プラタゴンのタイトル画像

Domoskanov Evgeny氏が開発、Gurova IAnaがリリース、2018年10月19日からSTEAMでダウンロード販売が開始されている近未来と自然が調和したバトルフィールドでローカルやオンラインのマルチプレイが楽しめる新作FTS/TPS型のMOBAアクションシューティングゲーム!

5種類のアビリティを駆使して戦略的なシューティングを楽しめるバトルシステム、1000円以下の安価な価格で入手できる点が大きな魅力!

世界中のユーザーと対戦できるMOBAが好きな人、近未来的な描写のシューティングを求めている人、手頃な価格でプレイできるゲームを探している人にオススメ!

近未来を舞台にマルチプレイを楽しもう!

「プラタゴン(PRATAGON)」の舞台はテクノロジーが進化した未来のオブジェクトと豊かな自然が一体化したバトルフィールド!プレイヤーはこの世界でローカルまたはオンラインのマルチプレイによるMOBAシステムベースのアクションシューティング体験を楽しむことができるぞ(ソロプレイにも対応)!

ゲームプレイ時の視点は「一人称視点」「三人称視点」の切り替えに対応。画面左下には全体の様子を見渡せるミニマップが表示され、画面上部中央にはマッチの経過時間やチームの戦況が分かりやすく表示される。全てを3Dグラフィックで再現したゲーム世界はプレイヤーの没入感を高めてくれるはずだ。

近未来が舞台となるプラタゴン

フィールドのマップ面積がそれほど広くないため、一度バトルが始まるとほぼ逃げ場はない。開始直後にすぐ相手チームのプレイヤーと激戦を繰り広げる白熱した状態となり、以降は目まぐるしいスピードでチーム同士の攻防戦が展開する。対人戦に燃えるタイプの人にはうってつけの作品だと言えるだろう。

ゲームシステムは2チームに分かれて敵陣のタワーを破壊するという一般的なMOBAシステムを採用しているが、プレイ中には中立的な存在となる敵モンスターが出現して各プレイヤーに攻撃を仕掛けてくる。敵チームとの戦いにも集中しなくてはならないが、この厄介なNPCの存在が各プレイヤーを悩ませることになる。

中立NPCのモンスターも登場するプラタゴン

マルチプレイを前提とした対戦ゲームに敵のNPCを出現させるという発想は極めて面白い。本作に登場する敵NPCはかなり凶悪なAIと攻撃力を持っており、フィールドにある木から突然出現してプレイヤーに襲いかかってくることもあるため、プレイ中はその存在にも十分に注意を払わなくてはならない。気を引き締めてプレイしよう!

ワームホールを利用した高速瞬間移動など近未来らしい仕掛けやアビリティの数々を駆使しながらマルチプレイのMOBAシステムでバトルシューティングを楽しめる上、プレイヤーの行動を邪魔してくる厄介なNPCの存在にも適宜対処しなくてはならないゲーム、それが「プラタゴン(PRATAGON)」が持つ世界観なのだ!

「プラタゴン(PRATAGON)」は、スリリングなゲーム体験を味わえるMOBAを求めている人にはオススメの新作MOBAゲームだ!

低スペ大歓迎のグラフィックが嬉しい!

「プラタゴン(PRATAGON)」の魅力の1つが低スペックのPCでも十分に遊べるグラフィック!最近はインディー系のゲームでも高品質なグラフィックに仕上がっている作品が多く、それが障壁となってMOBAゲームに手を出せないユーザーも多いが、本作の場合は低スペックのPCを持っているユーザーでも安心してプレイできるぞ!

「プラタゴン(PRATAGON)」の最低システム要件で要求されるグラフィックボードはNVIDIAの「GTX 240」もしくはAMDの「Radeon HD 4670」でメモリは512MB。推奨設定でも「GTX 470」もしくは「AMD Radeon HD 5850」でメモリは1GBなので、年数が経過して型落ちしたPCでも楽にプレイすることができる。 

低スペックのPCでもサクサク動くプラタゴン

ゲームグラフィックの設定には選択肢があり、重いと感じた場合には「影の表示」を切ってフレームレートを大幅に向上させることも可能。見た目は少し寂しくなってしまうが、マルチプレイオンライン対戦ゲームはスムーズなグラフィック描画が命。自分が持つPCのスペック環境に応じて適宜調節すれば快適に遊べるだろう。

開発者のDomoskanov Evgeny氏がSTEAMのフォーラムでユーザーからの質問に答えているのを見ても分かる通り、本作はロースペックなPCでも快適なオンラインMOBAを楽しめるように制作されている。したがって現実世界と区別がつかないハイパーリアルなグラフィックとは無縁だが、これはこれで味があって面白い。

影の描画を切る設定も可能なプラタゴン

STEAMのユーザー評価で著しく低評価を下している人の中には、本作のグラフィックが「20年前の作品のようだ」という冷淡な発言をしている人もいるが、そもそも世界中のユーザーがハイスペックなPCでゲームをプレイしているわけではない。低スペックPCでも何とか遊べる作品を求めている人にとってみれば本作は有力な選択肢だ。

おそらく開発者のDomoskanov Evgeny氏本人が過去に自分の所有するPCで満足に動かないゲーム遭遇して失望した過去があるのだろう。「誰でも楽しく遊べるMOBAを作りたい」というのは低スペ向けゲームを開発する動機として十分に成立するし、それは彼と同じ境遇にある世界中のゲーマーを励ます結果にも繋がることになる。

誰でも遊べるMOBAを目指したプラタゴン

PCゲームをプレイするユーザーにとって肝心なのは自分のPC環境で満足にゲームが動くこと。その意味で言えば本作は最初のハードルを突破し、世界中に存在するゲームユーザーに大きく門戸を開いたことになる。時代遅れと罵られようが、低スペック環境で動くことに注力して制作された作品、それが「プラタゴン(PRATAGON)」だ!

「プラタゴン(PRATAGON)」は、低スペック環境でもサクサク稼働するゲームを求めている人にオススメの新作MOBAゲームだ!

アビリティーを駆使してゲームに勝とう!

「プラタゴン(PRATAGON)」には5種類の異なるアビリティー(キャラクターがシューティングに利用できるスキル)が存在し、これらのアビリティーを効率良く利用しながら戦うことでプレイには大きな変化が生まれる。特殊な弾丸を発射できるアビリティーを理解し、他ユーザーや敵NPCとの熾烈なバトルを勝ち抜こう!

本作に登場するアビリティーは「スタンショット」「スタンボム」「レーザーショット」「バキュームボム」「テレポートショット」の5種類。各アビリティーは攻撃対象となる敵プレイヤー(敵NPC含む)の数や攻撃できるエリアの範囲、そして相手に与える「ダメージ値」や付随して発生する「特殊効果」などにそれぞれ違いがある。

5種類のアビリティーを駆使して戦うプラタゴン

敵1体にダメージとスタン(麻痺)効果を与える「スタンショット」は基本的なアビリティー。上級アビリティーの「スタンボム」を使用すれば特定エリア内にいる全ての敵により大きなダメージとスタン効果をお見舞いすることができる。射撃線上にいる全ての敵を貫通してダメージを与える「レーザーショット」も魅力的だ。

強アビリティーである「バキュームボム」は「スタンボム」よりも早い速度で発射され、「スタンボム」以上のダメージとスタン効果を発揮する優れもの。最後の「テレポートショット」はエリア内にいる敵プレイヤー全てを高所へとテレポートさせて落下によるダメージを与えるという一風変わった特殊なアビリティーだ。

効果が異なるアビリティー発動が楽しいプラタゴン

本作においては単純なシューティングの腕前だけではなく、場面に応じてこれらのアビリティーを効率良く発動させて状況の変化を狙う戦略的な戦い方も必要となる。反対に言えば相手がどのアビリティーを仕掛けてくるのかを読み、上手く回避しながら反撃に転ずるプレイも重要で、プレイ中はユーザー同士の駆け引きも見どころとなる。

人間プレイヤーが動かすキャラクターは高いジャンプ力を持っているものの、最近主流のMOBAに登場するキャラクターほど早い移動速度は持ち合わせていない。つまり発射速度が遅めのアビリティーを発動されても瞬時に避けることが難しい。いつものプレイ感覚で対戦を行うと痛い目を見ることがあるので、プレイ中は十分に注意しよう。

プラタゴンのアビリティー発動画面

アビリティーの使用回数には限りがある。序盤でアビリティーを使い切ってしまうと後半に不利な展開となることもあり、使い所を逃すと何も活躍できないままゲームが終わってしまうこともある。切り込み隊長的にアビリティーを乱発して敵陣を目指すか、自軍がピンチに陥った際の救世主となるべく温存しておくかが悩みどころだ。

敵プレイヤーとシューティングの真剣対決だけで戦いたい場合には凶悪な敵NPCの退治用にアビリティーを使用する手もアリ。「スタンボム」や「バキュームボム」などの麻痺効果を発揮するアビリティーは不意に敵NPCに囲まれた際には大いに重宝する。自分が対戦する相手が二種類いることを念頭に置いてアビリティーを利用しよう!

敵NPCにも効果を発揮するプラタゴンのアビリティー

「プラタゴン(PRATAGON)」は、キャラクタースキルを織り交ぜて戦うバトルが好きな人にオススメの新作MOBAゲームだ!

個人が独力で作り上げたMOBA!

海外のゲームポータルサイトSTEAMの面白いところは、誰もが知る世界的に有名なゲーム会社の作品から超マイナーなインディーメーカーの知られざる作品までバラエティに富んだゲームが登録されている点。今回ご紹介した本作もインディー系ロシア人プログラマーのDomoskanov Evgeny氏が独力で開発した新作MOBAゲームだ。

近年は個人でもゲーム開発が可能になる環境が整備されており、かなりの「個人名義」作品が世に出回っている。その躍進力を担っているのが「Unreal Engine」「Unity」など、2Dや3Dグラフィックで構成されたゲーム世界の構築をアシストしてくれる上、個人での利用と商業的な利用が可能な優秀なゲームエンジンの存在だ。

 個人の力で制作されたプラタゴン

「Unreal Engine」や「Unity」はゲーム世界でパーツとなる部分「アセット」が豊富に用意されており、ゼロベースから全てを作り上げる必要がない。したがってプログラミング言語に精通していない人でも操りやすく、大人数でプロジェクトに参加しなくても「それなり」のゲームが作れてしまう。一昔前では考えられなかったことだ。

近年世界で大きな話題をさらったインディーゲーム「Getting Over It with Bennett Foddy」もUnityで開発された作品。「ゲームの面白さ」という観点から見れば当たり外れが多い点は否めないが、ますます開発者が増えている「個人名義のゲーム」の世界は非常に奥深く、当たりを探し出す楽しみがある。

個人名義のゲームとして発表されたプラタゴン

低スペックのPCを持っているユーザーでもオンラインでMOBAをプレイできるように開発された本作「プラタゴン(PRATAGON)」は現在のところSTEAMでの評価は芳しくない。ただし初めて商業的なゲームを作り上げた個人開発者に風当たりが強いにはSTEAMの慣例でもあり、その評価は一概に鵜呑みにできない側面もある。

驚くべきは本作が有名なゲームエンジンのシステムを利用せずに開発されている点。インターフェースのプルダウンメニューや独創的なアイコン、ドットで地道に編集されたマップには、Domoskanov Evgeny氏があらかじめ用意されたシステムやアセットを安易に使用することを選ばなかった決意と努力を感じることができる。

純粋なプログラミングから生み出されたプラタゴン

不具合が少ないプリセットのゲーム環境を利用しなかったことによってゲームバランスなどに多少の難点が発生しているものの、個人が自らの力を注ぎ込んで作り上げた作品は何であれ賞賛に値する。今後のパッチやアップデートでゲームシステムが洗練されていくことを強く願いたい。

現在STEAMでの販売価格は520円と非常に安価。またオンラインで参加ユーザーが集まらなかった場合にはBOTが代わりに出撃してくれるのでソロプレイも可能。Domoskanov Evgeny氏が心血を注ぎ込んで作り上げた個人制作のMOBAの今後に期待しよう!

安価な価格帯が魅力のプラタゴン

「プラタゴン(PRATAGON)」は、個人が独力で作り上げたゲーム作品を愛する人には絶対オススメの新作MOBAゲームだ!

プラタゴン(PRATAGON)スペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 10(64bit) Windows 10(64bit)
CPU Intel Core i5-4460 Intel Core i7-8700K
メモリー 8GB RAM 16GB RAM
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 760 NVIDIA GeForce GTX 1070
VRAM 2GB 8GB
HDD空き容量 50GB 50GB
DirectX DirectX 11 DirectX 12
備考

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