創世記戦~アンタリアの戦争は、NDREAMが開発を行い、韓国に本社を持つJOYCITY Corp.より2019/7/17からスマホ向けにリリースされた、巨大ロボや飛空艇などが出てくる剣と魔法の世界が舞台の新作MMORPGだ。
多くのプレイヤーに支持されて長年続いてきた「創世記戦」から新しく派生したスマホゲームだけあって、完成度はかなり高い。ゆったりと考えて行動できるターン制のコマンドバトルやオート、2倍速など快適になる機能もしっかりと取り入れている。
株式を手に入れて、ギルドに投資して、大金持ちを目指すなど、MMORPGの常識を超えた楽しいシステムがたくさん入っており、多くのプレイヤーを魅了していく。豪華な声優が集ったキャラクターも魅力的にしかも3Dで描かれているなど、迫力のバトルは必見。他のMMORPGとはまったく違う楽しみ方ができるおすすめのスマホゲームだ!
往年の名作がスマホゲームとなって新登場!
本作は韓国で1995年に第一作がリリースされ、すでに20年以上の歴史を持っている「創世記戦」をベースして作られた究極のタクティクスMMORPGになっている。韓国では2018年10月にサービスが開始されており、日本では後発してリリースされる形だ。
日本でもイースシリーズやソーサリアンなどの名作を生み出し続けてきた「日本ファルコム」から外伝作である「西風の狂詩曲」が発売されるなど、日本人にもなじみ深いシリーズ。高い人気を誇る作品「創世記戦」が完全復活したと言うコトで、韓国だけでなく、日本での発売を期待され、ようやくそれが実現した。
ストーリーは剣と魔法の王道のファンタジー世界でありながら、飛空艇や巨大な魔装機が出てくる機械文明として繁栄した世界が描かれている。巨大な魔装機や個性あふれる英雄などと一緒に飛空艇に乗って、旅ができる爽快なシステムが素晴らしい。
アンタリア大陸に平和を取り戻す為に、凶悪な魔物とダークアーマーの勢力と戦って勝ち抜かなければならない。斬新な戦略によって生み出されるゲーム性や魔装機や飛空艇のカスタム性の高さなど、見どころがたくさん詰まっている。
なによりも面白いのが、「カスタムストーリー」と呼ばれる独自にシナリオだ。時間経過で回復していくスタミナを消費してクエストを進めていく流れは他のスマホゲームと同じだが、分岐点がいくつも用意されている。ツリー状に並んでいるステージをプレイヤーが好みの順番に攻略可能で、クリアする順番によって展開が大きく変化していく。
さらに「カスタムストーリー」ではオリジナルストーリーが作成できるので、自分が作り上げた、たった1つだけの物語を世界中のプレイヤーに共有することも可能だ。ストーリーを進めると迫力のあるバトルへ発展するなど、王道RPGとしてふさわしい要素はきちんと抑えてある。物語を自分で作り出しながら、臨場感のあるバトルを勝ち抜いていこう。
ターン制のコマンドバトルでありながら白熱するバトルが楽しめる新作
本作のバトルはなんと言っても巨大ロボットである「魔装機」が力あるアクションを見せてくれるところにあるだろう。強力な英雄たちを5体編成してチームを作れるようになっており、対面かつターン制のコマンドタイプの戦闘になる。
コマンドを選択するだけで、ど派手な技が発動するので、難しい操作手順などを覚える必要はない。多彩に用意されたスキルを使いこなしながら戦い、魔装機を活用して、戦況を一変させていこう。
最強艇長を目指すには、飛空艇、魔装機、英雄は組み合わせを覚えるコトも大事になっていく。どれとどれを使うかによって、様々な効果を発揮する。色々と試しながら、バトルに望んでいこう。特に魔装機は強力な力を秘めているので、使い方次第で勝負が分れる場面も出てくる。
自分のプレイスタイルに合わせて、多様にアイテムや使ったり、スキルをカスタムしたりとやれるコトは多い。行動順が回ってきたキャラのコマンドを選択するだけで、戦略性に富んだバトルが楽しめるだろう。全体攻撃や味方の回復、単体への強力な一撃など様々な効果を発揮するアクティブスキルだが、使用すると一定のターン数のクールタイムが発生する。使うタイミングを間違えると大変なコトになりやすい。
可能であれば、敵の属性を見ながら、全体攻撃で仕留めていこう。ステージは複数のWAVEに分れているときもあるので、クールタイムには注意が必要だ。
先のことを考え始めると時間は必要となるが、バトルにはオートや2倍速にも対応しているので、時間がない人でも安心プレイできる。ゲーム内には一定の条件を満たすと報酬が手に入るミッションも用意されているので、時間があるときはそちらの達成も狙って欲しい。
豊富に揃ったコンテンツが末永く遊ばせてくれる
モンスターとの戦闘(PvE)の他に、全世界のプレイヤーと競うリアルタイムでの戦争(PvP)も用意されている。さらにギルド同士での戦いでは、領土を守るシミュレーション要素のあるバトルになっており、戦闘がかなり白熱するようになっている。ギルド施設をアップグレードして領土を守っていこう。
本作ではギルドの扱いも少し変わっていて、「株式会社」を立ち上げる形になる。ギルドに投資すれば、株価があがりギルドの価値が増していく。ちなみにプレイヤーは株式を自由に売買が可能になっており、現実と同じように販売の差額で大儲けを狙った一攫千金も夢ではない。
ギルドメンバーの行動により株価が変動するなど、今までのMMORPGでは類を見ない経済システムが組み込まれている。お金稼ぎが非常に楽しいし、知り合いのギルドを応援したりもできる。経済の勉強にもなるし、投資などに興味があれば、ゲームで楽しみながら経済概念を身につけられるのは素晴らしい。
メインのバトル以外にも遊べるコンテンツが多く、プレイヤーを飽きさせない努力があちらこちらで感じるコトが出来るだろう。仲間を作りながら、ギルドを通して、世界や経済と関わっていこう。
豪華キャストで彩られた魅力溢れるキャラクターたち
豪華な声優陣がイオリーン(CV:飯田 里穂)、キャミィ(CV:内田 彩)、G・S(CV:野津山 幸宏)、ラシード (CV:景山 梨彩)、ロビン(CV:中村 カンナ)などのキャラクターボイスを担当しており、キャラたちの魅力を引き立てている。
キャラの獲得はゲームを少し進行させると利用出来るようになり、ボックス形式が用いられている。最初は1%と排出率が厳しく思えてしまうが、引くたびに上昇するため、狙っているキャラが出やすくなっていく。しかし、キャラと欠片が混在して排出されている点は注意が必要だ。
キャラにはレベルだけでなく、装備品や進化などの育成メニューが揃っており、お気に入りのキャラを徹底的に育成できるようになっている。さらに育成要素は他にもあり、飛空艇の研究や魔装機の改造も可能だ。
パーティの全体を底上げする効果が狙えるので、キャラだけでなく他の育成要素にもどんどん手を出していこう。資金と資源を集めて、飛空艇メニューにある「ラボ」へ行くと飛空艇を拡張できる。完成までに一定の待ち時間が必要となるので、最初は時間があまりかからないものを優先して行うと効率が良くなる。ダイヤを消費すれば時間短縮も行えるので必要に応じて利用していこう。
20年以上もファンがいる作品がスマホゲームになっただけあって、システム的な面から見てもかなり完成度が高い。独自の経済システムや巨大ロボなど、やりこみ要素も多く存在し、プレイヤーを楽しませてくれる。他のスマホゲームにはない本格的なMMORPGを探している人におすすめのゲームだ!
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