異星に取り残された調査隊を探索に出かけよう! 凶悪なエイリアン達を打ち破り、一日でも長く生存し、より多くの情報を手に入れるのだ!
「シーキング・ダーン(Seeking Dawn: Free to Play Edition)」は2018/11/01にゲーム配信サイト「STEAM」にてダウンロードサービスが始まった。開発・販売ともに「Multiverse」が行っている。VRを用いた仮想現実の中で戦うガンシューティングゲームだ。
Seeingk Dawnは未知の惑星に降り立ち、探索を続けて、危険なエイリアンを倒していくのが目的になっている。シューティング要素の他に、クラフトなども行うことができ、武器や弾薬などを制作することで、プレイヤーが強くなっていくRPG的な要素も兼ね備えているのだ。
美しいグラフィックでVR技術をフルに活用しているため、臨場感は申し分ない。本格派のFPSガンシューティングを求めている人にぴったりのゲームだ!
有料版とは異なる新しい展開が待っているぞ!
今回公開されたSeeking Dawn: Free to Play Editionは、2018年7月12日にリリースされた有料版であるSeeking Dawnのダイヤルバック版なので、まったく別物だと考えておこう。
Seeking Dawnは23世紀の異星が舞台になっており、危険なエイリアンが蠢く惑星で消息不明になった調査部隊の行方を追いながら、サバイバルを行い生存していくのが目的だ。
危険な生物も数多く存在する異星の中を、VR映像を用いたリアルなサバイバル生活を行うことが出来るのが最大の売りとなっている。拠点を拡張したり、素材を回収してきて、武器を制作したり、様々な体験を通して異世界で生き抜いていこう。
VRでしかプレイ出来ないので「HTC Vive」「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality」などのバーチャルリアリティ対応ヘッドセットがなければならない。プレイ環境のハードルはやや高いが、その分、没入感のあるVRだからこその面白さを持っている。貴重な経験ができること間違いなしのオススメのゲームだ!
圧倒的なほど美しいグラフィック!
画像からでは本作のグラフィックは実感しづらいかもしれない。しかし、VRヘッドセットを使って覗き込めば、抜群に綺麗な情景が広がっていく。
そのため、PCの性能が劣っている場合、動作が鈍ってしまうなどの弊害もあるが、性能が十分にあれば、まるで本当にその世界を探索しているような気持ちになれるだろう。
その美しさは現状のヴァーチャルリアリティの中でもずば抜けており、緻密に描かれたグラフィックはまるで本物のような質感を与えてくれる。宇宙船から見る船外に広がる宇宙にも激しいこだわりを感じるほど丁寧な書き込みが行われているのだ。
特に驚かされるのが、宇宙探索用スーツを身に纏っているかのようなヘルメット越しに表示されるフィールド。呼吸で視界がぼやけるところなど、非常に凝った演出となっているので、表示の設定は最初にきちんとやっておきたい。
フィールドの見える部分も限られているので、見にくさや息苦しさまで体感できてしまうはずだ。緊張感がプレイヤーにもたらすリアル感というのは、実に新しい試みだろう。
ヘルメットを通して未知の惑星は恐怖の連続になる。背筋まで凍り付きそうになる攻撃的な恐ろしいエイリアンや、地球上に生息していそうな生物や小動物があちらこちらに姿を見せてくれるのだ。
SF色の強い中で、リアルなサバイバル体験が出来るのも、VRによるグラフィックが現実味を帯びた、すばらしさがあるからだろう。幻想的な世界の中でリアルな体験を通じて、このゲームを堪能して欲しい。
シングルプレイもマルチプレイにも対応している!
ハロウィンのために作られた今作のSeeking Dawn: Free to Play Editionも有料版であるSeeking Dawnの魅力をきちんと引き継がれている。その中でなによりも嬉しいのがマルチプレイ対応になっているところだろう。
Seeking Dawnはシングルモードでキャンペーンを通して、ストーリーを楽しめるのも魅力ではあったが、1人で出来るコトは限られていた。
ガンシューティングゲームであるため、敵が強くて1人でどうにもならないという状況もあるだろうが、それよりも圧倒的に資源の管理や研削、クラフトなどを1人で行うのが大変なのだ。
Seeking Dawnはガンシューティングゲームの要素を持ちながら、サバイバル要素を実装されているため、生きるための基本である「飢え」と「乾き」のステータス数値を気にしなければならない。食べ物や飲み物を摂らなければ、どんなにうまく敵を倒していても、いつか死んでしまう。
そうならないためにも、食料の定期的な補給を行う必要があるのだ。だが、定期的な補給のために探索も必要となるため、供給量が足りないとじり貧になってしまう。マルチプレイでは他の人と作業分担ができるため、作業の幅はかなり広げら、効率がかなり良くなるのだ。
無料版であってもその辺りの問題は変わらないので、マルチでタスクの管理を含め、サバイバル的な要素を助け合えるのは、非常に助かる。1人ではゲームのハードルがかなり高くなるので、できれば周りの友だちを誘って一緒に遊んだ方がSeeking Dawnをより楽しむことができるだろう。
幸いなことに本作のSeeking Dawn: Free to Play Editionはその名の通り、無料でゲームプレイ可能だ。友だちを誘うには絶好の機会だろう。
他にもマルチプレイにはオンラインもサーチも対応しているので、世界のどこかで遊んでいるプレイヤーと一緒に遊ぶこともできる。友だちの都合がつかない場合にはオンラインマルチも検討してみよう。素敵な出会いがあるかもしれない。
アイテムを製造して自軍を強くしていこう
Seeking Dawnでは敵を倒したりして、素材を集めることが出来る。最初はたくさん出てくるので、どれが重要なのかわからないコトも多く、取得が面倒に感じることも多いかもしれない。しかし、素材は重要なのだ。
マインクラフトなどをやったことがある人なら、意味のなさげな素材が後々重要になってしまったのも嫌というほど体験しているに違いない。どれもこれも重要な素材となるので、出来れば一つ残らず拾っておこう。
素材を持ち帰り、クラフトすることで、武器を強くしたり、拠点を立派にしたりと出来るコトが増えていく。武器を強くしていく流れはRPGのような感覚で行えるだろう。武器や装備がよくなれば、強敵にだって勝てるようになるはずだ。
敵のレベルが上がれば手に入る素材だってレベルアップしていく。優れた素材を用いて製造すれば、さらにプレイヤーは成長していく。今まで勝てなかったエイリアンや苦戦していた怪物を楽に倒せるようになったときの満足感も大きい。
ガンシューティングだけでなく、サバイバル要素とクラフト要素を組み入れたかなり長く遊べるゲームになっているぞ。
VRヘッドセットを通して広がっていく惑星の光景は、大きく息の呑んでしまうほどの感動を与えてくれるだろう。FPS視点でリアルな世界を堪能してみたいと望んでいる人には、これ以上ないオススメのゲームだ!
Seeking Dawnスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 SP1(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4590 / AMD FX 8350 | Intel Core i7-6700K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GTX 970 / AMD R9 290 | NVIDIA GTX 1070 / AMD RX Vega 56 |
VRAM | 4GB | 8GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要VRサポートのための追加ハードウェアが必要 |
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