『百英雄伝』のタイトル画像

『百英雄伝』は、2024/4/23からSteamストアで正式配信されているRabbit & Bear Studios/505 GamesのPC向け2.5Dロールプレイングゲーム作品。

世界のプレイヤーを魅了し続ける「JRPG」を全面的に打ち出したの世界観とゲームシステム、100を超える個性的な英雄キャラクターとフルボイスで語られる固有のストーリー要素、3D背景とピクセルアートの融合が大きな特徴。

世界中に影響を与えたJRPGのジャンルが好きな人、開発資金を募りながら製作されたゲーム作品に興味がある人、豊富な登場人物の物語要素を描き出すストーリーテリングを求めている人におすすめの新作タイトル。

このゲームはココが魅力!
  • 100体以上の英雄が登場
  • 『幻想水滸伝』のスタッフが開発
  • 王道のJRPG要素満点

100以上の英雄が集うRPG

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで好評配信中の『百英雄伝 (ひゃくえいゆうでん)』は、100体以上の英雄キャラが個別ストーリー要素で語られていく世界観を持つおすすめのPC向け新作ゲームタイトル。

日本で生まれてその後世界中へと波及していった「JRPG」ジャンルへの深い造詣によって生み出された『百英雄伝』は、幾多の英雄たちが織り成すストーリー要素が強烈な魅力を放っているJRPGファン必見の作品だ。

ゲームのプレイ画面

本作を開発したのは、インディーゲームデベロッパーの「Rabbit & Bear Studios」で、パブリッシングは505 Gamesが担当。作品は2020年に「Kickstarter(キックスターター)」で出資を募って開発された経緯を持っている。

『百英雄伝』はKickstarterでの計画公開直後にコミュニティーから絶大な支持を獲得し、2020年の資金調達額で1位に輝くという快挙を達成。世界から注目が集まっている話題の新作RPGで、この作品を見逃す手はないぞ。

『百英雄伝』の世界観

多くの価値観、文化を持つ国が集まる場所、 オールラーン大陸、その一地方から物語が始まる。
剣とそして、神秘的な力を秘めた魔導レンズ(ルーンレンズ)が力を振るい
人、獣人、エルフ、砂漠の民、それらが時に協力し、時には覇を争い合っていた。

その中で魔導レンズの力の研究で一日の長を持ち、その力を引き出す技術を習得した
帝国、ガルディアは更なる魔導レンズの力を求めて各地に捜索の手を広げていた。

その捜索の任にあたった帝国の若き俊才士官セイ・ケースリング、
そしてその捜索隊に加わりセイと友情を交わす事になる辺境の村出身の少年ノア。

二人は運命に導かれ、新たな戦乱の世で探し求めることになる。
それぞれの正義と真実を。

『幻想水滸伝』シリーズの開発スタッフが参加

『百英雄伝』の開発には、1995年に誕生した名作JRPGシリーズ『幻想水滸伝』の主要スタッフであった故・村山吉隆氏(シナリオ)と河野純子氏(キャラクターデザイン)の2名が参画しており、同シリーズファンの人も必見。

本作の正式配信を見届けることなくご逝去された村山吉隆氏については非常に残念だが、100名以上の英雄たちがそれぞれのストーリーを紡いでいく世界観に村山氏の手腕が遺憾なく発揮されている新作RPGと言えるだろう。

『幻想水滸伝』に連なる世界観を持つ作品

90年代に流行したJRPGスタイルの2.5Dグラフィックについては、村山氏が「開発のコアメンバーが現役だった頃に得意としていたことを現代の環境で作ったらどうなるのか」と試行錯誤した表現の帰結であることを語っている。

あらゆる意味において『幻想水滸伝』というJRPGの存在を現代へ蘇らせることに腐心した新作タイトルで、JRPGの「黄金期」を知っている開発メンバーらしい手腕や手法をたっぷりと堪能できる作品であるという点に価値がある。

精神的な原作とも言える『幻想水滸伝』シリーズのファンの人には無論のこと、レトロゲームの変遷を目撃することなく現代のゲームから始めているRPGファンの人にもおすすめできる「温故知新」的なPCゲームタイトルだ。

ゲームの特徴

ファンタジー世界の「オールラーン大陸」が作品の舞台。物語のコア主人公キャラは諸国連合の警備隊士「ノア」、ガルディア帝国の若き士官「セイ・ケースリング」、古代遺跡を守るガーディアンの少女「メリサ」の3名だ。

2.5Sのプレイ画面

ノアとセイは敵同士となる陣営に属している人物で、それぞれが「自分が信じる異なる正義」のために衝突するという物語要素が展開。そこに第三者の視点でメリサが絡んでいくというストーリーテリングが用いられている。

ゲームに登場する他の英雄たちにもそれぞれの大義や立場があり、これらをシナリオへと落とし込んでいく際には筆舌に尽くしがたい苦労も伴ったはず。村山氏の手腕を確実に実感しながら遊べる必見の新作PCゲーム作品だ。

それぞれに大義がある主人公

冒険で仲間になってくれる英雄キャラクターたちは、一人ひとりが特技や能力を駆使してプレイヤーをサポートしてくれる。キャラクターコレクション要素という点では膨大なやりこみ要素を持っているRPG作品と言える。

精神的な原作と言える『幻想水滸伝』の初期シリーズを彷彿とさせる2.5Dのゲームグラフィックは、本作最大の特徴と言える描画スタイル。背景を3Dフォーマットで、キャラをピクセルアートで再現するスタイルが非常に斬新だ。

100体を超える英雄が登場

完全な懐古主義でドット絵を用いるのではなく、現代の技術で到達できる表現手法を上手く模索しながら、「広がりを感じさせるファンタジー世界」を創生している点で意義深く、プレイ画面に釘付けになること請け合いだぞ。

王道のターン制コマンドバトル

バトルシステムに関しては、JRPGジャンルでは絶対に外せない「ターン制コマンドバトルシステム」を採用。プレイヤーの戦術や戦略性を遺憾なく発揮できる王道のコンバットシステムが光るタイトルで、やりこみ要素は満点だぞ。

仲間の英雄キャラクターと連携することで強力な合体技を放つことができる「英雄コンボ」システムも作品の魅力で、さらに戦場が持っているギミックも取り入れながら戦いを進められるため、バトル中には飽きることがない。

バトルシーンの一例

バトルシーンでは上空見下ろし型のカメラアングルを採用しており、これがワールドの奥行きを感じさせる点で非常に効果的な手法になっている。躍動感のあるバトルを楽しめる作品で、年代を問わず夢中になって遊べるはずだ。

100体以上の英雄キャラクターを編成しながら戦いを楽しめる本作では、十人十色の魅力を持つ英雄キャラを取捨選択して自分なりの「最強パーティー」を模索していくプレイ要素が大いに捗る。好きなメンバーで編成を楽しもう。

前述の「英雄コンボ」は特定のメンバーによって繰り出されるため、これを重視してロアなパーティーで楽しむのも一興。ただし編成には正解がないので、プレイヤーの戦術性や裁量に委ねられるという点で自由度は非常に高い。

成長と発展要素

手に入れた英雄キャラクターたちを育成していくのは無論のこと、ゲームではプレイヤーの拠点となる「本拠街」をプレイの進捗や新たな英雄キャラクターの参加によって発展させることが可能。SLG要素もある新作ゲームだ。

ゲーム内のワンシーン

本拠街を発展させることによって、雑貨品や装備アイテムを提供する店舗や、旅の仲間たちと共に演劇を楽しむ「劇場」などを建設・増設できるため、ストーリー要素に浸りつつ、没入感満点にプレイを楽しめること請け合いだ。

楽しいミニゲーム

シリアスな冒険の合間に、ちょっとしたミニゲームで気分をリフレッシュできる点も作品の大きな特徴。多彩なミニゲームコンテンツにアクセスしながら作品の多面的な魅力に触れつつ、ゲームを存分に遊び尽くそう。

『百英雄伝』に実装されているミニゲームには、英雄と対戦できるカードゲーム、エッグフットを育てて挑むレースゲーム、白熱間違いなしのベーゴマゲームなどの面白コンテンツが搭載されている。どれも魅力的だ。

販売価格とスペック

Steamストアでの販売価格は5,680円で、標準で日本語インターフェースと音声・字幕を実装。なお、ストアではデジタルデラックス・エディションや、前日譚を体験できる『百英雄伝 Rising』とのバンドル製品も販売されている。

デジタルデラックス・エディションに同梱されているのは、ゲーム本編と15曲以上のデジタルサウンドトラック、60ページ以上のデジタルアートブック、シーズンパスと各種のアイテム。ファンは必見の豪華なエディションだ。

バトルシーン

ゲームはXboxコントローラーとDUALSHOCKコントローラー、DualSenseコントローラーの操作を部分的ながらサポート。なお、PSコントローラーはUSB接続のみとなる。開発者はコントローラーでの操作を推奨しているぞ。

PCへの要求スペックは比較的軽め。推奨要件で提示されているグラフィックボードはGTX 1650もしくはRadeon RX 570クラスのパーツとなるため、現行のローエンドなゲーミングPCがあれば十分にプレイできるはずだ。

CPUの推奨モデルはIntelのi5-6600KもしくはAMDのFX-9590クラスと、プロセッサー面でも参入の敷居は低い。メインメモリの推奨搭載量も8GBと軽量で、これらのスペックをクリアできる人は多いはずだ。

戦術性を発揮できるバトル

インストールサイズは30GBと、PCゲームとしては一般的なサイズ。追加コンテンツやアップデートに備えて、ストレージにはある程度の余裕を持っておきたい。全般的に「軽さ」が光るおすすめの新作PCゲームタイトルだ。

『幻想水滸伝』の開発スタッフが送る新作「JRPG」タイトル『百英雄伝』は、現在Steamストアで好評配信中。黄金期のJRPGを知る人物たちによって命が吹き込まれた壮大な世界が際立つ見逃し厳禁のRPGだ。

ソロプレイ専用のタイトルとなり、オンラインマルチプレイには非対応となっているが、そこもJRPGらしさを持っていて魅力的。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】JRPGファン必見の新作!

百英雄伝スペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 10
CPU CPU: Intel Core i5-4670K (4 * 3400) / AMD FX-4350 (4 * 4200)
メモリー 8GB
グラフィックカード GeForce GTX 660 / Radeon R7 260X
VRAM 2GB
HDD空き容量 30GB
DirectX
回線速度
備考 Minimum - Target resolution and FPS (1080@30)

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