Larian Studiosが開発を手がけ、2017年9月14日からSTEAMで販売が開始されその後プラットフォーム累計100万本以上のセールスを達成!150以上のメディアアワードを受賞した前作「ディヴィニティ オリジナル・シン」の続編となるターン制バトルシステム採用の中世王道ファンタジーRPG巨編!
4Kサポートを実現した圧倒的リアルなゲームグラフィック、膨大なテキストが生み出す濃厚なストーリー、ソロとマルチに対応するゲームモードが大きな魅力!
王道を貫く西洋ファンタジーが好きな人、前作をプレイしてその魅力にハマった人、本格的なやり込み要素満点のRPG作品を求めている人にオススメ!
多くの人に愛される「ディヴィニティ オリジナル・シン」の世界
ベルギーに本拠を置くゲームスタジオ「Larian Studios」が2014年にPC向けRPG作品として発表した前作「Divinity: Original Sin」は発売直後から徐々に世界中のユーザーにプレイされるようになり、ターン制本格RPGとしては異例の3ヶ月で50万本が売れるという大記録を打ち立てた。
このヒットは一過性で終わらず、現在に至るまでユーザーレビューは軒並み高評価。そしてゲーム記事を扱う各国のメディアからも手放しで絶賛され、150以上のメディアアワードも獲得するに至る。ここ日本では2016年にPS4版「ディヴィニティ オリジナル・シン エンハンスド・エディション」が発売されたことは記憶に新しい。
ロールプレイの面白さを世界中に再認識させた前作
ディープなゲームシステムを持ち、どちらかと言えばコアなRPGユーザー向けのゲームシステムを持つ「Divinity: Original Sin」がここまで高評価を獲得したのにはそれなりの訳がある。それは作品が「ロールプレイ」を楽しめるシステムについて真剣に取り組み、ユーザーに最大級の没入感を与えることに成功したからだ。
プレイヤーが会話中に選択する何気ない一言がアバターとして操作するキャラクターの性格と相性を形成するという能動的なキャラクターシステムは衝撃的で、一方通行ではないゲーム世界を実現。さらに動物と会話する能力を会得すればただのNPCだと思い込んでいた他愛のないキャラクターからも有益な情報を聞き出せてしまう奥深さ。
デバイスを問わず予定調和的な展開を持つRPGが蔓延していた世の中に突如現れた「Divinity: Original Sin」は、プレイヤーがゲーム内で役割を演じて物語を進めていく「ロールプレイ」の本質に深く切り込んだ作品であり、RPGが持つ本来の楽しさを改めて広く世間に再認識させてくれた。これが多くのユーザーを虜にした大きな要因だ。
「Divinity: Original Sin」の大成功から間髪を入れずに制作された本作「ディヴィニティ オリジナル・シン2 ディフィニティブ・エディション」は、前作で好評だったシステムにさらなる強化を加え、Larian Studiosが出しうる限りの力を注いで開発された正統続編。前作でRPGが持つ真の面白さを発見した人には見逃せない作品だぞ!
「ディヴィニティ オリジナル・シン2 ディフィニティブ・エディション」は、本物のRPGに触れたいと考える人にオススメのファンタジーRPGだ!
4K対応でRPGはさらなる高みへ到達!
「ディヴィニティ オリジナル・シン2 ディフィニティブ・エディション」はついに4K解像度にも対応!目を疑うほどの緻密さで構成された世界が一層リアルさを増してプレイヤーの目に飛び込んでくる!4K解像度のPCモニターを所有している人は、極上のファンタジー世界を実現した本作をプレイしてどっぷりと冒険の旅に浸ろう!
本作の開発に使用されたゲームエンジンはLarian Studiosが独自開発した「Divinity Engine 2」。前作「Divinity: Original Sin」でもかなり精細なグラフィックが楽しめたが、今作では徹底してオブジェクトのディティールにこだわり現代最高峰レベルの描画を実現した。その見事なまでの作り込みは4K解像度でより鮮明になる。
ため息が出るほど美しいファンタジー世界には圧倒的なリアル感があり、ゲームの中と言うよりは別の世界に降り立っている感覚すら覚える。広大な大地に注ぐ陽光が地面に生み出す影の描写や、手触りまで実感できるテクスチャの存在感。そのどれもが一級品と呼ぶに相応しい出来栄えで、開発チームの惜しみない努力のほどが窺える。
上質なグラフィックは室内でも貫かれる。ローソクの光に照らされた部屋の様子は誰もが憧れる中世ファンタジーのイメージそのままで、落ち着いた雰囲気を醸し出す調度品の数々にもあり得ないくらい細かなモデリングが施されている。ヨーロッパに住む人が中世ヨーロッパの世界を本気で作り上げるとこうなるという好事例だ。
ゲームが高解像度に対応した恩恵はダイアログ表示にも現れる。度々会話の選択肢が登場し、ユーザーの判断がその後のゲーム展開に大きな影響を与えることが多い本作では何よりも「文字情報」がはっきりと表示されることが重要。比較的小さな文字で表示される各種の情報が読み取りやすくなった点は嬉しい副産物だと言えるだろう。
前作「Divinity: Original Sin」と同じ上空からの見下ろし型視点を採用している本作だが、グラフィック全体が大幅にディティールアップした効果によって高低差はより鮮明となり、フィールドが持っている特徴が掴みやすくなった。4K対応の大型モニターでプレイすれば、ゲーム世界が持つ圧倒的な存在感に飲み込まれること請け合いだ!
「ディヴィニティ オリジナル・シン2 ディフィニティブ・エディション」は、ハイクオリティなグラフィックを持つRPGが好きな人にオススメのファンタジーRPGだ!
好きなキャラクターを選んでゲームを楽しもう!
本作の舞台は前作「Divinity: Original Sin」から数世紀後の世界。プレイヤーはゲームを開始する前に「オリジン」と呼ばれる種族と出自・バックグラウンドが設定されているキャラクターを選ぶか、自分自身の手でキャラクターエディットを行なって全く新しい主人公を作り出す選択肢を与えられる。好きな方法で主人公を決めよう!
オリジンとして登場する主人公キャラクター
イファン
ルシアン軍の十字騎士として活躍していたイファンは厚い信仰心を持ち、神ルシアンの教えを守るべく命を懸けていた。しかし悪化する戦況の中で大勢の罪もない人々が死んでいく様子を目の当たりにした時、その信仰は完全に失われる。
セビル
主の束縛から解放されて自由の身となったエルフ族の女性。「生きた傷」を負わされて奴隷となっていた彼女は、主を殺害して束縛を逃れた今もその「傷」から逃げ出すことができずにいる。
ローゼ
演奏家でもあり音楽家でもある彼女はスピリチュアルな精神を持つ人間種族だが、最近は「暗き声」が頭の中を支配しつつあり、それが彼女の魂を乗っ取ろうとしている。
ビースト
女王への反乱を失敗して辛くも生き延びたドワーフ族。今までの名前を捨てて新たに「ビースト」と名乗ることに決めた彼は、手遅れになる前に王室の計画を阻止しようと企てる。
オリジンにはこの他にもアンデッド種族の「フェイン」やリザード族の「レッド・プリンス」が登場。オリジンのキャラクターたちには専用のクエストが存在し、他のキャラクターでは体験できない出来事が待ち受ける。同じ時間軸で行動していても選んだキャラクターによって全く異なるプレイ体験ができる点が本作の大きな特徴だ。
オリジンたちが行き着く先はどこなのか。それを決めるのはゲーム内でプレイヤーが遭遇する無数の選択肢の結果であり、そこに予定調和的なストーリーラインは存在しない。オリジンのキャラクターのバックグラウンドを十分に理解して感情移入し、彼らならどういう行動を取るか考えながらプレイすれば本作はさらに輝きを増すはずだ。
プリセット付きでらくらくキャラエディット!
オリジンキャラクターを使用しないユーザーのために用意されているのがオリジナルキャラクターエディット画面。ここではあらかじめ用意されたテンプレートを選びつつ、種族やクラス(職業)を決定することができる。組み合わせの数はかなり多いので、自分好みのアバターを生み出せるはずだ。
カスタマイズセクションで用意されるクラスは「ファイター」「ナイト」「ウィザード」「ウィッチ」「ローグ」「バトルメイジ」など全12種類。それぞれのクラスで得意分野や特殊技能・スキルに違いがある点が特徴だ。ちなみにキャラクターのステータス値はある程度まで自分で振り直すことも可能。
パラメーターを弄ってキャラクターの造形を大幅に変更する機能は無し。ロールプレイを行うことが重要視される本作ではあまりに世界観とかけ離れたキャラクターを作り上げても意味がないという考え方だろう。その意味ではキャラエディットの自由度は低いかもしれないが、反面誰でも楽にオリジナルキャラクターを生み出せる。
話は前後するがオリジンのキャラクターもある程度の微調整が可能。オリジンで変更不可な項目は固有の名前と性別、種族、タグだけなので、外見とクラス、ステータス値はユーザーの好みで変更できる。オリジンの登場人物が持っている専用クエストが気になる人や、キャラエディットが面倒だと思う人はこちらを選んでも良いだろう。
「ディヴィニティ オリジナル・シン2 ディフィニティブ・エディション」は、自分好みのキャラクターを選べるゲームが好きな人にはオススメのファンタジーRPGだ!
ソロでもマルチでも楽しめる傑作RPG!
「ディヴィニティ オリジナル・シン2 ディフィニティブ・エディション」最大の魅力は、ソロプレイもマルチプレイも両方楽しめる点!MMORPGが苦手な人でもじっくりと自分のペースで冒険することが可能で、さらにローカルとオンラインに対応したマルチプレイでは画面を共有・分割して遊ぶこともできるぞ!
キャンペーンを選択すれば前作以上に強化された本作の壮大なストーリーモードを体験できる。各クエストをクリアするためには的確な洞察力や会話の選択が求められ、その間に様々なキャラクターとのバトルも勃発する。本作には4種類の難易度調節機能が備わっているので、先に進めず困った場合には適宜調節すると良いだろう。
ソロでプレイすると言っても主人公キャラクターが単独で行動するのではなく、同行可能なNPCキャラクターをコンパニオンに据えたパーティープレイが楽しめるので安心してほしい。パーティーメンバーのコンパニオンNPCには12種類のプリセットが用意されており、ある程度好みのキャラクターを選んで仲間にできる点もポイントだ。
本作で初実装された「ゲームマスターモード」ではゲーム内に登場する各種素材を利用して自分だけのRPG世界を構築できる。ロケーションの設定から登場するテキストの編集、クエストの選択肢などの設定まで自在にカスタマイズできるゲームマスターモードは、デベロッパーの気分を存分に味わうことができる優秀なコンテンツだ。
ここ日本にもユーザーが自分だけのRPG世界を作れるエディット型ゲームが存在するが、本作のゲームマスターモードは殆ど「開発者レベル」で様々なインゲーム設定を構築できてしまう優れもの。将来的にゲーム製作に携わりたいと考えている人は、どうしたら面白いRPG作品が生み出せるのかここで勉強してみるのも一興だろう。
マルチプレイ向けの分割画面。最大4名のプレイヤーが同じ画面上で遊べるという豪華仕様だ。マルチプレイモードにはPvP要素の「アリーナ」もあり、協力や対戦プレイを存分に楽しめる。プレイヤーの好みとニーズに応じた各種ゲームモードの実装が本作最大のセールスポイントだ!
下手な小説を上回る膨大なテキスト量を持っている本作の世界を十分に理解するためには公式プレイ言語に設定されている英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語のいずれかに精通している必要があるが、言語の壁さえクリアできれば驚くほど豊かなファンタジー世界を体験できる。
公式日本語版が存在していない現状では日本人ユーザーの数もまだまだ少ないが、有志が立ち上げた日本語Wikiサイトもあるため、今後は英語が苦手な人でもプレイできる環境が整ってくるだろう。語学力に多少自信がある人はぜひ本作をプレイして壮大な冒険の舞台を味わってほしい!
「ディヴィニティ オリジナル・シン2 ディフィニティブ・エディション」は、豊富なゲームモードを完備した本格RPGを求めている人には絶対オススメのファンタジーRPGだ!
ディヴィニティ オリジナル・シン2スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 SP1(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2400 または AMD FX-4300 | Intel Core i7-3770 または AMD FX-8350 |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 550 または AMD Radeon HD 7750 | NVIDIA GeForce GTX 770 または AMD R9 280 |
VRAM | 1GB | 2GB |
HDD空き容量 | 60GB | 60GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続環境(アクティベーション用)高解像度設定での快適なプレイにはSSD推奨 |
©2016-2017 Larian Studios. All rights reserved.
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