーなら思わず身を乗り出してしまう演出も多々用意されている。

例えば、メダリンピックの開会式で「ミスターうるち」の登場や試合前の「合意とみてよろしいですね？」のセリフ。これだけでも大きく気分が上がる。他にも「天領イッキ」の登場や女装ネタ、過去作を知っていればいるほど楽しめる要素が満載だ。それでいて、過去作を知らなくてもゲームにすんなり入り込めるようにオリジナルのストーリーになっている点も評価が高い。ロボットを中心とした戦略性のあるターン制バトルを楽しみたい人におすすめの新作スマホゲームだ！