28年の時を経て、ついに不朽の名作が再始動!『ラングリッサーモバイル』は、ZlongGames開発・運営でおくる新作スマホゲームで、四半世紀以上の時を超え、2019/4/2に堂々リリース。
1991年発売の第1作目からナンバリングタイトルは通算5シリーズを数え、本格シミュレーションRPGとして多大な支持を集めてきたラングリッサーシリーズ待望の新作で、シリーズ初のスマートフォン向けタイトルとなる。
引き込まれずにはいられない壮大なストーリーに加え、初めての人にもとっつきやすいクラシックな戦術型SRPG!シリーズ正当な続編でありながら、オリジナルキャラと歴代キャラのコラボレーションが今作を盛り上げる。これまでの膨大なシナリオや過去の英雄たちの新しいストーリーなど、往年のファンなら大喜び間違いないのおすすめスマホゲーム。
地形効果やユニットの兵種など戦略的な戦いが求められる上に、「絆」システムも搭載で、タップ1つで終わる手軽なゲームが増えた最近では、かなり珍しい頭を使うゲームになっている。じっくりと腰を据えて遊びたい人におすすめの新作シミュレーションRPGだ!
歴代のシリーズの正統な続編!
1991/4/26にメガドライブ用のソフトとして発売されたのが第1作目の「ラングリッサー」になる。セガサターンやドリームキャスト、PCエンジン、スーパーファミコン、PSP、果てはPS4、Nintendo Switch、Windowsとあらゆる機種で発売され、多くのファンに愛され続けてきたナンバリング作品だ。
「ラングリッサー」シリーズ初のスマートフォン向けプラットフォームとなった今作も配信前から相当な反響を得ていた。『ラングリッサーモバイル』の物語は、「ラングリッサーV」で起きていた大戦後の話となる。
連邦政府は国の建て直しと繁栄を求めて、「エルサリア大陸」の「カルザス帝国」との友好的な関係を築いていた。平和な世界が訪れていたが、大陸にもたらした戦乱のせいで「聖剣ラングリッサー」は壊れてしまう。
聖剣の力を恐れていた闇が力を増していく。聖剣の鋳造と光輝を取り戻すために、「光輝」「闇」「帝国」の3大勢力が動き出す。新たな戦乱の世の始まりだ。
過去のシリーズ設定をしっかりと引き継いだオリジナルストーリーになっており、主人公は「マシュー」となる。幼なじみであり巫女の「アメルダ」や相棒の「グニル」たちと共に「聖剣ラングリッサー」と「魔剣アルハザード」にまつわる戦争に巻きこまれていくのだ。
歴代の人気キャラクターである「エルウィン」「シェリー」「レオン」「ナーム」なども登場する。オフィシャルな「ラングリッサー」の続編ストーリーになっているので、過去の英雄たちのシナリオや新しい冒険譚、ボイスの一新など、魅力がたくさん詰まっているのだ。
シリーズを通した原作ファンは新しさと懐かしさを同時に楽しめる内容になっている。もちろん、オリジナルキャラクターたちの物語でもあるので、新規プレイヤーにもわかりやすい展開になっているのだ。
過去のナンバーリング作品と違って、売り切り商品ではないため、物語の完結は当分先になるだろう。人気が続いていけば、シーズン2などの新しい展開もありえるので、今後の展開が非常に楽しみだ。
一つ一つの動きが重要な戦略性を楽しもう!
「ラングリッサー」はシリーズを通して、本格なシミュレーションRPGになっている。プレイヤーはユニットを1体ずつ操作して、マス目を移動させていく。隣接した敵ユニットに攻撃して撃破する流れになっているのだ。
近接戦闘ばかりではなく、遠くからの砲撃など攻撃方法も豊富に用意されており、誰を先に攻撃させるかでも、その後の戦況と被害が大きく変わっていくだろう。まさにリアルさながらの戦闘になっているのだ。
『ラングリッサーモバイル』では、キャラクターのクラスによる戦闘方法はもちろんのこと、兵種、戦闘地形などを考慮して戦う必要がある。
ユニットには兵種によってそれぞれの相性が存在するだけでなく、足下の地形が山か森、川、平地などでも有利、不利が決まってくるのだ。有利な状況であれば、より多くのダメージを与え、受けるダメージも少なくなるなど、戦術がモノを言う。
敵をおびき寄せて、有利な状況を作り出したり、得意な相性で編成したりなど、幅広い戦略が組み立てられる。しかも、自分で移動まで決められるのだから、作戦の幅は無限大と言っても過言ではない。
行動できるユニットを選ぶと、青と赤のマスが表示される。青は移動できる範囲。赤が攻撃可能な範囲だ。近接しか行えないユニットは敵に近接してしまうので、移動先が敵のど真ん中になると囲まれてしまい、その後が厳しくなるだろう。
しかし、「先手必勝」という言葉もあるように、先に攻撃して倒してしまえば、攻撃を受けずにすむ。他にも攻撃だけでなく、スキルも用意されているので、状況に応じて使っていけば、戦況を優位に進められるだろう。
敵ユニットの体力やこちらの攻撃力などを把握して、最善な手を尽くすことが勝利のカギとなるのだ。戦闘中はユニットの高速移動を含めた早送りなど、テンポ良く快適なバトルを実現している。
▲ユニットは人間の部隊だけではなく、ドラゴンなどの強大な敵も存在する。強力な力を持つ敵と熱いバトルが楽しめる。
勝利条件も敵ユニットの殲滅だけではなく、一定ターン耐えろや目標地点まで到達しろなど、変わった条件も出現する。ただ攻撃力が高いユニットを揃えればいいのではなく、条件に合ったユニットで編成することが大事になっていく。
ポチポチとタップしていれば勝てるような生温いゲームではない。コンピュータとの知恵比べである。頭を使った分だけ、相手に勝てたときは格別だろう。勝利の味をその身で体験して欲しい。
プレイヤーの判断によって物語が変化する分岐システム!
『ラングリッサーモバイル』では、特出した部分は戦闘の楽しさを上げられるが、他にも面白い点がある。それは選択肢によるシナリオ分岐だ。プレイヤーが選んだ答えにより、ストーリーが変化して多様性が生まれる。
ゲーム開始直後に出てくる「ルシリス」の質問から分岐が始まり、7つの質問に応えると主人公である「マシュー」の最終クラスが決定するのだ。「ドラゴンマスター」や「シャドー」「レンジャー」「ストライクマスター」など5つのクラスに分けられる。
クラスを1度決定してしまうと、変更ができなくなる。取り返しがつかない要素であるため、慎重に選んでクラスを決めて欲しい。このように本作では選択肢による分岐点があり、物語が色々な方向に転がっていく。原作を遊んだことがないプレイヤーでも楽しめるようになっている。
好感度システムが英雄たちとの繋がりも楽しめるぞ!
『ラングリッサーモバイル』では、英雄たちにプレゼントを贈って、好感度を高めるシステムがある。好感度を高めるとステータスが上がるだけでなく、「聖剣ラングリッサー」との出会いを英雄ごとに個別シナリオで体験可能だ。
「ヒロインセレクト」と言う「ラングリッサーⅢ」に導入され、大人気だった機能がベースになっている。今後は「告白機能」も実装予定だ。さらにそこから条件分岐など加わってくれば、ますます面白くなっていくに違いない。
メインストーリー以外にも、脇道にイベントが発生するサブイベントも用意されている。先を急ぐか、助けてから行くかなど、行動によって得られる報酬なども変わっていく。
自由度も非常に高く、育成要素も備わっていて、ここまで本格的なシミュレーションRPGはスマホでは類を見ない。戦略性が高いので、閃きのある頭脳戦を楽しみたい人にはおすすめの新作スマホゲームだ!
コレクターの心をくすぐるフィギュアコレクション機能が実装!
2021/2/9のアップデートで「フィギュアコレクション」機能が実装された。
リアルでフィギュアを集めようとすると、お気に入りのキャラが発売されていなかったり、置く場所やら金銭面の困難など様々な問題に直面するが、本機能はフィギュア商店で「マジカルクレイ」を購入し、自分のお気に入り英雄のフィギュアを作ることが可能。ケース、台座まで選ぶことができるこだわり仕様で、普段からフィギュアを集めている人も満足できるシステムだ。さらにコレクションが増えると報酬ももらえて、まさに一石二鳥。お気に入りの英雄や部隊のフィギュアを制作してケースに飾ろう。
アニメ「オーバーロードIII」とのコラボが開催
2021/3/9より、アニメ「オーバーロードIII」とのコラボが開催された。
コラボでは、『オーバーロード』のキャラクター「アインズ・ウール・ゴウン」、「アルベド」、「シャルティア」が英雄としてガチャにで登場。イベント期間中にステージクリアすることでポイントを獲得でき、「アインズ・ウール・ゴウン」の記憶の破片をはじめとする様々なアイテムと交換可能。
*『オーバーロード』とは
丸山くがね氏原作、2012年より刊行中のライトノベル。「剣と魔法」の世界を舞台にしたファンタジーだが、「魔王」に相当する敵キャラクターを主人公とした「アンチヒーロー」ストーリーが特徴。2015年にアニメ1期、2018年に2期、3期が放送されていた。
主人公・鈴木悟はサービス終了を迎えるVRMMORPG「ユグドラシル」で、ギルドの仲間達との思い出に浸りながら最後の瞬間を待っていたが、サービス終了の時刻になっても強制ログアウトは起こらず、それところか、NPCが自分の意思を持って動き出し、彼自身もゲーム内のキャラクターとなってしまった。
かつてのギルド名「アインズ・ウール・ゴウン」に名乗りを改め、本拠地・ナザリック地下大墳墓の勢力を率い、裏に見え隠れする別のプレイヤーの存在や痕跡を探るため、謎に挑んでいく。
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