『ブレイブフロンティア メモリーズ』は、2017年5月27日に正式サービスがスタートしたエイリムの用新作スマホゲーム。全世界で3,300万DLを突破するほどの人気を集めた名作「ブレイブフロンティア」の5年後を描いたミニゲームだ。
本作には「ブレイブフロンティア」に登場した100体以上の英霊が登場。英霊は全て2頭身にデフォルメされた可愛らしいドットグラフィックで描かれていて、ついついコレクションしたくなるようなクオリティに仕上がっている。
ゲームはフィールドに現れる英霊をスワイプ操作でなぞって回収していくだけと、非常にシンプル。いわゆる「放置ゲーム」のようなシステムになっている『ブレイブフロンティア メモリーズ』だが、全体的に待ち時間が短めで、わずかな隙間時間でも気軽にプレイできるおすすめの新作ファンタジーRPGだ!
伝説の戦いから5年、「ブレイブフロンティア」の”その後”を描いたストーリー!
神々によって支配された幻の大地”グランガイア”。かつて神々の侵攻を受けて絶滅寸前にまで追いやられた人類は、過去の英霊を呼び出す”召喚師”とともにグランガイアを再訪。やがて、”虹の女神”に導かれた一人の召喚師が、激闘の末に神々を打ち破った。
その戦いから5年、伝説の召喚師に憧れる少年”ロイ”は自らも立派な召喚師となるべく”帝都ランドエール”へと向かい、召喚院開発局長という要職を務める”ノエル”と出会う。そこで「研究所から逃げ出してしまった、英霊のサンプルデータを回収する」という極秘任務を言い渡されたロイは、意気揚々と冒険に旅立つのであった。
次々と現れる伝説の英霊たちを、タップ&スワイプ操作で回収していこう!
『ブレイブフロンティア メモリーズ』におけるプレイヤーの目的は、研究所から逃亡してしまった英霊を全て捕まえること。ゲームがスタートすると画面内に様々な英霊が出現するので、それらをスワイプ操作でなぞって画面右の”回収装置”へと入れていこう。
英霊は1度回収すると、ある程度時間が経った後に再度出現する。これらを同様に回収していき、一定数の英霊を捕獲して次のエリアを目指すというのが、本作の基本的なゲームの流れだ。
中には特定の場所にしか出現しない英霊もいるため、新しいエリアが解放されるたびに次はどんな英霊と出会えるのか、筆者はワクワクしながら探索を続けることができた。
”英雄幻晶”というアイテムを使えば、英霊が再び登場するまでの待ち時間を短縮することができる。さらに英雄幻晶には、普段はなかなかお目にかかれない貴重な英霊を呼び寄せるという効果も存在。英雄幻晶はショップで購入する以外に、動画広告の視聴でも入手可能だ。
英霊を回収した際に手に入る”ゼル”を消費すると、”ゲートの狭間”という特別なフィールドにも挑戦できるようになる。ここは一度入場すると再び入るまでにクールタイムが必要になるものの、珍しい英雄を仲間にするチャンスとなるため、ゼルが溜まったらこまめに足を運ぶようにしよう。
これまでのプレイ実績や集めた英霊を、図鑑から振り返ってみよう!
ゲーム内の”図鑑”からは、回収に成功した英霊の詳細な情報がチェックできる。『ブレイブフロンティア メモリーズ』には「ブレイブフロンティア」に登場した100体以上の英霊が登場していて、英霊のグラフィックは本作のために全て書き下ろされている。
ドットグラフィックが貴重なものになってしまった現代において、ここまで丁寧に描き込まれたものは中々お目に掛かれないのではないだろうか。
なお余談となるが、『ブレイブフロンティア メモリーズ』ではゲーム内テキストにも、ある年代以上のユーザーには懐かしい”ドット文字”が多く採用されている。こんな所にもまた、常にゲームらしさを忘れない「ブレイブフロンティア」ならではのこだわりが見え隠れしている。
ほかにも図鑑にはストーリーのリプレイ機能や、プレイヤーの称号や実績が確認できる機能も用意されている。特に「英霊を一定数獲得する」や「プレイヤーレベルを上げる」といった実績を達成すると、冒険に役立つゼルや英霊幻晶が報酬として手に入るので、条件を満たしたら忘れずにもらっておこう。
「ブレイブフロンティア」を遊んだことがあるユーザーなら、思わずニヤリとできるシーンも!
『ブレイブフロンティア メモリーズ』は「ブレイブフロンティア」の戦いから5年後の世界で広がっていく、新展開のストーリーが楽しめる。主人公は本作オリジナルのキャラクターとなるが、前作で活躍していたキャラクターも登場しているため、「ブレイブフロンティア」を遊んだことがあるユーザーであれば、より深く堪能できるだろう。
ロイ
「極秘任務か…。よーし、燃えてきた!」
召喚師になるために帝都にやってきた少年。元気いっぱいで、自分で決めたことは貫く意思の強さを持つ。
ノエル
「何も知らない新人なら使えるかもね…」
アクラス召喚院開発局長を務める若き天才。研究所に迷い込んだ新米召喚師ロイに、ある極秘任務を依頼する。
「放置ゲームはどうしても途中で飽きてしまう…」というユーザーも多いかもしれないが、『ブレイブフロンティア メモリーズ』は全体的に待ち時間が短めに設定されていて、テンポ良く先に進められるバランスに調整されている。放置しすぎると英霊に逃げられてしまうというようなデメリットも無く、自分のペースでコツコツと遊べるのが非常に快適である。
ストーリーも魅力的で、特に「ブレイブフロンティア」にハマったユーザーであれば、後日談にあたる本作のシナリオは見逃せない内容になっている。
ちなみに本作の物語は、「ブレイブフロンティア」にて語られた戦いを噂程度にしか知らない”ロイ”の視点で追っていくため、前作を遊んでいなくても全く問題ない。むしろ本作を先に遊んで興味が湧いてきたら、ここから「ブレイブフロンティア」に挑戦してみるのもおすすめだ。
ちょっとした時間にいつでもプレイ可能で、丁寧に描かれたドットグラフィックの英霊が集まるとついつい嬉しくなってしまうスマホゲーム『ブレイブフロンティア メモリーズ』。
アプリのボリューム自体は、ゆっくり遊んでも数日でエンディングに辿り着けるぐらいにまとまっているので、「ブレイブフロンティア」の世界観が好きなユーザーは気軽に始めてみてはいかがだろうか。
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