Anmol Virk氏が開発、2018年10月4日からSTEAMでダウンロード販売が開始されている近未来の世界を舞台に映画のようなカッコ良いアクションを織り交ぜながら三人称視点のシューティングが存分に楽しめる新作サードパーソンアクションシューティングゲーム!
リアルなグラフィックで再現された近未来での銃撃戦、スタイリッシュな動きをするキャラクター、異なるロケーションが楽しめるステージが魅力!
近未来の世界観が好きな人、洋画のアクションシーンを彷彿とさせるスタイリッシュなガンアクションシーンをプレイできるゲームを求めている人におすすめ!
近未来の世界でハデにアクションを決めろ!
「ミスフィット(Misfit)」の舞台は近未来。人間の身体は生身の状態よりも遥かに高い性能を発揮する義体に交換され、常人では成し得ない動きを実現している世界だ!プレイヤーは科学の進歩によって超人的な動きを身に付けた主人公キャラクターを操作して襲いかかる様々な脅威に立ち向かっていくことになる!
シングルプレイとオンラインのマルチプレイに対応している本作はAIが操作する敵キャラクターを次々と倒しながら進むPvEモードと、ステージ内で他ユーザーとデスマッチを繰り広げるPvPモードを搭載。サイボーグとして降臨する主人公キャラクターの華麗なバトルアクションを存分に味わうことができるぞ。
身体をサイボーグ化して常人以上の能力を獲得するという世界観は近未来SF作品で多く登場するお馴染みの要素で、ここ日本では「攻殻機動隊」の主人公草薙素子などで幅広く認知されている。アメリカなどの先進国では実際に研究も進められており、近い将来現実のものになるかもしれない。ゲームシステムの発想としては非常にクールだ。
プレイシステムには三人称視点を採用。臨場感たっぷりにガンシューティングを楽しみたいという人は一人称視点が欲しいところだろうが、本作は主人公キャラクターが軽快なアクションシーンをキメる様子を見ながらプレイすることに意義がある作品なのでこの視点が正解。銃撃戦よりもアクションに比重を置いたゲームなのだ。
乱れ飛ぶ銃弾とSF感満載のエフェクト処理、そして人間を超えた動きを随所で見せながら敵キャラクターに一人で戦いを挑むサイボーグの主人公。エッジの効いたハードボイルドSF作品が好きな人なら一目で気に入ってしまうであろう本作の世界観は、普段から近未来SFの世界に親しんでいるユーザーに体験してもらいたい作品だ!
「ミスフィット(Misfit)」は、近未来と華麗なアクションが融合したスタイリッシュなゲームを求めている人におすすめの新作ゲームだ!
「Unreal Engine」が生み出すリアルなゲーム世界!
「ミスフィット(Misfit)」のゲーム世界を構築しているのは世界中のゲームで採用された実世界を持つ優秀なゲームエンジン「Unreal Engine」!リアルに作り込まれたキャラクターを安定した描画で再現するUnreal Engineの性能が最大限に発揮される本作は多くのアクションシューティング好きユーザーを虜にすること間違いなし!
Epic Games社が開発したUnreal Engineは最新ゲームらしいハイパーリアルなグラフィックを遅延なくスムーズに描くことに定評があり、特にオンラインで複数のユーザーが入り乱れて戦うゲームでは多く取り入れられてきた。オンライン対戦要素も実装している本作のゲームシステムに最適のゲームエンジンだと言えるだろう。
開発費用1700万ドルのアセットを使用!
「ミスフィット(Misfit)」はUnreal Engineを採用して開発された作品だが、実はこの話には続きがある。本作に登場する主人公のサイボーグキャラクターには、Epic Gamesが以前発表したMOBA「パラゴン(Paragon)」に登場したプレイアブルキャラクター「ツインブラスト(Twinblast)」のアセットが使用されているのだ。
2018年3月にEpic Gamesは突然「パラゴン(Paragon)」に登場する全アセットを広く無料開放するとアナウンスして世界中のゲーム関係者やファンを驚かせた。そして春から夏にかけて宣言通りにアセットの開放を順次実行し、現在ではゲーム開発者が総開発費用1700万ドル分のアセットを自由に手に入れられるようになった。
アセットとはゲームを構成している部品のようなもので、個々のキャラクターや外見を変更するスキン、キャラクターの動きを指定するアニメーション、ステージの背景や置かれているオブジェクトなどが含まれる。これらをゼロベースから創り出すことがいかに大変な作業であるかは、3Dモデル制作を経験した人ならお分かりだろう。
自分の手でゲームを作って世界に公開したいと考えている個人開発者やインディー系ゲーム会社は世界で増え続けている傾向にあるが、開発中にキャラクターモデリングやアニメーション制作の段階で挫折してしまう人も多い。そんな多くの開発者たちに朗報だったのがEpic Games社によるアセット無料開放宣言だったのだ。
ただしEpic Games社のアセット無料開放には一定の条件が付与されている。それは「Unreal Engineを利用してゲームを制作する人に限り商業的な利用を許可する」というもの。つまりUnreal Engineで開発したゲーム作品であれば、同社が1700万ドルを投資して開発された極上のアセット群を自由に使うことができるのだ。
▼Epic Gamesのホームページで閲覧できるパラゴン(Paragon)のアセット開放に関する説明文。登場する39体のヒーローキャラクター及びアニメーション、VFXや背景などが自由にダウンロードできる旨が述べられている。AAAクラスのアセットが広く開放された今回の発表はゲーム業界を大きく揺るがせた画期的な出来事だった。
海外のUnreal Engineフォーラムではこの大盤振る舞いに熱狂した個人開発者が一斉に書き込みを開始して大いに盛り上がり、インディーゲーム制作を目指す若者たちには大きく明るい道が開かれた。その流れに乗って一気にゲームを開発・完成させて世に送り出したのが本作の作者Anmol Virk氏だったというわけだ。
▼Epic Gamesが無料開放した39体のキャラクターアセットの1体「ツインブラスト(Twinblast)」。最大で4Kのテクスチャ解像度と273種類のアニメーション機能を持ち、ポリゴンの頂点数は6万を超えるという極上の3Dモデル。Unreal Engineが持つエピックスケルトンを利用すればすぐに動かすことができる。
Anmol Virk氏はEpic Gamesのガイダンス通りにUnreal Engineを利用して本作のコアなゲームシステムを構築し、その後無料配布されているパラゴン(Paragon)のキャラクター「ツインブラスト(Twinblast)」を主人公キャラクターに据えることでゲームを無事に完成させることができたのだ。
若きインディー系開発者たちにUnreal Engineの素晴らしさを理解してもらい、Unreal Engineを採用した作品を一つでも多く世間に発表してもらうことがEpic Games社の願いであり、その起爆剤として発表されたのが今回の無料アセット開放。そう考えるとAnmol Virk氏は見事にその開発ムーブメントに乗った一人だと言える。
インディー系ゲーム界隈では常日頃からアセットの無断使用や拝借・流用行為が問題視されており、本作についても一部のユーザーから「パラゴン(Paragon)」のアセット使用が指摘されていたが、本作の場合はUnreal Engineの生みの親であるEpic Gamesが公式に認めている手段で制作されているのでそれには全く当てはまらない。
むしろ1700万ドルの開発費を投じて作られたアセットを自由に利用できるチャンスをモノにしてゲームを完成までこぎつけたAnmol Virk氏の行為はゲーム制作を目指す若者たちに大きな刺激を与えたと捉えた方が良いだろう。言い方を変えて表現すれば「ミスフィット(Misfit)」はパラゴン(Paragon)の公式二次創作作品なのだ。
個人でもAAAクラスのゲームグラフィックとキャラクターを持つ作品が作れてしまうUnreal Engineは、世界中のゲーム開発者たちに大きなチャンスを与えてくれるゲームエンジン。そんな同エンジンの魅力と性能が遺憾無く発揮された本作は、今後のインディーゲーム開発競争に於いて一つの方向性を示した作品となるだろう。
「ミスフィット(Misfit)」は、Unreal Engineが持つポテンシャルを活かした作品に触れてみたい人におすすめの新作ゲームだ!
3種類の異なるロケーションがユーザーを待ち受ける!
「ミスフィット(Misfit)」には3種類の異なるロケーションが登場!雄大な自然に囲まれた山岳地帯や全てが黄金色に輝くピラミッド一帯、ネオンが燦然と輝く近未来SFらしい都市部を舞台に戦えば興奮度はMAX!全てのステージを制覇してアクションシューティングの世界を存分に楽しもう!
山岳地帯
切り立った岩山に囲まれた石造りの建造物が戦場となる「山岳地帯」では、建物や障害物の高低差を活かしたアクションシューティングを満喫できる。周囲にある草原もフィールドに含まれるため緩急をつけたプレイスタイルで戦うことができる点がポイント。複雑な地形を把握して上手く立ち回ろう。
ピラミッド一帯
エキゾチックな雰囲気を持つピラミッド一帯は大ヒットゲーム「シリアスサム」を彷彿とさせるアクションシューティングにピッタリのロケーション。画面全体が黄金色に覆われる美しい演出が最高。ただし平地が多く起伏に乏しい地形を持っているため、大勢の敵に囲まれた場合にはすぐにピンチになるTPS上級者向けのステージだ。
大都市
近未来的な雰囲気を一番味わえる最高のロケーション。超人的能力を駆使する主人公が暴れまわる光景がよく似合うステージだ。時間設定が夜間になっているので各種の攻撃エフェクトが景色に映える。「AKIRA」や「マトリックス」的な世界観を望んでいる人には断然おすすめのロケーションだと言えるだろう。
「ミスフィット(Misfit)」は、タイプが異なるロケーションが用意されているTPSをプレイすることが好きな人におすすめの新作ゲームだ!
華麗なアクションと派手なシューティングを楽しもう!
「ミスフィット(Misfit)」最大の魅力は主人公キャラクターが繰り出す超人的なアクションシーン!Unreal Engineが生み出す壮絶なアクションシーンと1700万ドルを投じて制作されたアセットのクオリティを存分に堪能できるぞ!
常人では不可能なジャンプ力を有する本作の主人公はジャンプを交えたアクションが得意。空中でのアクションを交えて縦横無尽に動き回れることで二足歩行型キャラクターが持つ制約から開放され、ダイナミックなバトルシーンが生まれる。多数の敵キャラクターに囲まれた状況から華麗に脱出するプレイを楽しんでみよう!
高所から降下する際にキャラクターが身に付けている衣装が重力の影響を受けてカッコ良く翻る描写も非常にリアル。元が1700万ドルを投じて開発されたアセットであるため、キャラクターの動きには一切の隙がない。スピード感満載で繰り広げられる本作のアクションは多くのユーザーを魅了する要素を持っているぞ!
主人公キャラクターはジャンプだけではなくスプリントを行う際にも超人的な能力を発動することが可能。少し古い例えだが「バイオハザード5」に登場したウェスカーに似たトリッキーな移動アクションでフィールドを駆け回ることができる。スピーディーなゲーム展開を望むユーザーにはたまらないアクションシーンだ。
キャラクターが持つ高速アクションを満喫したい場合はオンラインマルチプレイで他のユーザーと戦うのが最も効果的。超人キャラクター同士が互いに猛スピードでぶつかり合うアクションバトルは迫力満点だぞ!
「ミスフィット(Misfit)」は、華麗なアクションシーンを繰り出せるシューティングを望んでいる人に断然おすすめの新作ゲームだ!
ミスフィット(Misfit)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K / AMD FX-6300 | Intel Core i7-4770K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon HD 7950 | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 |
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